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鯛車修復作業、再開!

おとといの日曜日に久しぶりに鯛車の修復作業を再開しました。
今回は15人近く集まり午前中わいわいとおしゃべりしながら
楽しく作業ができました。

今回はジャンボ鯛車チームも修復作業に加わりました。
ジャンボ鯛車は骨組みまでできたのですが
肝心の和紙が地震の影響もあって届かず、作業は来週からとなりました。
和紙は青森のねぶたで使われている丈夫なものを取り寄せています。
どんな和紙が張れるのか来週が楽しみですね!

だいぶ進んできましたね。この鯛車は痛んだ和紙をはいで
貼り直しています。やはり先生が作っているだけあって
作業スピードが早いです。

この鯛車は頭のてっぺんだけはいで貼り直しました。
台の後ろに書かれているイラストが
みんなはJALのマークじゃないかと言っていましたが
違いますよね!?鯛車とJALのコラボレーション!?

ジャンボ鯛車の色合いを試しています。
上の写真は雨が降っても絵の具がにじまないように
絵の具に特殊なコーティングを施しました。

ろうそくとニスの透明感を比べています。
ろうそくは絵の具をはじきますが、
ニスははじかず吸収してしまうことがわかりました。

鯛車のメンバーには素晴らしい技術を持った人がたくさんいます。
みんな鯛車用の工具箱を毎回持ってきます。
その中には鯛車を作るために探してきた様々な道具が入っています。
私はみんなの道具箱をみるのが大好きなんです。
今日は少しだけ紹介したいと思います。

これは竹と竹をはさむ道具です。
プラスチック製なのですがものすごく強力です。

メンバーの西片さんは鯛車以外にも白根の凧を
作っています。この麻の縄は凧をあげる際に引っぱる
ヒモらしいです。ものすごく丈夫です。

鯛車ではヒレを固定する際に細かく編んで使っているそうです。
西片さんにお話を聞いたところ大凧一枚に使う麻のヒモは
100万円以上もするそうです。しかも3年ほどしか持たないとのこと。
知らなかった。。。
道具で鯛車は決まるとみんなが言っていました。
他にもおもしろい道具は山ほどありますのでまた今度紹介します。
来週の日曜の修復作業は場所の関係でお休みになります。
修復作業はまた再来週に再開します。

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