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2016.02.19 Fri
いつも長野のこと、想っています。
先週土日で長野教室&善光寺鯛車練り歩きを実施しました。
まずは少しおさらいを。
長野善光寺教室はもう5年ほど前に、今回教室を主催してくださっている
東澤さんが全国路地サミットというイベントが巻で行なわれたことで
偶然、巻へやってきました。そのときに鯛の宵を私たちがやっていて
東澤さんは鯛車に一目惚れして下の写真左にある一番大きいサイズを
買って帰られました。電車で担いでですよ(笑)
その後、東京表参道教室へ東澤さんは地元長野から何度も通い続けて、
自分でも鯛車をつくり、今度は自分の地元長野でもやってほしいと
そういった流れが長野教室開催のいきさつになります。
それが今から3年前ですかね。それで今年3回目の教室開催。
東澤さんはもともと長野善光寺門前でまちづくりのチームに入っていて
様々な人たちとの繋がりも強く、私たちが長野へ行くたびに
いろんな職種の人たちを紹介してくださり、私たちと長野の距離がどんどんと
縮まっていきました。
そして善光寺門前の人たちは町に対する志が本当に強くて
それが、無理をしている感じが全くなくていつも自然体。
何かやってやるっ!というグイグイいく感じではないんです。
いつの間にか溶け込んでいるというか土地柄もあるかと思うのですが、
もともと住む人たちとよそから来た人たちとの
絶妙なバランス。これは私たちがもっとも追い求めているものなんです。
少し前段が長くなりましたが、
自分の町から離れた町にも同じ志、同じ空気を吸っている人たちが
いると思うと励みになるし、私たちももっと頑張らなきゃ!と思う訳ですね。
巻は善光寺のように観光地ではありませんが、
人を呼ぶための資財はあるはず。
本当に長野の人たちとこの町に敬意を払いたいです。
そんな長野善光寺近くの雑貨屋ロジェさん。 お店のディスプレイに鯛車&新潟の地図が!しかも鯛車のイラスト付き。 今回の教室ではロジェさんで鯛車を観て、 そのまま教室へ参加してくださった生徒さんもいたんですよ! |
そして先週に引き続き教室は紙貼りからの スタートです。みなさん少し余裕がでてきましたね。 |
東京から参加の今井さん、 今週は息子さんも連れて来て一緒に作業です! |
参加者のこども同士も こんな感じで楽しそうに遊んでましたね! |
最終日を前にしての打ち上げで 立食パーティーも教室後そのまま行ないました! |
ここはもちろんロジェさんのケータリング。 美味しくて、話しが弾みます! |
そして、2日目。2年前に参加して作業が途中だった福太郎君が 作りにきてくれました!2年も経つと大きくなりますね! |
こちらは紙貼りが終わりろう塗りに突入です! |
フォトグラファーの山上さん。デザイナーの奥様が となりで目を光らせていますね(笑) 息子さん、そして抱っこされている娘さんも、 家族で一緒に鯛車づくり、いいですね! |
ニューヨーク出身のデミ。 2年ぶりに参加してくれました。 会えなかった2年間で日本語がものすごく上達していて びっくりぽんです!! |
最終週に撮影で同行してくれた 写真担当石田くんもこの笑顔! 新潟帰った直後にインフルエンザになるなんて このときはまだ、、、 |
いよいよ作業は大詰めです。 |
最後の目を入れて |
完成です!! |
そして恒例の点灯式!! |
今年もたくさんの鯛車が長野で完成しましたよ! みなさん、おつかれさまでした。 会場を貸してくださったガレリア表参道さん、 ありがとうございました! |
過去2年間に参加してくれた生徒さんたちも鯛車を連れて 集まってくれました。さあ、灯明祭り開催の善光寺へ出発です!! |
もちろん主役はこどもたちですよね! |
完成したデミも嬉しそう! |
途中で休憩しながら記念撮影! |
やはり目立つ鯛車(笑) 鯛車渋滞起きました! |
途中で一緒にパレードについてくる 人数も増えました! 子どもたちはもちろん引きたいですよね! |
この石畳に鯛車が似合いますね。 飛び入り参加の子どもたちも嬉しそう! |
途中でタイヤがはずれるアクシデント! 皆川さんが持っていた鉋で修理完了。 さすがプロの職人(笑) |
善光寺の仁王門を超えて、本堂を目指します。 ここまで鯛車を連れて来たのは初めてです。 ドキドキします。 |
もともとお寺のお墓参りで使われてきた鯛車も 善光寺を前に喜んでいたに違いありません。 |
そして到着しました!! 灯明祭りで赤く光る善光寺本堂と鯛車。 奇跡の1枚。撮っていただいた山上さんにも感謝ですね! ここまで引いてくれた参加者のみなさんもお疲れさまでした! |
子どもたちもみんな帰りの道中 ぐったりでした。よく頑張ったね! |
善光寺まで引いている時にいろんなことを考えました。
地元の巻ではお盆に個々でのお墓参りに鯛車を引くので
鯛車行列はやっていませんでした。
でもこの鯛車がたくさん集まって練り歩く姿を観たら
もしかしたら鯛車を好きになってくれたり、
作りたい!って思う人たちも必ず出てくるはず。
決めました!
巻でもこれを今年、実行します(なんで早く思いつかなかったんだろう汗)
そして長野で感じたこと、参考になったこと
地元で活かしますね!
主催してくださった東澤さんをはじめ、
会場や車の駐車場を無償で貸してくださったり、
色々と案内してくれたり、テレビで宣伝してくれたり
美味しいものを食べさせてくれたり、
わざわざ私たちへ会いに来てくれたり、
全ての人たちへ感謝いたします!
巻へ帰っても、長野のことはずっと時間が経っても、
頭の中にあって
いつも想っています。
またあたたかくなったら、
またこの場所へ帰ってきますね。
2週間、楽しい時間をありがとうございました!