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鯛車本来の姿。

8月13日のお盆は前日に新潟日報さんが
新聞でティファニー賞受賞の件を載せていただいたり、
まちづくり協議会さんから事前にチラシをまいていただいた
おかげもあり、今までで鯛車のイベントをした中で
一番の盛り上がりでした。
町の人たちは少しづつですが、確実に鯛車のことを
気にかけてくれているのがわかります。
今回はイベントが始まるところから紹介したいと思います。

当日の貸し出し用の鯛車が
「鯛の蔵」の横に並んでいます。

貸し出しは7時からだったのですが
早くも予約のお客さんが!!

蔵の前には商工会の皆さんが頑張って並べた鯛車です。
この鯛車たちは過去に私たちプロジェクトが
小学校に行っておしえたものです。
70台が並びました。懐かしいですね。

この前小学校でおしえていた
子どもたちも来てくれました。
そしていよいよ7時に貸し出し開始です。

これを見て下さい!
40台近くあった鯛車がすぐになくなり
順番待ちの大行列です!!
ここまでの行列は初めてですね。

「鯛の蔵」も大盛況です。
初めてくる人たちばかりで
みんな懐かしいと喜んでくれました。
帰省客もたくさんいましたね。
貸し出された鯛車は上の写真のように
「鯛の蔵」から自分のお墓まで引っぱります。
近くには4つのお寺があるんですよ。
お墓では鯛車とともにお参りする人たちが
たくさんいました。
もちろん浴衣姿の人たちも!

私たちプロジェクトの目標である
「昔当たり前だったお盆の情景を復活させて
鯛車のあかりで町を真っ赤に染めたい」とは
まさに上の写真のことなんです。

中には教室に参加して自分で作った鯛車を引っぱってくる方も
何人かいました。8月に終わった教室の生徒さんが
自分の孫に鯛車を引かせていました。
完成した時よりも良い顔してましたね。

鯛車は作ったら終わりではなくその先のストーリーが
あるんですね。教室に参加した人はきっとお盆に引っぱったり
飾ったりしてくれているはずです。

少しづつですが着実に夢は近づいています。
来年は行列にならないよう
みんなでもっと鯛車を作らないとですね。
協力していただいた皆さん、おつかれさまでした!

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