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鯛車ワークショップ in パリ(Part 1)

Taiguruma Workshop in Paris 2018 (part 1)

だいぶご無沙汰しております。。。(遅くなりましたが)今年も宜しくお願いします!!
最後に更新したのは9月だったんですね。10月から2ヶ月間でフランス、アメリカ、そして地元巻の鯛車教室と怒涛の日々でした。プロジェクトを始めてからこんなに忙しい時期はおそらくなかったかと思います。ですが、非常に濃い体験をさせていただきました。久しぶりの投稿ですが、しっかり記録してきましたのでこれから長くなりますが、お付き合いくださいね。

まずは10月に行ったパリとナントでの活動についてです。前にもお知らせしましたが、日本がフランスのパリで様々な文化を紹介する「ジャポニスム」というイベントに参加させていただきました。
その足で新潟市と姉妹都市提携を結んでいるナント市に行きました。ナントの話はまた後日に。

私が初めてパリに行ったのは2006年。あの頃はまだ鯛車の活動を初めて間もない頃でしたが、次は絶対に鯛車を連れて行く!と意気込み4年後の2010年の新婚旅行で妻の反対を押し切り持って行ったんですね。鯛車をフランス在住の方に届けるはずだったのですが、ちょうど仕事でポルトガルに行ってしまい、日本に鯛車を持って帰ってきましたっけ笑 でも初めて鯛車がヨーロッパに行きルーブルの前で写真撮影もできた記念の年になりました。


これが2010年にルーブル美術館の前で撮った鯛車の写真です。

さらに野望ができて、いつかたくさんの鯛車を連れていきたいという夢がこんなに早く叶うとは!あれから8年が経ちましたが、プロジェクトのメンバーのみんなの協力もあって20台の鯛車をパリに連れて行けることができました。

ただ、残念なことに私の娘をパリに連れていけないことに。だいぶ粘ったのですが、受け入れ先のところから子どもの付き添いは例え自費だったとしても認められませんでした。国の代表としていくわけですし確かにテロなどの危険もありましたから、いろんなことを想定されてのことだと思います。このパリの企画は妻が話を持ってきたものですし、楽しみにしていた妻をまさか置いて行くことはできませんでした。そこで仕方なく実家と義理の妹の家に娘を預けることにしました。初日は泣いて電話してきましたが、あとはもう慣れたようで楽しくやっていたようです。一週間本当によく頑張った。こんなところで娘の成長を感じることにもなりました。

そして悲劇はさらに続きます。。。日本から発送した鯛車20台がパリの空港で止められてしまいました。なぜかというと鯛車の中に入れていた電球ソケットがフランス国内で持ち込む許可が取られていない、家電扱いになってしまったんです。毎年アメリカには普通に持っていけたので完全に油断していました。梱包していた鯛車の中を開けられ、電球ソケットは全て没収されてしまいました。

そんなときに救世主が!!!!
ガルベストン委員会の方からパリ在住のお友達を紹介してもらったんです。しかも今回イベントをする会場で働いている方だったんです。メールでやりとりをして鯛車に入れる電球ソケットをパリで用意してもらうことになりました。この方がいなかったら今回のプロジェクトは達成できなかったです。本当に感謝しております。

前段が長くなりましたが、なんとかパリへ出発することに。新潟から新幹線で成田へ向かいそこからまずはフィンランドで乗り継ぐことになりました。


フィンランド空港はムーミンやマリメッコのお店がありましたね。飛行機の外から見ると10月なのに雪が積もってました。


そして無事にパリのホテルに到着。ここホテルのロビーなんですよ。街の中にいるような不思議なつくりでした。今回のメンバーは私、妻、皆川さん、そして鯛車東京支部の西さんです笑

今回のパリでのイベントは、2年前に西さんと一緒に新虎の鯛車ワークショップで考えたものをヒントにしました。今回は西さんの力がかなり大きかったように思います。

そして着いたばかりで外に出る気力もなかったのでホテルのレストランで食事をして翌日に備えました。翌日からパリでの活動がスタートします。

つづく。

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