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2016.04.18 Mon
色の研究をしました。
まず、熊本の震災で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
本当に悲しい出来事が起こってしまいました。
ニュースで地震速報が出るたびに、胸が痛いです。
今、自分たちにできることを考えて行動したいです。
今日は久しぶりのブログ更新です。
つい最近満開だった桜も散り始めました。
6月まで巻では教室がないのですが、
今年は2年に1度の修復の年で
メンバーは自宅に痛んだ鯛車を持ち帰って
修復活動に奮闘しております。
昨日の日曜日には紙まで修復した鯛車をみんなで持ち寄って
色塗り作業をしました。
久しぶりに会うメンバーたち。
鯛車の話しが弾みます。
大きなブルーシートを敷いて みんなで色塗りをスタート。 |
キレイな赤が光に透けてキレイですね。 |
今回はただの色塗りではありません。
更にこの日はみんなで雨が当たっても良いように、
染料、顔彩、アクリル絵具、 さまざまなものを用意しました。 |
なかなか配分が難しいのですが、 ここは企業秘密ということで。 そこまで考えてないですが。。。 |
すごくキレイな色が完成しました。 こういうの好きです。 どんな色の鯛車が完成するのかは来週のお楽しみに。 |
そしてこの日は西方先生から あるモノの講習を受けました。 |
なんだかわかります?? 細かいところもかなり凝ったつくりです。 |
だんだんカタチが見えてきましたね。 |
ここまでくればもうわかりますね。 |
そうです。スイカ車の作り方を教わっていたのでした。 やっと仕組みがわかりましたよ。 西方先生、ありがとうございました。 |
ご存知でない方のためにスイカの説明を。
昔鯛車は高価なものでお金持ちの家の子どもしか買って
もらえませんでした。お金のない家の子どもはこのスイカでした。
スイカは簡単にできたから安かったんですね。
ただ、子どもたちはみんな鯛車が欲しかったわけで、
それでお金のない家もお父さん、お母さんが
売っている鯛車を見よう見まねで真似て
鯛車を自己流でつくったんですね。
それでどんどん鯛車が浸透していったと伝えられています。
もしかしたら昔鯛車が普及したのはスイカのおかげかも
しれませんね。
このスイカ車、お盆の貸し出しの際には数が少ないせいか
子どもたちに大人気なんです。
それではなぜスイカだったのか!?
お盆のときのお墓のところに、ナスやきゅうりに串で足がついたものを
見たことがあるかと思いますが、その流れという説もあります。
他にも巻町は夏になるとよくスイカも作られているし、
まだまだ謎に包まれています。
情報ありましたらぜひおしらせください。
来週は修復用の鯛車もいよいよ完成します。