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2014年も長野からスタートです!!

あけましておめでとうございます。
いつもブログを読んでいただいているみなさん、
今年も良い年でありますように!

昨年は本当に色々な方たちに助けられ、出会いの多い年でも
ありました。今年は新しいことにも挑戦したいと思っています。
またこの場で随時、報告していきたいと思います。
今年もよろしくお願いします。

さて、今年の鯛車復活プロジェクト第一弾は
昨年に引き続き、長野善光寺からスタートです。

昨年の教室の様子です。

鯛車教室 in 長野善光寺
――――――――――――――――――――――――――――――――

【日 時】2月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)の4日間
     10時半〜17時半まで(お昼1時間の休憩あり)

【場 所】長野市大門町の「もんぜん暮らし体験ハウス」
     ※善光寺の近く

【会 費】9,000円(照明にもなるライト付き)

【定 員】10名(講師が少ないので巻より少なめで)

【申込み】taiguruma@gmail.com  又はここのコメント欄までご連絡下さい。

1月26日までにお申込みください。先着順にさせていただきます。
申込まれた方には後日詳細をお知らせします。
最終日の9日(日)は善光寺で行われている
光の祭典「善光寺灯明まつり」に参加する予定です。
昨年は見物客が鯛車のまわりを囲んで動けなくなるほど大人気でした。
長野の近くにお住まいの方、ぜひ鯛車を一緒に作り
一緒に引っぱりましょう!お待ちしてします。

灯明まつりの風景です。

鯛車 in ガルベストン Part.5

そして遂にガルベストン鯛車教室の最終日を迎えました。

前日の夜に会社の先輩からのリクエストの
マクドナルドのハッピーセットのおもちゃを買いました。
さすがに夜は食べれずに朝からハンバーガーという
ヘビーな一日からスタートです。。。

子ども用なのに普通のサイズ
くらいある!

今日は午後から地元のロータリークラブ向けのプレゼンが
あるので何がなんでも午前中で完成させなければなりません。
小山さんはヒレ付けの糸に使う
針をひたすら通す作業です。
地味だけどとても大事!
最後はみんなかなり集中してましたね。

おやつの時間にレスリーが
プロジェクトのロゴの目玉マークの
カップケーキをつくってきてくれました。

甘くて美味しかったですが、
食べるまでは勇気が入りました(笑)
そしてそのレスリーから鯛車の完成です!

一見派手に見えますが、マルディグラという
ガルベストンのお祭りの模様をあしらった鯛車です!
とても斬新!
そして、唯一のスタンダードタイプをつくった
マーシャ。まさかアメリカでこの鯛車を見れるとは!

ベトナム夫妻のリムは実は
お医者さんだったということが判明。
とてもオリジナリティのある良いデザイン。
奥さんのジップはとてもカラフルな鯛車の完成。
なんだか本人に似てませんか!?

そして釣り好きのテリサも完成!
テリサは漁師だと思っていたら
陶芸の先生でした。どうりで器用なわけですね。

ロデリックは一見スタンダードのようでヒレに黒いマルが!?
これはいったい何を意味しているのでしょう??
子どもの名前を書いたタミィです。
きっと喜んでくれるでしょうね!

最後に恒例の記念撮影です。みんな予想以上の完成度です。
海外で初めての鯛車教室でしたが同じ目標に向えば
言葉はうまく通じなくても想いは通じ合えることがわかりました。

最後にザモラが作ってくれた賞状に
私と皆川さんのサインを入れて1人1人に渡しました。
そして、ガルベストンでのもうひとつのメインイベントが始まります。
ガルベストンで一番緊張していたのがここからです。

まずはガルベストンの中心街へ行きます。
馬車が歩いてましたね。
そして町の新聞販売機にはなんと鯛車が!
地元の新聞のトップに載っていました。
これは週末に行われるイベントの内容ですね。
こっちにも鯛車新聞!
そして遂にきました。
これは毎週水曜日に行われている
ロータリークラブの昼食会&報告会です。
なんとここで私達3人が英語で
鯛車のスピーチをやることになっていたのです。
日本を出る直前に英会話の先生に1日みっちり
特訓してもらいました。
果たしてその成果は!?

船をイメージした店内に大勢の人たちが
集まってきました。
そしてスピーチの開始です。
どうせ失敗するんだと言う気持ちで
大きな声で堂々と話してみました(笑)
それが逆に良かったのかもしれません。
スピーチは無事に終わり、みんなから
良かったといってもらえて良かったです。
みんなが笑ってくれる場面も多かったですし
これも全て小山さんが考えてくれたおかげですね。
小山さん、おつかれさまでした。

スピーチの後は会場となりの船の博物館に行きました。
この船はエリッサといって
ガルベストンのマークに使われるほど
有名な船です。
小山さんも一仕事終えてか
この様子です!

この日はまだまだ濃い一日が続きます。
夜は巻メンバーの高校の先生マッケイが
所属しているローラーゲームのチームの練習を
見学にいきました。
みなさん、ローラーゲームって知ってますか??
女性がフィールドの上をぐるぐる回り、
相手のタックルを交わしながらゴールを目指す
とてもエキサイティングなスポーツなんです。

マッケイは毎週1時間半かけてガルベストンから
通っています。
すごい迫力でした!!
まさに女の戦いですね。学生から40代くらいまで
幅広い年代層でしたね。
練習のあとの女子会!?にも参加してみました。
パワーに圧倒され、私達はテーブルの隅っこで
小さくなってましたね。

この日はなかなか濃い1日でした。
ホテルに帰って爆睡だったのは
言うまでもありませんzzz

つづく

鯛車 in ガルベストン Part.4

ガルベストン誕生日大作戦のはじまりです!
それではその場所に行ってみましょう。

そこはハンバーガーのレストラン。
デビィにアメリカで何が一番食べたいと聞かれた私は、

アメリカ=ハンバーガー。
ハンバーガー=マクドナルド。

「マクドナルド!!」と答えました。
そしたらマックなんて行かない方がいい、
もっと美味しいハンバーガーを食べさせてくれるから
と言われ連れてきてもらったところが
ここ「Spot」というレストランでした。

まずレジに並びます。
メニューがたくさんあってよくわからなかったので
スタンダードなハンバーガーを注文しました。

定員さんはとてもフレンドリー。

そして出てきたのはパンと肉だけ。
そうなんです。ここは野菜とソースはセルフサービスで
入れ放題なんです。野菜にキノコなど、10種類はありましたね。
ここは自分だけのオリジナルハンバーガーが作れるんですね。
しかもマックの二倍以上は余裕でありましたね。
味も今まで食べたどのハンバーガーよりも美味しかったです。
さすがテキサス!!
すいません。本題はこれからでしたね。
ハンバーガーの話しで夢中になってしまいました。
ハンバーガーを食べ終わった頃、
私たちのまわりのお客さんもみんなが
ハッピーバースデイを急に歌い出し、
登場したのがこれです。
花火付きのケーキです。日本でも見たことはありましたが
火花がでかい、でかい!!

皆川さんの大好きなチョコケーキです。
しかも両サイドには鯛車が!!
となりのテーブルに座っていた
レディたちの祝福に皆川さんもご満悦!!
一緒に祝ってくれました。

鯛車チームのビバリーからは
特大ワインのプレゼント。
こんな大きなワインも初めてみました!!

そしてすごいのがここです。
レストランの帰りにレストラン入り口に立っている
電光看板を見ると、、、
看板に皆川さんの名前が!!

もうやることがテキサスサイズですね!!
デビィの旦那さんのジョン(私達が泊まらせてもらっているホテルの社長です)

がレストランのオーナーと知り合いでサプライズを
お願いしてくれたそうです。
皆川さんもきっと思い出に残る誕生日になったことでしょう。
皆川さん、改めておめでとうございました!
そして翌日、鯛車教室3日目になりました。
みんな紙貼りが終わり、ロウ塗りに入ります。
この帽子をかぶったマーシャは毎日一番にきて
もくもくと作業をする頑張りやさんです。
ロウ塗りが終ったレスリーは紫色と黄色を塗り出しました。
いったいこれは??
そしてなんとタミィはブルーを塗っています。
しかも台座には「サム」と日本語で自分の子どもの名前を書きました。

教室をしているとホテルのスタッフの人が
観にきてくれました。
映画に出てくる女優さんみたいな人ですね。
みんなで記念撮影。

今日はお客さんがたくさんきます。
デビィの友達のローザはコロンビア出身。
アメリカからこの町へ移ってきたそうです。
とても鯛車を気に入ってくれて、ビューティフルを連発!

今日のランチはローザが教室みんなへご馳走してくれました。
なんて良い人、良い国なんだ(笑)

小山さんも嬉しそう!!
同じ会場内で小学校の生徒が作った鯛車の
仕上げをしているデビィの娘、アシュリー。

そのアシュリーは警察官!!
かっこいいですね。私達はアメリカのどこにいても安心です。
夜はファーストフードのタコベルという
トルティーヤ専門店に行きました。

かわいいポップな看板。
ガルベストンは海を挟んですぐ下はメキシコなので
こんなお店もあるんですね。
アメリカでは給食でメキシコ料理がでるほど
定着しているそうですよ。
なんだか毎日食べてばっかりです。
しかも全てがビッグサイズ。
これは本当に帰る頃には
別人になっていそうで怖いですね。。。
つづく

鯛車 in ガルベストン Part.3

今日から朝が早い。

8時には会場入りして生徒さんたちを待ちました。
時差ぼけもようやく慣れて、朝はLINEをつかって家族と普通に会話できる。
時差が15時間もあるので自宅は夜なんですね。
それにしてもすごい時代になりましたね。
アメリカにいても普通に近くで会話しているように
声が聞こえる。しかもインターネット電話だから無料。
とても便利ですね。
そんなことを考えていると生徒さんが集まってきました。

鯛車も少し眠たそうzzz

生徒のテリサは朝いつも釣りに行ってから
教室にきます。なんと釣ったばかりのヒラメを
見せてくれました。
そのテリサが自分の名前を書き出しました。
初めてなのに私の字より上手かも。。。

仲良し夫婦のリム(左)とジップ(右)はベトナム系で
日本のモノが大好き。
日本のコレクションが自宅に山ほどあるそうです。

今日は巻メンバーのドックが観にきてくれました。
ドックの右にいる女性、レスリーは
学校の美術の先生で鯛車教室の4日間は学校をお休みしているそう。

今日はみんな和紙はりまで進みました。
思ったより早い!
やはり自分で作りたいと思って応募してきただけあって
とても一生懸命にやってますね。
完成が楽しみです。
午後は地元の小学校を訪問しました。
今日は学校の文化祭のようです。
そこで驚いたのが、夕方の18時くらいから
文化祭がスタートしたことです。
日本では夕方から夜にかけて文化祭をしかも
平日に行うなんてありえないですよね。
ここも文化の違いなんでしょうか。
学校に入ると子どもたちの作品が飾ってあります。
そしてガラスケースに鯛車が!!
鯛車の歴史やプロジェクトの説明までありました。

ブラックライトに照らされている!?

しかもイルカのイラスト入りです。
カタチが独特だけど完成度が高いですね。
なぜこの学校に鯛車があるかというと
6月にガルベストンの6名が巻に来て
帰りに25台分の材料を持って帰りました。
そして11月までにそれぞれの学校の授業の中で小学生から高校生までが
鯛車づくりをしたんですよ。
高校生が台座から骨組みをつくり、小学生が色塗りを担当しました。
1校で2台の鯛車をつくり、1台は巻の伝統的な鯛車を、
もう1台は学校のスクールカラーで色を塗りました。
他にもペーパークラフトの鯛車づくりを行ったり、6千人の子どもたちが
何かしらの方法で鯛車づくりに関わったようです。
巻でも全ての学校でできたらいいのに。
この勢いは本家がすぐに追い抜かれそうです。。。

体育館では鯛車が波の中にいました!
小学校の校長先生と一緒に記念撮影。

まだ制作途中の鯛車もあり、週末のキャンドルイベントに
間に合うように頑張って作っていました。
一体どんなイベントになるのかはお楽しみに!
ガルベストンの子どもたちとたくさん交流してあっという間に夜になりました。
そしてこの日はまだまだ終わりません。
ちょうどこの日が一緒にガルベストンに行った皆川さんの誕生日。
夜の食事の時にでも何かできないかと
朝の教室の時にデビィにこっそり話しをしておきました。
するとデビィにはある作戦が!!
私もどんなことが起るのか聴かされてません。
果たしてその結末はいかに。
そこにはテキサスなだけにびっくりな仕掛けが待っていました。
つづく

鯛車 in ガルベストン Part.2

そして2日目。

いよいよ教室の日となりました。
初日は飛行機の移動のせいもあり、クタクタでしたが
今日は晴天の中すがすがしい朝を迎えられました♪

ホテルから教室の会場へ向う途中で
普通にリスが走ってました。
野生のリスだそうです。これがアメリカか!?
ホテルの敷地内にある会場は窓がたくさんあり
とても開放的で良い感じ。

そして、遂に海外での鯛車教室が第一回目の開催です!!

ですが、始めはあまり人がいない!?
と思ったら
時間がたつにつれて増えてきました。
時間の感覚が日本と違うのかもしれませんね。
これからまだまだカルチャーショックは続きます。

まず巻と同じように鯛車の歴史を話します。
もちろん小山さんの通訳付きで!
そして竹組からスタート。
アメリカの人たちは床に座ることが
滅多にないため、床に座りキリで土台に穴を空けるのが
すごく大変そうでした。
巻に来てくれた2人が来てくれました。
ザモラ(左)と高校の美術教師ビバリー(右)です。
ビバリーは6月に巻で鯛車を憶えてから
アメリカに帰ってきてすでに17台も作ったようです!

そしてまた不思議な光景が!!
なんとザモラが朝ご飯をみんなに買ってきました。
しかもこれは毎日続きます。
なんとみんなはドーナツやマフィン、リンゴなどを食べながら
作業を進めて行きます。しかもみんなごく当たり前にですよ。
みんな朝ご飯は家で食べてきてないんですかね。。。
しかも朝からすごい量。でも美味しい!!
ミスタードーナツ以外のドーナツを食べたのは初めてかも。
アメリカ教室は、少し不思議な感じでスタートしたのです。
ドーナツを食べながらでもみんな作業は集中しています。
こちらは音楽の先生ロデリック。
アニメ好きで鼻歌を歌いながら鯛車をつくります。

1日目は無事に終了しました。ペースはかなり良い感じです。
前に並んでいるのはガルベストンの子どもたちが作った鯛車。
カラフルなものもあるけれどそれぞれの学校の校章の色なんですよ。
なるほど!これからみんなとどんなことが起るのか明日から楽しみ!

教室の後に、ガルベストンのオペラハウスで
ちょうど日本人ピアニストのGOTO MAIさんが
登場するということで行ってみることに。
ガルベストンの町中にオペラハウスはありました。
歴史があり建物も素敵です。
1894年からあるんですね。

内装もシャンデリアや家具などの装飾が
素敵です。こんなところ初めてです。

感動!!!!
入ってびっくり。
オペラハウスってこういうところを言うのですね。
まったく音楽には無知でお恥ずかしいのですが。
両サイドに部屋のようなものがあって中央に劇団の奏者が演奏してました。
始まる前の音合わせのようです。
なぜか劇団からの招待ということで
真ん中の一番良い席で聴かせていただきました。
GOTO MAIさんのピアノとオーケストラの音色がすごく良かったです!
その後近くのレストランへ夕食に。地元では有名なようです。
名前は「ガンボーバー」
これが看板メニューのガンボースープといって
魚介がたくさん入ったカレーのような味で
こちらの地元料理です。
ごはんも少し浮いてました。
巻にきたメンバーと家族でいただきました!
とても美味しかったです。
しかもここで初めてお会いした現地の人にご馳走になりました!
息子さんの彼女が新潟に住んでいて親日家のようです。
それでも初めて会った人にごちそうしてくれるなんてすごいことですよね!

帰りにスーパーに寄ってもらい
これからの朝ご飯を買ってホテルに戻りました。

とても濃すぎる1日でした。
つづく

鯛車 in ガルベストン Part.1

みなさん、お久しぶりです。
先月約2週間のガルベストンでの鯛車教室&イベントを終えて無事に帰国しました。
本当に素晴らしい旅でした。
自分がアメリカの地にいたのが今では本当に夢のように思います。

それで内容があまりにも濃すぎて一度では伝え切れないので
数回に分けて紹介できたらと思います。
これから長くなりますが、どうかお付き合いくださいね。

それではまず初日から!!

もしかしたら最後の晩餐になるのでは!と思い
成田空港で出発前に蕎麦とカツ丼を食べました(笑)

降り立ったのがNASAで有名なヒューストン空港。
成田からの直行便で13時間くらいかかりました。
ちなみに時差は15時間で、着いたとたん眠気が。。
もちろん巻から鯛車も一緒に連れてきましたよ!

そしてヒューストンから車で約2時間でガルベストンへ。
ここで補足ですが、
ガルベストンは新潟市との姉妹都市で再来年50周年を迎えます。
2008年のハリケーンで町が大きな被害を受けてしまい、
鯛車を使って復興のあかりを灯したい!ということと、
ガルベストンに住んでいる人たちとのつながりを鯛車を通じて
もっと増やしたい!ということで
私たち鯛車復活プロジェクトが選ばれました。
今回はプロジェクトから私、皆川さん、市役所で国際課の小山さんの
3名で行きました。ちなみに小山さんが通訳でひと安心!!
今年の6月にはガルベストンから新潟の巻へ6名が
鯛車を習いに来日しました。
そのときの様子はこちら↓
それではガルベストンがどんな町か少し紹介しますね。
ガルベストンはヒューストンから車で2時間ほどの
ところにある港町です。
テキサス州の中にあるんですよ。
町はハリケーンの影響でまだ復旧していない
お店が多くあるものの、古い建築物もたくさんあり
とても素敵な町。
そして滞在先のホテルはまさかのこのグレード!
しかも一人一部屋!!!
鯛車が小さく見えます。
ホテルからの眺めも素敵です。
名前はムーディーガーデンズです。

このホテル、
ヒューストンに住んでいる人たちが休暇を利用して訪れるようです。
6月に巻にきたデビィがホテルの社長夫人だったので
今回の私たちの滞在先に提供してくれました。
本当に感謝しています。ありがとうございました。
着いてからホテルの最上階で私たちのウエルカムパーティーを
してもらいました。
アメリカ版鯛車もお出迎え。
そして巻にきた5人との再会です。
左からザモラ、マッケイ、ビバリー、ドック
青い法被をきたのがデビィですね。
そして初日からテキサスの洗礼を
受けることに!!
特大サイズのステーキにジャガイモです。
これは帰国する頃にはいったいどれくらい太るのか。。。

そんなこんなで鯛車との旅一日目は終了です。
いよいよ明日の朝から鯛車教室の開始です!!
どんなメンバーが集まったのか楽しみですね。

つづく

ビームスに鯛車を観に行ってきました。

少し前の話しになりますが、
プロジェクトの鯛車が唯一販売されている東京の
ビームスフェニカに行ってきました。

8月いっぱい鯛車コーナーを作っていただいたのですが、
その展示にはとても趣向が凝らされているもので
スタッフさんの様々なアイディアにはとても勉強になりました。

場所は原宿で、昨年から置いて頂いている
ビームスフェニカというビームスの中でも
クラフトを扱う店舗です。
服はもちろん書籍や小物類が充実しています。

右下にある灯籠の写真はスタッフの方が
お盆をイメージして作ってくれたものです。

紅白の紐の置き方も私の発想にはありませんでした。
鳥肌ものです!
こちらは新宿店のビームスジャパンの販売風景です。
ちょうど器の展示をしていたのでマッチしています!
ここ以外にも神戸店、そして巡回展で広島にも行って
売れたそうですよ!

今回原宿で置かせていただいたことから色々な出会いがありました。
新宿で新潟料理のお店を経営している方が巻出身の方で
ビームスに置いてある鯛車を見てものすごく喜んでくれて
私に連絡をいただき、今度東京でお会いすることになりました。
そして、これを見てくれた新潟の人と知り合い
今度は巻の教室に参加してもらえることになりました。
東京で新潟の人と繋がるっておもしろいですよね。
また、バイヤーの方が鯛車を1台ロンドンに持っていってくれました。
ロンドンの人たちには一体どんなふうに見られるんでしょうね。
今までもそうでしたが、鯛車は人づてにどんどん予想もしない
場所に旅をしているようです。
フランス、イギリス、アメリカときたら次はアジア進出ですかねw
夢はふくらむばかりです。

バイヤーさんから届いた写真です。
これは成田にて。

これはロンドンに着いた鯛車です!
ビームスの帰りには大学の先輩(卒業して出会いました)の写真展を観に
神楽坂のギャラリーへ行きました。
この先輩は田村収さんといって建築の記録写真を大学卒業からずっと
とり続けている方です。
これなんだかわかります??

戦争時に作られた飛行機を格納する基地だそうです。

千葉県の茂原市にはまだいくつかこの格納庫が林の中に残っているようです。
田村さんの視点は毎回おもしろく、毎年この時期にギャラリーで展示を
されているのですが、これからも絶対観にいきたいと思います。

田村さん、お忙しい中時間をとっていただきありがとうございました!

今年の夏も小学校で教室を行いました!

今年も巻北小学校で7月、8月に鯛車の制作教室を行いました。
今年で3年目という兄弟と、同じく3年目の女の子仲良し二人組が
いましたが、どちらも6年生ということで最後の教室になりました。
3年間、夏休みには鯛車を作ってたということですよね。
これってすごくないですか!?
これで鯛車、後継者問題も安泰ですね…w

昔は図工室でクーラーがなく
汗まみれでやってましたが
今はクーラー完備の図書室を使わせてもらってます。
まずはじめは恒例の鯛車の歴史から入ります。
これはすごく大事なことです。

この子は今年で2回目ですね。
お姉ちゃんが卒業してしまったので
今回は1人で頑張ってます!

今年3回目のこの子は
波の絵をこだわってますね!

色塗りに入りました!
ここから真剣勝負です!
はじめての参加にして
この風格!来年も来てほしい!
親子で色塗り楽しそうですね!
親の方が真剣になるのがよくわかります。
なんと先生も参加しちゃってます!
子どもたちが楽しそうに作ってれば
我慢できなくなりますよね!
今年最後のこの子はなぜか
余裕が感じられます!
中学生になってもまた来てほしいものです!
みんな完成するとお父さん、お母さん、おばあちゃんまで
呼んで発表会を行いました。
今年は7台の鯛車が完成しました!
鯛車を夏休みの自由研究に出すとみんなが
はりきっていました。

そしてまだまだ終わりません!
毎年小学校の教室は目標を持って行っています。
その目標というのが夏休み最後にある
竹野町という角田山のふもとの村祭りに参加することでした。
ここでは灯籠祭りといって、出発地点から灯籠を持って歩いて
村の中を歩きながら灯籠を流す川まで向います。

鯛車は子どもたちの道しるべとなって暗い道を照らしながら
歩くのがここ数年恒例行事となりました。

教室に参加してない子も鯛車を引っぱれます。
新しい鯛車の引き方!!

最後に、流した灯籠を見守る鯛車たち。

何度もこのブログで言っていますが
巻に住んでいる子どもたちに鯛車を伝えることが
プロジェクトとして一番大切なことだと思っています。
昔、鯛車が盛んにあった頃に比べると
子どもたちが鯛車に関わる時間というのが
少ないです。
私がそうだったからかもしれませんが
小さいときに感じたことは歳を重ねても
どこか頭の片隅に残っているような気がするんです。
来年3月で卒業する子たちが高校生、大学生になったときに
また鯛車を思い出して、今度は大人の教室に参加してくれて
いずれはプロジェクトのメンバーとして一緒に活動して
もらえたら嬉しいですね。
現に今年の高校での鯛車教室で1人いたんですから
きっと叶いますよ!
これは私の密かな楽しみとして5年後、10年後に期待したいです。
教室に参加したみなさん、本当におつかれさまでした!

お盆はみんなの笑顔で溢れていました。

怒濤の8月、9月をなんとか乗り越えやっと
まともなブログ更新です(汗)

今年の8月13日は快晴で無事に「鯛の盆」を
行うことができました。
昨年は雨降りで鯛車を引くことができず
残念な思いをしただけに今年の喜びはみんなが
大きかったはずです。

場所は巻文化会館前で行いました。
内容は鯛車グッズ販売、鯛車の貸し出し、小学生が作った鯛車の展示です。
それではさっそく当日の様子をどうぞ!

毎年貸し出しは暗くなった19時頃から
始めるのですが、早くも小さなお客さんが!
まだ明るいですが、お墓参りスタートです。

いつもイベントを手伝ってもらっている
今井さん親子です。なんと東京からの参加で
巻のお盆初体験です!

この鯛車Tシャツを着たお二人は
夫婦ではありません…w
今年のお盆の貸し出しに
スイカ車も登場しました!
果たして借り手は現れるのでしょうか??
昔はこうやって当たり前に
家族が鯛車を引いてお墓参りに
行ったんですよね。

同級生の子どもも
鯛車を引くくらい大きくなりました。

だんだん暗くなってきて良い感じですね!
やっぱり鯛車には浴衣が似合いますね!
貸し出し場所の鯛の蔵では
プロジェクトのメンバーがつくった
グッズ販売も行いました。

2階の手拭い展はお盆が最終日でした。
西方さん長い間おつかれさまでした!

毎年一緒にイベントを
盛り上げてくださる商工会のみなさん。
熱い人たちばかりです!

それでは貸し出しについていってみましょうか。

昔は砂利道だったところも今は奇麗に舗装されています。
昔はよく鯛車が転んで燃えたそうですね。

お墓に着きました。すでに鯛車だらけです。

それではみんなでお墓参り。
鯛車の紐を持ちながら手を合わせるのが
なんだかとてもよかったです。
毎年この行事は必ず続けていきます!

なにより子どもたちが喜んでくれたのが嬉しかったですね。
いつもお盆はスタッフとしてドタバタしているのですが
今回は鯛車を借りていく家族の姿を自分の目で何組も見ることができました。
これも手伝ってくれているメンバーがいるからです。
本当に感謝しています。
お盆のお墓参りは当たり前のように思いますが、
年に家族で一緒に行うイベントとして、とても大事なものだと思うんです。
私くらいの歳になると普段家族で出かけることも少なくなるので尚更です。
鯛車はきっと家族を繋げる力も持っているんだろうなと
今回はふと思いながら、なんだかとても良い気分で
イベントができましたね。
来年も必ず開催しますので、お楽しみに!

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