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2013年、夏の鯛車教室開催!

7月から鯛車のイベントが山ほどあり、

お盆を終えてようやく落ち着きました。
関わっていただいたみなさんおつかれさまでした。
いつもプロジェクトを支えて下さり、ありがとうございます。
それではひとつずつ整理しながら紹介していきたいと思います。
まずは6月から始まった巻の鯛車教室についてです。
今回で16回目の開催となりました。
プロジェクトを立ち上げてから8年経ちましたので
巻の鯛車教室は1年に2回行っている計算になります。
教室は3時間を8回に分けて行います。
時間は9時から12時、毎週日曜日に行っていて
2ヵ月かかります。
今回は行程ごとに教室を追っていこうと思います。
まず必ず始めに行うのが、鯛車の歴史と
鯛車復活プロジェクトの活動を紹介します。

さっそく作業に入るのですが
用意された台に竹の穴を刺すための穴を
キリで開けていきます。

次は竹を穴に刺し、曲げてから糸で組んでいきます。
ここで鯛車の形が決まります。

そして紙貼りに入りますが、実は紙は高価な和紙ではなくて
障子紙を使います。障子紙は薄くて光を通しやすいし強いからです。

紙は洋服を作るようにパーツパーツごとに
細かく用意し、張り合わせていきます。
鯛車づくりの半分がこの紙貼り作業です。

紙が貼り終わると溶かした和ろうそくを
勢い良く塗って模様を描きます。
塗り直しが効かない一発勝負です。

ろう塗りが終るといよいよ鯛の絵付けに入ります。
まずは赤のグラデーションを塗っていきます。
グラデーションは感覚的な作業なのでぼかし幅に注意します。

グラデーションが終ったら鯛の体に赤色を塗っていきます。
ここでようやく鯛に見えてきました。

最後にヒレとタイヤをつけて完成になります。
みなさんおつかれさまでした!!

簡単に作る手順を説明しましたがわかってもらえたでしょうか。
やはり鯛車は実践で憶えてもらうのが一番だと思います。
それでは毎回恒例の最終日、完成発表会の様子をご覧下さい!
いつものように垂れ幕をメンバーの西方さんがその場で書き上げます。
これも毎回恒例となってきましたね。素晴らしい!!

鯛車を完成した方からお手伝いいただき、
垂れ幕をつり下げます。

そして、お待ちかねの点灯式です!!
みんな一斉に3.2.1のかけ声で点灯させるのですが、
いつも数台の鯛車が点かずに失敗するのですが、
この日はかけ声の合図で1台も失敗することなく
一度にパッ!と鯛車が輝きました。
こんなこと初めてです!
鯛車にあかりが入る瞬間の
みんなの顔が忘れられません。

第16回のみなさん、完成おめでとうございます!

そして最後にみんなでお昼をいただきながら、
一人一人感想を話していきます。
これも恒例ですが、私はこの時間が一番好きです。
今回の教室はいろんなできごとが起りました。
2回目にガルベストンの方が来られてみんなで一緒に鯛車を作ったこと。
詳しくはこちら↓

そして夫婦で参加していた方がいて、
教室後に子どもが産まれる予定が
最終日を迎える前に産まれてみんなで祝福したこと。

兄弟で参加した方が多数いたこと。

テレビの全国放送の撮影ロケが教室中に行われ
みんなドキドキしていたこと。
などなど色々な思い出がたくさん詰まった鯛車教室でした。

私にとっても昨年産まれた娘が歩けるようになり、
毎週教室にお邪魔してはみんなの邪魔をして迷惑をかけてましたが
教室参加者みんなと触れ合うことで人見知りもしなくなり
スクスクと育っています。本当にありがたいです。

次回秋の鯛車教室は10月半ばからを予定しています。
今回参加できなかった方が10名ほどいますので
募集人数は15名程度とさせてください。
参加してみたい方は以下までご連絡ください。
メールの方はtaiguruma@gmail.com
電話の方は090-7413-7793

鯛車は誰でも作れます。
みんなで巻の鯛車を復活させましょう。
ご参加お待ちしております!

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