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写真について

みなさんこんにちは。

毎週のように鯛車の修復が続いてますが
たまにはこんな話も. . .
鯛車復活プロジェクトには贅沢にも専属カメラマンがいます。
彼の本職はグラフィックのデザイナーですが、
写真を撮ることが大好きでいつもカメラを持ち歩いています。
彼は私よりも少し年下ですが、同じ巻出身で同じ大学の後輩にあたります。
鯛車のプロジェクトは私と知り合う前から知っていたようですが、
すぐには参加せずに遠くから見守っていたようです(笑)
少し?おっちょこちょいで不器用なところもありますが、
人を撮ることに長けていて
とても人間的なあたたかい写真を撮ります。
これは技術がどうとかではなくてセンスだと思います。
本人には直接こんな話をするとあぐらをかくのでしませんが(笑)
彼がメンバーに入るまでは私がすべて撮影していたのですが
彼がいてくれるおかげでだいぶ楽になりました。
すごく感謝しています。ありがとう!
先ほどから彼、彼と呼んでましたが、
石田くんというまだ20代の若者で、巻の楽器屋の息子です。
巻にも石田くんのような可能性を秘めた若者がたくさんいるはずです!
どうかみんな地元のために一緒に活動してみませんか。
興味のある方、連絡まってますねー!
石田くんは卒業制作で巻の浜を研究していました。
とても濃い内容です。写真から本当に浜が好きなんだなと
思わせてくれます。そして巻のまち歩きにも参加して
巻の様子も撮りためています。
ブログで紹介してますのでぜひ覗いてみてくださいね↓
巻の浜ブログ↓
巻まち歩きブログ↓
最後に石田くんの撮った巻の写真で
私のお気に入りの一枚です!

メンバーたちとの絆。

昨日から鯛車の修復作業が始まりました。
昨年大活躍の鯛車は和紙が破れていたり
骨組みが折れていたり、痛みが激しかったんです。
この子たちは私たちの活動を支えてくれる資金源です。
たまには化粧直しも必要ですよね。

前回は2年前に大がかりな修復作業をしました。
今年も同じような感じにはなるのですが、
こちらは2年前と違ってメンバーが増えているため
作業ペースもひと味違います!
それでは修復作業を見て行きましょう。

これだけの台数を修復します。
さすがに多いですよね!

痛みが激しいところは
和紙を全て剥がして骨の状態にします。

骨を追加して丈夫にしてから
貼り直します。
これは二人がかりです!

子どもと鯛が同じ格好をしていますね(笑)

長野教室の東澤さんから謎の飲み物が届きました!
飲んではいけませんよ。帰ったらでお願いします(笑)
この日はみんなで鯛の蔵の掃除も行いました。
ご婦人たちは掃除の腕がピカイチでした!!
見習わないと。

いつも教室では忙しくみんなでゆっくり話しをする時間がなかったので
今回はこんな時間もありました。

今回は自分にとって大きな出来事がありました。
それは、昨年から活動が大きくなり、
私だけでは色々なことに手が回らなくなってしまったことです。
そんなとき、メンバー数人がもっと自分たちにも
役割を回してほしい、できることはないかと声をかけてくれたのです。
他のメンバーはいったいどう思っているんだろう。
このプロジェクトを始めてから10年間、教室については
材料の調達、教室の事前準備、鯛の蔵管理など
できるだけ自分でやってきました。
それが裏目に出てのトラブルも今まではたくさんありました。

決してみんなを信用していなかったわけではありません。

みんながボランティアでいつも手伝ってくれていて、
日曜日の午前中、しかも働いている人たちにとっての大切な日曜日、
みんなより一回りも二回りも離れている若造についてきてくれる。
時には無茶なお願いも山ほどしてきました。
みんなはどんな気持ちで来てくれているんだろう。
もしこれ以上負担になってしまって、もう教室から離れていってしまうくらいなら
自分で全てやってしまったほうがいい。
そんな不安が常に頭の中にはあり、自分だけで完結させていました。
そして私が不在の時は長嶋先生1人に全て任せていたので
長嶋さんの負担は相当大きかったことと思います。
それでもやってくれていた長嶋さんには本当に感謝しています。
更に休みの日には家にいないことが多くて、妻にも相当迷惑をかけてきました。

このままでは全てがうまく行かなくなる。

朝、教室の前に長嶋さんに相談して、そのあと
みんなに思い切って話しをしてみました。
そうすると、
みんながこうしよう、ああしようと
色々な意見を出してくれました。
材料はお店の近くに住んでいる人が手配してくれることに
なりました。いつも材料販売の窓口は自分だけでしたが
それもなくなりみんなで共有することになりました。
そして暖かい言葉もたくさんいただきました。
自分が今まで抱えてきたことはものすごく小さなことだったのかもしれないけど
この10年間でみんなとつくってきた絆はものすごく大きなものに変わっていました。
私は本当に恵まれています。
いつも遠回りばかりしてまだまだ未熟な私ですが、
これからも宜しくお願いします。

そして更にみんなで話し合った結果、鯛の蔵は毎週もしくは隔週の
当番制で4月からオープンすることが決まりました!!
今まで特定の日以外ほとんど閉まっていて、遠くから来てくれた人には
残念な想いをさせていましたがこれからは
鯛車のプロフェッショナルがみなさんをご案内します。

4月からの鯛車復活プロジェクト、これからもよろしくお願いします!!

年末の鯛車、巻教室!!

長野教室が終わりブログも更新して、
何か忘れているとモヤモヤしていたのですが
昨年末の教室の様子をアップし忘れていました!!
楽しみにしていたみなさん申し訳ありません。。。

年越してすっかりアップしたものだと思ってました。
急いで書かないと!

昨年秋から年末までの巻教室は、
私がガルベストンに行ったことで全ては
出ることができませんでしたが、
最終日とその前週はしっかり記録してましたので
ご覧下さい。

12月に入っても巻に雪はまだありません。
ここは巻神社の脇の路地ですね。

教室最終日前日に行った鯛車忘年会。
右上のお二人は欠席したのではなく
早く帰られたんです(笑)
教室の様子です。先生たちはいかに鯛車を
作りやすくするか、自分流の道具を考えてますね!
みんな研究熱心。

この方の旦那さんが何年か前に教室に参加したのですが
今度は奥様が評判を聞いて参加してきました。
次回は一緒にどうですか!?

最近は若い人の参加も増えてきました。
初めてでもこのくらい作れるなんてすごいですね!

生徒さんが見せてくれた
「鯛の鯛」です。
鯛の中に鯛の形をした骨があるんですよ。
知ってました!?

みんな仕上げに集中してます。

おしえた先生も満足そう。

教室中にはもらってきた真竹で竹ひごづくりも
行われました。

色塗り、うまくできたかな??
この春に巻に引っ越してきた子です。
紅白のヒモを結んで、
いよいよラストスパートです!
そして完成!どうやらうまくいったようです。

西方先生が恒例の文字を書いてくれました!
使い回すのではなくて毎回書いてくれるところが
うれしいですよね。

発表会の準備も着々と進んでいます。
アメリカの国旗も見えますね!

いつも美味しい漬け物を差し入れてくれるお二人。
こっちの準備もばっちりです(笑)

そして恒例の3・2・1のかけ声でライトアップ!!

またたくさんの鯛車が巻に誕生しました。
今回は地元の人の参加が多くて嬉しかったです。
国旗とクラッカーでアメリカンに祝ってみました!!
ガルベストンのみんな、届いてますか!?

いつの間にか17回目!?
と、思いながらブログを書いています。
あっという間ですね。教室も17回の間に
チーム制になったり、様々な道具が開発され
精度が確実に上がってきています。

「巻に1家に1台鯛車」の夢は、まだまだ遠いけれど
これからも “続ける” ことを大切に
教室でみんなの笑顔と共にやっていきたいですね。

そして、そして
今月の2月23日(日)から
巻コミュニティーセンター(巻文化会館前、鯛の蔵隣り)で
鯛車の修復活動を行いたいと思います。

参加者は基本的に鯛車の先生たちですが、
教室に参加したいけどまずは見学してみたい
という方、ぜひお越しください。
3月までの毎週日曜日、朝9時〜12時まで行っています。
ちなみに今年の鯛車巻教室は6月を予定しています。

昨年はメンバーみんなで作った鯛車がいろんな場面で
大活躍!だいぶお疲れのようです。
新しい和紙を貼って、奇麗な色を塗って
今年のイベントに望みたいと思っています。
また随時様子をアップしていきますので
お楽しみに!!

かなりおもしろい長野教室!! part.2

いよいよ今週で最後となった鯛車長野教室。
週末の楽しみがなくなるのはすごく寂しいものです。

教室3日目は大雪で長野に着くまでいつもの二倍の
6時間もかかりました。
関東では記録的な大雪で、新宿から高速バスで
長野に向かっていたメンバーの皆川さんは
川越で通行止めになり引き返されたそうです。
ただ、そこは皆川さん気合いの新幹線で
なんとか来てくれました。乗った直後に運休となったそうです。
ついてますね!

長野は1日でこれです。。。

それでも教室は普段と変わらずの開催です!
相田先生が前入りしてくれたおかげで助かりました!
仕上げに入り、どんどん形になっていきます。

そしてなんと救世主が!
柏崎からガルベストンのスピーチの
レッスンをしてくださった前田さんが来てくれました。
前田さんがNY出身のデミとの間に入ってもらい
色々とコミュニケーションがとれたんです!
そんなデミも用事があって色塗りまでは
できませんでしたが、ここまで完成できました!
自宅で色塗りをして完成したら見せてもらいたいですね。
大雪の中、東京から来てくれた
表参道チーム古川さんも!!
いつもありがとうございます。

お昼は参加者の安達さんのお店から
お弁当を注文しました。
ホント美味しかった!!
そのお弁当を作ってくれた安達さん。
懇親会のケータリングでもお馴染みです。
奥様が鯛車教室に出ているため旦那さんがお店番です。

その安達さんのお店、ロジェさん↓
http://www.zakka-roger.biz/
ショーウインドウに鯛車を飾ってもらっているのですが、
新潟の地図と鯛車のイラストまで載せてくれました!!
うれしいですね☆
そのロジェの奥様頑張ってますよ!

そして無事に完成。息子さんがお母さんの
ご褒美に鯛車のネックレスを作ってあげました。
なんてイイ息子なんだ!泣けてくる!!
そしていよいよ点灯式。
鯛車をつけた瞬間はみんな笑顔です!

今年は用事などで最後まで完成できなかった方も
数名いらっしゃいましたが
無事に鯛車が長野に誕生しましたね!
みなさんおめでとうございます。
そして目標にしていた灯明まつり。
昨年は晴れたので道に出せて引っぱれたのですが
今年は引っぱろうとしたところ雪が降ってきたので
屋根のあるところでお披露目しました。残念。。。

切り絵風の灯籠が並びます。
風情がありますね。
私たちもろうそくにあかりを灯して
引っぱりました。

安達さんの息子たち。
お母さんの作った鯛車を引っぱりました。

狭いところでは満足いかず、ゲリラ的に
アーケードの商店街に出てみました。
すごく目立つ!!
長いようであっという間だった長野教室。
こうして4日間の濃い時間は終わりを迎えました。
参加していただいた生徒さん、そして温かく迎えてくれた
長野の人たち、本当にありがとうございました。
来年もまた必ず長野で教室がしたいと思っていますので
これからも宜しくお願いします。
今度は暖かい時期にmお邪魔しますね。

最後に、今回の教室の会場となった門前体験ハウスでは
出る前に日記を書く決まりとなっていました。
また来年場所が変わると思うとワクワクが止まらないですね!
長野のみなさん、
また来年会いましょう!!

かなりおもしろい長野教室!! part.1

先週土曜より、長野で鯛車教室がはじまりました。
東京スタイルと同じで1日6時間を2週に分けて開催します。
場所はまたこれが、おもしろいところで開催なんです。
長野は行ってみないとわからないくらい
予想外のところで教室が開催されます。

今回はここです↓

名前だけ見るとレトロなロゴデザイン。

エレベーターに乗って
3階で降ります。

1番奥の部屋です。

そうです。普通のアパートの1室です(笑)
おそらくバブルに作られたと思われる建物。
たくさん部屋があるのに住民が少なく
ほとんど部屋が使われていないようです。
善光寺の表参道にすぐ近い一等地です。
ここが今回の会場&宿泊先でした。
ここは長野へ移住したい人が長野の暮らしを体験できる
体験ハウスなんです。昨年は一軒家でしたが今年はアパートでした。
毎年体験ハウスが変わっていくそうです。
ということは来年はまた違う場所。
長野、熱すぎる!!
そして教室がはじまりました。
今回は初めての参加者が多いですね。
真ん中の相田先生は今年も巻から助っ人に
きてくれました。

昨年、参加された方もいますね。
鯛車教室はリピーターが多いのがうれしいですね。
東京から今井さん親子も来てくれました!
いつも遠くからありがとうございます。
今井さんは巻にしても必ずイベントに顔を出してくれます!

昨年も参加してくれた福太郎くんは
今年は本物の鯛車づくりです。
教室の隣りの部屋では
親戚の集まりみたいになってます(笑)

そしてお昼ご飯。
アパートの隣りのhiyori cafeに連れていってもらいました。
地下にあるのでしょうか??
そして上の方に赤い、、、

赤いトビラ??
上から入るの??
もちろん下から入ってみると
リノベーションされた素敵な空間が広がっていました。
2階が編集室で1階がカフェのようです。

おすすめのスープカレー!
ボリューム満点で美味しかったです。

そして夜は昨年もお邪魔した
マゼコゼさんで懇親会を開いてもらいました。
教室参加者の旦那さんがケータリングを
やっていて創作料理がものすごく美味しいんです!
毎年こんな料理が食べれて幸せです。

そして2日目はまたおもしろい方が参加してくれました。
なんとニューヨーク在住の親子が参加してきてくれました。
しかも長野の市報の「新潟の郷土玩具鯛車制作」の一文のみで
申し込みしてくれました。すごくないですか!?
長野出身の奥様が生まれたばかりのお子さんを
地元で育てたいということで帰ってきていたそうです。
旦那さんがモノづくりが大好きで迷わず応募してくれたそうです。
旦那さんのデミーは
なんとアメリカのロックバンドでフジロックにも
出たことのあるKillersや、顔を真っ青に塗った
パフォーマンス集団Bluemanの舞台デザインを
担当していて世界中を飛び回っている方なんです。
日本語がとても上手で
舞台を作っているだけあってものすごく
器用でした。しかも難しいヒモの結び方も
一発で習得!!

奥さんと子どもも一緒に参加。
手前はお昼寝中の我が子です(笑)
なんて自由な教室!
奥さまは日本語教師をNYでやっているらしく
いつか人を集めてNYでも鯛車教室をやってみたいねという
話しになりました。
これはガルベストンに続き、もしかしたら実現するかもですね!

人の縁は本当におもしろいものです。

また本日、8日から教室をやっています。
9日の夜は完成した鯛車を灯明まつりで
善光寺の参堂をパレードします。
おそらく9日は19時頃からスタートの予定にしています。
目立つと思うので発見したら声かけてくださいね。
教室の見学も大歓迎です。
教室の開催場所は以下になります。
よろしければどうぞ↓
コーポサンパレス306号室

昨年の教室の様子もアップしておきますね↓
2013長野教室 Part.1
2013長野教室 Part.2

鯛車と原発。

先日、鯛車東京チームの宮下さんから

鯛車を映画の上映会で展示してプロジェクトの紹介を
したいというお願いがきました。
なぜ映画に鯛車が必要だったかというと
映画の内容が私が住んでいる巻をテーマに
したものだったのです。
この映画がこれです↓
「渡されたバトン~さよなら原発~」

知っている人も多いかと思いますが、
巻町は今から約30年前、原発の建設予定地でした。
私が中学生の時に原発建設をめぐる住民投票が
行われました。これは全国初で当時は
大きくメディアに取り上げられ
巻町はいろんな意味で一気に知名度があがりました。
私は父の転勤先から巻に戻ってきたばかりで
まだものごころが付く前だったので
正直なところそれほど関心がありませんでした。
ただ、当時友達のおばあちゃんが原発予定地の
土地を買ったという話しを聞いたり、テレビでよく
巻の町が映っていたり、町が慌ただしく動いていたのは
なんとなく憶えています。
結局、住民投票では反対派が圧勝。
さきほどの友達の話のように
予定地だった町有地は反対派へ売却され
巻原発は撤回されました。
ただ、撤回はされたものの
町と町に住んでいる人たちに大きな傷が残ったのは確かです。
今でも反対派と賛成派にわだかまりが残っています。
知り合いの人で原発問題によって職を失った人も
いますし、反対で決まったとしても
誰も良い思いをした人なんていなかったんです。

そんな原発の映画に鯛車を紹介したいと宮下さんから
お話があった時は正直戸惑いました。
鯛車は巻のものだけど原発とは関係ないし、
どう絡めたらよいのかわからない。
でも冷静に考えてみたら、巻=原発というイメージを
巻は「鯛車の町」というように変えることができたら
いくらでも協力したいと思ったんです。
宮下さんは一昨年、巻を訪れ町中を私と一緒に回りました。
その時は一度も原発の話しをしなかったのですが、
宮下さんが自分の目で見た、今現在の巻の町を紹介したい
という想いがあったようです。

宮下さんは所属はしていないのですが
今回上映会を企画した会はこちら↓
http://tokorozawa-action.com/
3.11から原発について考えることが多くなりましたが、
自分の町にもし原発ができていたらどうなっていたんだろう。
きっと自分の生活も変わっていたんだろうなと
今回改めて考えるきっかけになりました。

宮下さん、ありがとうございました。
とても感謝しています。
それでは上映会の様子を宮下さん、
そして様子を観にいった皆川さんから画像を送ってもらったので
紹介したいと思います。

1/13(月・祝)場所は
所沢市民文化センターミューズ・マーキーホール。
とても大きな会場だったそうです。
入場口に鯛車を展示してもらいました。

宮下さんが表参道の教室で作った鯛車です!!
今年の表参道教室のチラシも置いてもらいました。
鯛車の歴史説明、宮下さんが巻に来て
撮った写真も飾ってありますね。
宮下さんと鯛車。
プロジェクトの活動も
ファイルを使って紹介してもらいました。

来場者数は500名を超すたくさんの人が入ったようです。
それだけ原発に関心を寄せる人たちが多いということですよね。
全国で巡回して上映していますので以下のホームページから
放映日を確認してぜひ足を運んでみてください。

宮下さんと教室で出会えて、こんなふうに
今繋がっていることがとても不思議です。
ありがとうございました。

鯛車 in ガルベストン Part.8

いよいよガルベストン滞在中
一番の大イベント「Festival of Lights」
http://www.moodygardens.com/festivaloflights/

が行われる日になりました。

このイベントは私たちを泊めていただいていた
デビーのホテル「ムーディーガーデンズ」の
敷地内を使った光のイベントです。
敷地内といってもかなりの面積があり
日本のリーゾートホテルの数倍の大きさはありました。
このイベントはクリスマスが始まる約1ヵ月前に
行われるものでガルベストン市にとっても
ものすごく大きなイベントなんだそうです。
初日の来場者数は一般参加者、視察団体など
合わせると1万人くらい。

そんな中に鯛車!!

鯛車は初日のメインイベントとして登場する予定でした。

そこまで大きなイベントとは思ってもいなかったので
内心ドキドキで望みました。

では紹介の前にこのイベントに先駆けて
なんと宣伝でアメリカのテレビにも出ちゃいました。
アメリカ全土ではないですが、テキサスのニュース番組なので
相当な人が観ていたに違いないです。しかも生放送!

番組中にスタンバイしている着ぐるみたち(笑)
これは早朝6時くらい。

こちらから番組が観れます↓
鯛車みつけてくださいね。
http://www.click2houston.com/news/moody-gardens-festival-of-lights-preview-ii/-/1735978/22986474/-/bhbvwtz/-/index.html

結局何かこちらでも鯛車のことを喋る予定だったのもなぜかカットされ
ひと安心!? でも朝5時からスタンバイしていた私たちって。。。

さあ、イベント内容に戻りましょう!
イベントは夕方から始まりました。

するとどんどん鯛車Tシャツをきた子どもたちが
集まってくるではありませんか。
しかもこちらでデザインしたものですよ!!
これだけでも大満足でした。

学校によって色違いのTシャツを着ています。
鯛車に関わった学校の子どもたちが
これから鯛車の歌と鯛車のパレードを行います。

真ん中は音楽の先生で鯛車の歌の指揮をとります。

子どもたちも先生たちも嬉しそう!
なぜか日本語を話すおじいさん登場。
ガルベストンは親日家の人が多くてびっくりしました。
ん!?右手で隠れてるけど
JAPANって書いてありました。
名前はオースティン。

日本語が普通にうまい!!
自分で描いたそうです。
こちらの子はキアーナ。
この二人は高校生で鯛車パレードの間ずっと一緒に行動しました。
二人とも日本が大好きなようですよ。
そして鯛車教室に参加してくれた
ベトナムのリム&ジップ夫妻も
自作の鯛車を持ってきてくれました!!

鯛車Tシャツを着た子どもたちのスタンバイもOKです。
あたりはだんだんと暗くなってました。
出発直前、やっぱり壊れる鯛車ありますね。
急いで修復です! そんなことをしていると
みんなが上を見上げました。
ん??

え!?

サンタさん空からパラシュートで登場!!!!
やることがでかい。さすがアメリカ!
だいぶ引っぱりましたが、
サンタさんが着地していよいよイベントスタートです!!
しかもそのサンタさん、
着地点のトランポリンと全く違う所に降りました(笑)

子どもたちは一列になってパレードの開始です!

絵的にも日本と違ってなぜか
外国感たっぷりの鯛車パレード!
写真を撮る人、そしてものすごく人がいて大渋滞です。
これは日本でもお馴染みの光景ですね。

メイン会場に到着すると、さらにものすごい人、人、人。
子どもたちはこの日のために練習して来た
日本の歌とオリジナルで制作した「鯛車の歌」を
大合唱しました。これには感動でしたね。
お客さんからも拍手喝采!!
みんなありがとう!
合唱が終ってもパレードはまだまだ続きます。
初めて見る鯛車に不思議そうな子ども。

まわりはまるでディズニーランドにいるような装飾の数々。
これが毎日ホテルにきた人たちは観れるなんて
贅沢ですよね!

色とりどりの鯛車もとてもきれいでした。

そして終着点です。子どもたちも鯛車も
みんなおつかれさま!
教室の生徒のレスリーです。
頭に何かつけてますね(笑)
鯛車と一緒にとても個性的でした。
タミィも息子のサムと一緒にパレードに参加しました。
台車に入れたカタカナの「サム」の文字、きっと気に入った
ことでしょう。
近くにいた子どもたちも鯛車を引っぱってみたいと
どんどん近寄ってきました。

鯛車はアメリカでも十分に受け入れられましたね。
今回、私はパレードの一番後ろからついていって
写真を撮ったり、壊れた鯛車を直す作業をしてました。
前を走っていく鯛車とそのまわりの光景はなんだか
映画を観ているようなそんな空気にさせてくれました。
子どもたちは本当に嬉しそうで、
鯛車に関わった子どもたちの
家族も一緒に参加しました。
また、初めて鯛車をみた人たちから
Beautiful ! の言葉をたくさんいただき、
そして鯛車と歌に感動して涙する人もいました。
教室に参加して自分の鯛車を引いた人、
ホテルのスタッフの人たち、
そしてガルベストンで本当によくしてくれたデビーはじめ
巻で一緒に鯛車を作ったメンバーのみんな、
全ての人たちに感謝です。

いつも思うのですが、鯛車のイベントは毎回
参加者全員で作られているもので
それはアメリカでも日本でも変わらないと思いました。
こんな風に言葉は通じなくても想いが通じ合えれば
きっとどこでもこのプロジェクトはうまく行くんだろうなと
改めて感じましたね。
大げさかもしれませんが、いつか
鯛車のプロジェクトを世界平和にもつながるような
そんな大きなプロジェクトにできたらなと思います。

これからも、さまざまな人たちを巻き込みながら
少しづつでも活動を続けて行きたいと思いますので
今一緒に活動しているみなさん、
そしてこれから新たに関わっていただくみなさん、
今後ともよろしくお願いします!

そして最後におまけです↓

ガルベストンの遠征メンバーの4人。
抜群のチームワーク!?だったと思います。

皆川さんのスーツケース、
お土産を入れすぎて超過料金&破損。。。
そこはしっかり落ちもあるんですね。
それでも大活躍だった皆川さん、
おつかれさまでした!
最後はザモラと記念撮影。

長くなりましたが、
とても有意義な時間を送らせてもらいました。
ガルベストンはとても素敵な町。
これからも鯛車を通して交流していきたいです。
ここまで読んでいただいたみなさん、
ありがとうございました!

※ガルベストン滞在記は
   以下からバックナンバーが見れます↓

鯛車 in ガルベストン Part.7

まだ続くの!?と思われている方もいるかもしれませんが
これでもかなり省略しているのです(汗)
もう少しだけお付き合い下さい。。。

光のイベントの前にもう少しガルベストンで
紹介しておきたかったことがありますので紹介しますね。
たまには鯛車の出番もお休みさせないと(笑)

早朝から向かった先は、、、

ガルベストンの朝市です。
カラフルなテントの下に様々なお店が並びます。
気になったお店はというと、ここの手作りジャム屋さん。
バナナのジャムを試食したらものすごく美味しかったです。
瓶が重いのであまり買って帰れないのが難点でした。

もう一つは石鹸屋さんですね。
お土産を買って一緒に記念撮影。
ガルベストンのダウンタウン。
レールがあるから昔はここに電車が走ってたんでしょうね。

そして町中の雑貨屋さんにいた犬。
ブルテリア??
町の古本屋さん。
漫画、建築、絵本、小説などなど
長い時間ここにいました。

こんなめずらしいところにも行きました!
ドライブスルーしかないハンバーガーショップ。
何個もドライブスルーの機械が並んでいて、
お店の人が頼んだ商品を持ってきてくれます。
このまま車の中で食べている人もいました。

ホテルの中には熱帯雨林の植物園もありましたよ。
ホテルの敷地内で一日中いれそうですね!
ホテルの施設のレストランで食べたランチ。
この国はいつでもポテトがつくんですね(笑)
下の緑色の細長いのがピクルスで
かじりながらサンドウィッチを食べるんです。
ホテルの事務所でのデビーと小山さんのツーショット★
この二人がいなかったら今回のプロジェクトは
ありえませんでした。感謝しています。

ガルベストンの街で感じたのは
みんながとてもフレンドリーなことでした。
ファーストフードで食べ物を頼んだとすると
わざわざ店員さんが美味しいかどうか聞きにきてくれます。
これはどんな小さな店でもそうでした。
小さな思いやりも、もしかしたら
当たりまえのことかもしれないですが
とても大事なことですよね。
とても印象深いできごとでした。
そして次回からは
(相当引っぱりましたが)
ようやくメインイベントをお伝えしますね!
つづく

鯛車 in ガルベストン Part.6

だいぶ空いてしまいましたが、
ガルベストンでの第6話のスタートです!
意外に読んでくれている人がいてびっくりです。
ありがとうございます。

ではでは続きを↓

教室とロータリークラブのスピーチを終えても
まだまだガルベストンの予定はいっぱいです。

終盤には鯛車をお披露目する光のイベントが
あるのですが、その前に何をしてきたのか
簡単に説明しますね。かなりユルいですけどね。

この日はヒューストンに行き、市役所の小山さんの
ボスでもある夏目さんを空港まで迎えに行きました。
この夏目さん、新潟市の国際課の方なのですが、
海外の色々なところに行っていて話しがすごくおもしろくて
気さくな方でした。小山さんも良い人がボスでとても仕事がしやすそうでしたね。
今回は本当に良い人に恵まれたからこそ充実した旅が送れたんですね。

ガソリンスタンドで店員さんのマネ!?
をする夏目さん。

夜はガルベストンの中心街で行われた
ジャズライブを堪能!
この日は夜ゼント夫妻(奥さんはデビー)より
ホテルの最上階でディナーをご馳走になりました。
さすがに写真をパシャパシャ撮る雰囲気ではなかったので
この日はお休みです。
翌日からはダイジェストでそうぞ。
ザモラから朝食に連れていってもらった
「I HOP」!!
ここはパンケーキのお店です。
ガルベストンの海を眺めながら贅沢な朝でした。

そして店員さんがかぶっているキャップをなぜだか
全員分プレゼントされました。
長崎屋がこのお店の日本の権利を持っていて
倒産する前は日本にもこのお店はあったようです。
そしてその「I HOP」キャップを被りながら
高校を訪問しました。完全に悪ノリです。
ただ高校生には誰からも突っ込まれなかった。。。
巻に来たビバリーが美術の先生を
やっているクラスのある高校なんです。
学校のマスコットもおもしろいですね!

これは巻チームのダンカン博士の部屋です。
ダンカンは音楽と美術の先生をやっています。
これは鯛車の台座が作られた技術室ですね。

市役所へも訪問し、市長や側近の方々と記念撮影。
今後の関わり方についてお話してきました。
ガルベストンでは市長は無給らしくびっくり!

これは教育委員会の議場ですね。
鯛車本人から、ガルベストンであまり休みが無いという
訴えがありましたが、私は却下させてもらいました笑
帰りにダンカンよりマルディグラのお祭りで
つける仮面をもらい大喜びの野口。

ホテルの敷地内の水族館にいたペンギンです。
初めて体を触ったのですが、
見た目と違って固いんですね!
これはお昼にいったバーベキューのお店。
これがアメリカンスタイル!?
なんだかお祭りで売ってるドリンクみたい。
自分で好きな肉を選んでパンに挟めて食べる。
ピクルスなどもあり、とてもヘルシー!

そしてここからは乗り物編。
これはガルベストンの消防車。

ホテルの近くにある航空機博物館のジェット機。
かっこいい!!お金を出せば飛ばしてくれるそう。

あまりにも通いすぎたため、店員さんに働かないかと
誘われたくらいのクラークス。日本の半額以下だった。
そして最後にクリスマスが近かったので
トナカイと一緒に。

本当に満喫したガルベストンでのできごとでした。
外国ですが、町を歩いていても恐怖を
一度も感じませんでした。
そしてハリケーンの影響もあり、
町中はまだ復興途中でしたが、
ヒューストンに近い観光地として
栄えている施設はたくさんありました。

今まで他の国の観光地にも行ったことは
ありますが、どこに行っても日本人がたくさんいて
海外に来た!という実感が湧かなかったのが
ここでは6万の人口に対して日本人が
100人もいないので完全に外国でしたね。
ガルベストンの人たちにはチャイニーズか!?
とよく言われましたが。。。

ちょっと後半飛ばしましたが、
次回がいよいよラストになります。
光のイベントはものすごいことになりました。
次回もお楽しみに!

つづく

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