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鯛車ワークショップ in パリ(Part 5)

Taiguruma Workshop in Paris 2018 (part 5)

ワークショップ2日目。パリでのワークショップはこれが最終日になります。この日もおもしろい1日になりました。


ワークショップ会場の日本文化会館の中です。ガラス張りで正面にセーヌ川、右手にエッフェル塔が見えます。実は前日、完成した鯛車で外を練り歩いたのですが、半数が参加できませんでした。ですのでこの日は風も強かったですし、完成後は廊下を引くことに変更しました。ただ中と言ってもこのロケーションですし、絵にならないわけがありませんね(笑)


ワークショップ会場に展示された鯛車。今回はしっかりフランス語訳して持ってきましたよ!これで作られる過程がわかりやすいですね。


そして始まりました!シンプルな波模様もまた良い感じ。


そして今回のイベント進行役の方。私たちはフランス語を話せないので通訳のお手伝いをしていただけました。まだ大学生で実は燕三条に住んでいたことがあり何かご縁を感じました!


そしてこちらが今回の旅の救世主、会場で日本語をおしえる仕事をしている近藤さんと、パートナーのマチューさんです。近藤さんが空港で没収された鯛車の電球ソケットを近くのホームセンターで購入し、科学の先生であるマチューさんが組み立ててくれました。フランスの電球ソケットは日本で手に入るものとは違って組み立て式です。手に入れるだけでも難しいのに、さらに組み立てられる人がちょうどいるなんて奇跡です!ワークショップまで参加いただけるなんて嬉しい限りです!


そして今回は鯛車の台座に貼り付ける和紙のデザインをしたのですが、引き終わったら丸めてランタンとしてもお使いいただけます。これには子どもたちも大喜び!


そしてこれは、何をやっているかというと今回は鯛車20台を持って行ったので1家族1台、好きな鯛車がもらえます。もちろんその中にはスイカ車も。昔、スイカ車が鯛車の代わりにお金のないうちの子どもに買い与えられた話もさせてもらいました。


そしてスイカ車が欲しい人ー!と声をかけるとたくさんの子どもが手をあげてくれましたね!やはり日本でもフランスでも昔と違ってスイカ車は大人気です!


そして完成した鯛車をみんなで引っ張ります。会場から廊下を出て、外が見えるガラス張りのところへ出発!


大人も子どもも鯛車引くのは楽しいですよね!


ん??ほっかむり!これは巻の西方先生がつくった変わり種鯛車です。パリでも日本でも手ぬぐいかぶってますね(笑)


そしてみんなで記念撮影!この二日間、初めてのことだらけでしたが参加したみんなが喜んでくれて本当に良かったです!
今まで県外とかでも4日間かけてつくる教室しかやってこなかったので、今回のパリでのワークショップがきっかけで可能性が拡がりました!これでどこの国でもできそうですね!


そしてパリ最終日のこの日は、近藤さんの行きつけのレストランに連れて行ってもらいました。


日本人のシェフの方がいて全員に一皿ずつサービスしてもらいました!本当に美味しかったです!


そして生まれて初めてのフォアグラに挑戦。量があまりにも多すぎて残してしまいましたが、すごく美味しかったです!しかもこのレストラン美味しいのにとてもリーズナブル。またパリに来たら行きたいお店のひとつです。


最後にみんなで記念撮影。この直前に私がトイレに閉じ込められるというハプニングもありましたが(汗)
とても良い時間を過ごさせていただけました。


そしてこの日の帰りには路面電車のトラムにも初挑戦。とても素敵な最後の夜になりました。最後までお付き合いいただいたお二人には本当に感謝しています。また絶対お二人に会いに来たいです!

いつも思うのですが、この活動をしているとどこに行っても必ず私たちを助けてくれる人たちがいます。さらに国が違えばなおさら私たちだけでは解決できないことがあって、それを助けてくれる人がいます。海外のワークショップではそういう人たちと出会えることが、醍醐味のひとつでもありますね。いつも助けてもらってばかりではなくて、日本に来られたら恩返ししたいですし、これからも長くお付き合いできたら嬉しいです!

と、終わりみたいな感じですがまだまだ旅が終わりません。翌日の早朝にはパリを経ち新潟市の姉妹都市ナントへ向かいます。ナントでのワークショップもお楽しみに!!

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