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2011.02.28 Mon
「鯛車の修復作業」&「巨大鯛車づくりpart.2」
昨日は町のコミュニティーセンターで
鯛車の修復作業をメンバーで行いました。
2009年の「水と土の芸術祭」で100台の鯛車をみんなで作ったのですが
様々なイベントで展示されたり、引っ張られたりしたため
和紙が切れたり、色があせたりしたものが数多くありました。
今は巻文化会館のロビーに飾ってあるのですが
人目につくところだし、壊れたままだと鯛車も可哀想なので
教室のないオフシーズンのうちに
修理しようということになりました。
鯛車は骨組みが竹でしっかりできているので、
和紙を剥がして新しく貼り直せばまた復活します。
昔はお盆のお墓参りに向かう道が
今のようにきれいに舗装してなくて、
砂利道などが多かったらしく
夜ろうそくの灯りをつけた鯛車が倒れて燃えることが
よくあったそうです。
ただ、壊れたからそれで終わりではなくて
家に持って帰ってまた張り替えて作り直すということが
行われて、その繰り返しで今の時代にも残ってきたものだと思います。
その精神を受け継ぐためにも私たちにとって
修復作業はとても大切なことです。
自分で作った鯛車は自分で修理するのが決まりです。 |
鯛車も修理してもらってなんだかうれしそうですね。 |
竹が固いため火であぶってみましたが、、、 きれいに曲がりません。 |
パーツごとに木枠に竹ひごを刺していきます。 |
上の写真は竹がきれいにカーブを描いていますが、
ただ曲げるだけではここまできれいに曲がらないんです。
試行錯誤の結果ある方法を見つけました。
ヒントは上の写真の中にあります!
来週はいよいよ鯛車の形が見えてくると思います。
次回もお楽しみに〜