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鯛車 in ガルベストン Part.3

今日から朝が早い。

8時には会場入りして生徒さんたちを待ちました。
時差ぼけもようやく慣れて、朝はLINEをつかって家族と普通に会話できる。
時差が15時間もあるので自宅は夜なんですね。
それにしてもすごい時代になりましたね。
アメリカにいても普通に近くで会話しているように
声が聞こえる。しかもインターネット電話だから無料。
とても便利ですね。
そんなことを考えていると生徒さんが集まってきました。

鯛車も少し眠たそうzzz

生徒のテリサは朝いつも釣りに行ってから
教室にきます。なんと釣ったばかりのヒラメを
見せてくれました。
そのテリサが自分の名前を書き出しました。
初めてなのに私の字より上手かも。。。

仲良し夫婦のリム(左)とジップ(右)はベトナム系で
日本のモノが大好き。
日本のコレクションが自宅に山ほどあるそうです。

今日は巻メンバーのドックが観にきてくれました。
ドックの右にいる女性、レスリーは
学校の美術の先生で鯛車教室の4日間は学校をお休みしているそう。

今日はみんな和紙はりまで進みました。
思ったより早い!
やはり自分で作りたいと思って応募してきただけあって
とても一生懸命にやってますね。
完成が楽しみです。
午後は地元の小学校を訪問しました。
今日は学校の文化祭のようです。
そこで驚いたのが、夕方の18時くらいから
文化祭がスタートしたことです。
日本では夕方から夜にかけて文化祭をしかも
平日に行うなんてありえないですよね。
ここも文化の違いなんでしょうか。
学校に入ると子どもたちの作品が飾ってあります。
そしてガラスケースに鯛車が!!
鯛車の歴史やプロジェクトの説明までありました。

ブラックライトに照らされている!?

しかもイルカのイラスト入りです。
カタチが独特だけど完成度が高いですね。
なぜこの学校に鯛車があるかというと
6月にガルベストンの6名が巻に来て
帰りに25台分の材料を持って帰りました。
そして11月までにそれぞれの学校の授業の中で小学生から高校生までが
鯛車づくりをしたんですよ。
高校生が台座から骨組みをつくり、小学生が色塗りを担当しました。
1校で2台の鯛車をつくり、1台は巻の伝統的な鯛車を、
もう1台は学校のスクールカラーで色を塗りました。
他にもペーパークラフトの鯛車づくりを行ったり、6千人の子どもたちが
何かしらの方法で鯛車づくりに関わったようです。
巻でも全ての学校でできたらいいのに。
この勢いは本家がすぐに追い抜かれそうです。。。

体育館では鯛車が波の中にいました!
小学校の校長先生と一緒に記念撮影。

まだ制作途中の鯛車もあり、週末のキャンドルイベントに
間に合うように頑張って作っていました。
一体どんなイベントになるのかはお楽しみに!
ガルベストンの子どもたちとたくさん交流してあっという間に夜になりました。
そしてこの日はまだまだ終わりません。
ちょうどこの日が一緒にガルベストンに行った皆川さんの誕生日。
夜の食事の時にでも何かできないかと
朝の教室の時にデビィにこっそり話しをしておきました。
するとデビィにはある作戦が!!
私もどんなことが起るのか聴かされてません。
果たしてその結末はいかに。
そこにはテキサスなだけにびっくりな仕掛けが待っていました。
つづく

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