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2018.02.28 Wed
鯛車教室 in 長野善光寺③
Taiguruma Workshop in Nagano Zenkoji -vo.3-
この日は長野教室最終日。朝からみんな完成に向けて頑張っていました。夜は灯明まつりといって、善光寺がいろんな色にライトアップされたり、善光寺へいく参道にはたくさんの行灯が並べられたり、善光寺ではけっこう大きなイベントです。
朝の善光寺。3連休のせいか昼間でもこの賑わいです。
そして教室もいよいよクライマックス!
毎年、私たちを受け入れてくれる東澤さんもスイカ車に初挑戦です!
そしてみんなの鯛車にも色がついてきましたね。
こちらのスイカにも色が入りました。美味しそう!
こちらのご家族、息子さんが色ぬり担当です。家族3人で鯛車づくり、いいですね!
親子で参加のつばきちゃん、カラフルで今まで見たことのないような鯛車ができそうです!やはり子供の発想はおもしろいですね。隣のお父さんも楽しそうですね!
そしてみんな時間内に完成して、お決まりの点灯式です!あかりが入った鯛車をみて、みんな嬉しそうですね。以前の教室に参加した人たちにも鯛車を持ってきてもらい記念撮影しました。無事に完成おめでとうございます!これから善光寺まで大パレードのはじまりです!
つばきちゃんの鯛車、光が入ると更に可愛いですね!
そして今回はスイカも2台加えて出発しました。この日は天気も良かったのか鯛車が進まないくらいの大賑わい。鯛車はかなり目立つので写真をいろんな人に撮られて大人気でした!
最後は人混みがないところで善光寺さんとの記念撮影!みなさんおつかれさまでした!
やっぱり自分でつくった鯛車を引くのは良いものですね!ロジェさんに戻ると食べ物を用意して待っていてくれました。子どもたちは親戚の集まりみたいに楽しんでいたのが印象的でした。
最後に今回参加したつばきちゃんからお手紙まで!なんて良い子なんだ(泣)次回は巻に大きい鯛車をつくりに行きたいとのこと。こうして長野教室は無事に終了しました。
いつも言ってることなのですが、なんで巻じゃなくて県外・海外で教室をやるの?と聞かれることがあります。私は13年前、教室は巻の中でしかやりたくないし自分が職人になってひたすら作っていこうと思っていました。しかしやり始めると教室の参加者は増えていったのですが、若者が全く興味を示していないことや、町の人たちにとって鯛車の価値がすごく低いものだというのがわかりました。それを改善するためにいろんな地域で鯛車のファンをつくり、巻に行ってみたいとか巻には鯛車というすごい伝統玩具があるというのを教室やイベントを通じて内からではなく外から伝える活動にも力を入れることにしました。そうしたら徐々にですが、巻の人たちも鯛車の価値に気づいてくれたのか、町のシンボルとしてだんだん使われるようになりました。そしてたくさんの賛同してくれる仲間ができました。長野もアメリカも巻から離れていますが、鯛車のファンになった人たちとは気持ちでつながっている気がします。今年はやめるイベントもあれば新しく立ち上げるイベントもあります。また報告させていただきますね。
長くなりましたが、改めて長野のみなさま、ありがとうございました!また来年この時期にお会いしましょう!