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鯛車ギャラリーが今年オープンします!

先週まで地震の影響で鯛車の作業がお休みでした。

今回の地震で被害に遭われた方々へお見舞い申し上げます。
1日でも早く復興できるように私たち1人1人が
今できることを考えて実行していきたいですね。
私はまだ節電と募金くらいしかできていませんが
他にも考えて行動していきたいです。
この前の日曜日は鯛車の修復作業、制作作業がお休みだったので
朝から今年オープン予定の鯛車ギャラリーの掃除と家具の設置をしました。
この施設は以前まで、巻役場の書物が保管されていた蔵でしたが
書物を移動した後は使われていませんでした。
ちょうど1年くらい前にプロジェクトの土田さんが、
「ここに鯛車の拠点ができたらいいね。」
「宝くじが当たったら修復しよう。」
と話しをしていて結局宝くじは当たらず駄目だったのですが、
土田さんが機転を利かせて
なんと修復ができる助成金をもらうことに成功しました!
強く想えば現実になるとはこのことですね。
1年後にもうできるのですから夢のようです。
土田さんの熱意には心から感謝しています。
鯛車たちも自分たちの家ができてきっと喜んでますね。
施工は地元の田中工務店さんにお願いして
ライティングは六本木ヒルズなどの照明を手がけられた稲葉裕さんに
お願いしました。
稲葉さんとは4年前の万代橋のイベントで初めて知り合い
表参道のイベントでも何度かお会いしていたのですが
まさか巻で鯛車に関わっていただけるなんて思いませんでした。
今は鯛車の応援団として色々とサポートしていただいています。
稲葉さんも田中工務店さんもほとんどボランティアで作業して
いただきありがとうございました。
このご恩はこの活動を広げることで返していきたいです。
外観はこんな感じです。これから看板と暖簾を付ける予定です。
二階の窓から鯛車が覗いているのがわかりますか!?
一階は工房スペースです。写真には写っていませんが
鯛車が座って作れる小上がりの畳もあります。
けやきの立派な扉です。
元々はここに出入り口がありました。

二階はギャラリースペースで灯りをつけた鯛車たちが並びます。
 

近隣の公民館から椅子を、近くの施設から
いらなくなったテーブルをもらってきました。
色合いもデザインもこの蔵にぴったりです。

椅子はサビを落としてきれいに磨けば新品同様です。

この藤でできたソファももらいものです。
自宅にほしいくらいですね。

お昼は巻の漆山にあるますや食堂の
名物「肉チャーハン」です!!

名称はギャラリー&ファクトリー「鯛の蔵」です。
プロジェクトのみんなで掃除をして壁に油を塗ったり、床にワックスを塗ったり
少しづつ完成に近づけてきました。それだけに思い入れの深い空間になりそうです。
今後もオープンまで随時報告してきたいと思います。

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