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巻にやっと桜咲く!!

ようやく巻にも春がきました!
二週間前に東京で桜を見ていたので
まだか、まだかと待ってましたよ。

今日は「鯛の蔵」にも色の濃い桜がキレイに
咲いていました。

真っ白な蔵にピンクの桜が映えますね!

よく見る桜とは少し違うような、、、
花に疎い私に名前、誰かおしえてください!
つくしも立派に育ってます!

冬の雪で痛んだ竹のスロープも直していただき、
「鯛の庭」復活です!この庭いつ見てもイイですよね♪
桜が散る前にベンチで団子とかやってみたいです!
昨日は隣のまきコミュニティセンターで小学生の
子どもたちがお茶の練習をしていました。
この子どもたち5月に行われる鯛の宵に出るんですよ!

今日は朝から鯛車の修復が行われました。
赤い鯛車が増えてきましたね!

この大きい鯛車もまもなく完成です。
この修復が完成した鯛車、魚のあんこうっぽいと
言われてました(笑)でも憎めない顔してますね!
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■「鯛の蔵」開館日について
以前ブログで4月28日(土)を開館としていましたが、
4月29日(日)の誤りでした。申し訳ありません。

開館日でなくても前もって来られる日を下記のメールアドレスへ
連絡して頂ければ対応させていただきます。

taiguruma@nagaoka-id.ac.jp 
みなさんのお越しをお待ちしております!!

本を読む鯛車!?

日曜の鯛車修復の後に巻に昨年新しくオープンした
「巻図書館」へ行ってきました。
この日はちょうど本の読み聞かせがある日でした。
私の母が読み聞かせのボランティアに行っていることもあり
母の活躍ぶり!?も拝見しつつ、
巻図書館の中もゆっくり探索してみようと思います。

巻図書館は以前あった建物をリフォームして作られました。
形はどことなく四角くて図書館っぽくない感じです。

館内へ入るとすぐ入り口に鯛車がお出迎えです!
昨年の開館時にプロジェクトより1台寄贈させていただきました。

館内はとてもきれいで
置いてある家具もかわいく、落ち着いたイイ感じ!
この広さもちょうど良い!
昨年9月に開館したばかりで
約3万5千冊の蔵書があるそうです。
もちろん個々で読むスペースもたくさんあるのが
うれしいですね!

お話の部屋では読み聞かせが始まり、
たくさんの子どもたちが集まっていました。
この日、母の出番はありませんでしたが
声のトーン、話す感覚、子どもがいかに本に集中できるか
読み聞かせはとても深い世界でした。
ボランティアのみなさん、いつもおつかれさまです!

こんなところにも小さい鯛車が!
そしてこんなところにも!
巻図書館マスコットキャラクターの
本を読む鯛車です♪

「巻図書館」は巻駅から歩いて5分くらいです。
巻の土地、歴史をゆっくり調べるにもお勧めですね。
読みたい本があればリクエストすると入れてもらえるんですよ。
自分の住んでる町に図書館があるって
なんか嬉しいですね!

館内の鯛車探しもぜひやってみてくださいね!

新潟市立巻図書館↓

サクラの季節になりました!!

サクラが満開ですね。

まだ巻ではサクラは咲いてませんよ!

上の写真のサクラは、昨日仕事で東京に行って撮ったものです。
東京ではどこも満開でしかも20度以上もあり、暑かったです。
新潟とは10度も差があり、帰ってきたら温度差で変な感じでした。
今日は昨日無理をしたせいかダウンしてしまいました。
会社のみなさま、いつも迷惑かけてすいません。。。
5月の表参道教室までにはなんとしてでも治します!

さて、日曜の鯛車修復ですがみんな色塗りに入り
色のぼかし作業に苦戦してました。
鯛車にとって体の赤から白になるぼかし部分は重要なところです。
今回使用する絵の具はいつも教室で使っているものではなく
貸し出し用の鯛車であるために雨に濡れても良いように
アクリル絵の具を使っているんです。
いつも使っている岩彩絵の具と違ってアクリル絵の具はぼかしにくいんですね。

こちらはもう少しで色塗りですね。

この大きな鯛車もまだ紙貼り途中です。
紙の面積が多い分貼るのも大変です。

ヒレをつけて完成第一号ですね!
やはり大橋先生は早い!

畑山君はぼかしに苦戦してます。
それでも若手のホープはぼかさず、
筆の先で散らす方法を考えたようです!!

みんなが色を塗りやすくするために
目だけ先に作ってもらってます。
鯛車はロウを塗る前に目の黄色だけ塗るんです。
鯛車は竹と和紙だけでできているので
こんな風に片手で持ちながら
色塗りもできますよ。
下の波模様はこうやって寝かせて塗るのが
基本ですね。
赤い鯛車が段々と増えてきました!
みんなペースが上がってます。

先週、鯛の蔵に水道が付きました!
これで花の水やりがだいぶ楽になりました。
今までは近くから汲んで持ってきてましたから。。
ありがとうございました!!

「鯛の蔵」にトロフィーを展示しました!!

昨年、9月に私たちプロジェクトは
ティファニー賞を受賞しましたが、
この前の日曜にようやくトロフィーの台が完成し
鯛の蔵に展示することができました。
みなさん、長らくお待たせしました!

このトロフィーは建築家フランク・ゲーリーの作品なんですよ。
http://www.praemiumimperiale.org/ja/laureate/construction/item/118-gehry

有名建築家の作品が巻で見られるなんて
マニアにはたまりません!!
建築好きな方もぜひ観にきてくださいね。

皆川さん製作の特注ケースです。
近々キャプションもつける予定です。
ケースに写り込む鯛車もまたキレイですね!
ティファニー賞受賞について↓
https://taiguruma.com/blog/2011/09/blog-post_12-3

そして日曜の修復作業もいよいよ色塗りに入りました。
ここからは一発勝負です!

40台もの鯛車に色を塗るため、
この日はメンバーもたくさん集合しました。

納得の出来映えです!!
一番肝心な目玉から塗っています。
目玉は丸く塗るので難しいんですよね。
こだわりの波模様が完成です!
最年少メンバーの畑山君は
色塗りが上手なんですよ。
ミヨシさんは家に持って帰って塗ってくるそうです。
どんな鯛車ができるのでしょうか!?

大橋先生の筆さばきです。
ボカシがうまいですね。
ロウに絵の具が付かないように
鱗ごとに丁寧に色を塗っていきます。

やはり色塗りは時間がかかる作業です。
来週も引き続きみんなでチャレンジします!
もうすぐ、巻文化会館のロビーにたくさんの赤い鯛車が
たくさん並びます。お楽しみに!!

4/1までプロジェクトの鯛車が新宿で見れます!!

3/20〜4/1まで鯛車復活プロジェクトの鯛車4台が
東京新宿のギャラリーにて展示中です。

鯛車復活プロジェクト関東支部の皆川さんが
新宿のギャラリーで祈りをテーマに展覧会を開催しています。
皆川さんとは「鯛の蔵」の棚など内装も手がけてる
関東在中のメンバーなんですね。
皆川さんは教室で使う鯛車の台座も作ってもらってます。

皆川さんとはこちら↓
https://taiguruma.com/blog/2011/04/blog-post_27-6

その皆川さんとともに巻からもメンバーの作った鯛車4台が
出張しています。
この鯛車は表参道教室で作るサイズの鯛車です。

もちろん灯り入りです。
長嶋先生、柿崎先生、伊東先生、
そして私の亡くなった祖父の鯛車が
展示されてます。
他にも祈りをテーマに様々な作品があります。
これは私の作品です。
中身は会場でのおたのしみです!

会場風景です。
次の日曜まで行われてますので、鯛車に興味のある方
ぜひ行って観てください!
鯛車の構造がわかる骨組みも合わせて展示中です。
鯛車の他にも皆川さんがデザインした仏壇などもあるんですよ!
会場など詳しくは下記のDMをご覧下さい。

修復作業 & 4月「鯛の蔵」開館日について

この前の日曜はいつもの修復作業を
巻のコミュニティーセンターで行いました。

快晴の天気です。
いよいよ春が近いですね! 

みんな紙貼りが今回の作業でだいたい終わりました。

私がプロジェクトを立ち上げた時に作った鯛車も
この通りキレイに直してもらいました。
この鯛車はいつも教室で作るサイズよりも大きいんです。
これが巻の鯛車の標準サイズと言われています。

竹の骨組みを直してますね。 こちらのメンバー2人は仲良し兄弟です♪
こちらはもう少しかかりそうですね。

これはいったいなんでしょうか。
リボンのような??

これは鯛車のヒレなんです。
修復の鯛車は40台ちかい数があるので
その分ヒレの数も多いんですね。
来週はいよいよ色塗りに入ります。
鯛車たちはあと少しで自分の顔が入りますね!
今回は厚さのある和紙だったので、
和紙の透け具合を心配していましたが、
これならばっちりですね!
和紙だけでもこんなにキレイですよ。
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■「鯛の蔵」開館予定日について

「鯛の蔵」は不定期開館となるため、
蔵の前に設置してある黒板を見て確認していただくか、
このブログのトピックスの欄に開館日をおしらせしますので
そちらで確認していただいてからお越しください。

前もって来られる日を下記のメールアドレスへ
連絡して頂けると有難いです。
taiguruma@nagaoka-id.ac.jp

[鯛の蔵]4月の開館予定日です。
4月  1日(日)
4月  8日(日)
4月21日(土)
4月28日(土)
※しばらく修復作業のため午前中のみの開館となっています。
午後見学したい方、又はお急ぎの方は
090-7413-7793までご連絡ください。

鯛の蔵が開いている時は
私に声をかけていただければ
鯛車の引っ張り体験もできます。
みなさんぜひお越し下さい!

嬉しい悲鳴!?

今年6月から始まる巻の鯛車教室ですが、
定員に達しましたので閉め切らせていただきます。

というのも本来だったら
そろそろ募集をかける時期なのですが
昨年秋に参加できなかった順番待ちの方だけで
なんと募集人数20名を超える30名が集まってしまいました!
嬉しい悲鳴ですね。
今までこんなことはなかったのですが(汗)
申し訳ありませんが、参加したいという方は次回に
まわさせていただきますのでご了承ください。
連絡をいただければ次回教室前に必ずご連絡します。
東京の教室は募集中ですので
よろしくお願いします。

さて、鯛車修復作業は紙貼りも終盤にさしかかりました。
その前に先週紹介できなかったことがありますので
まずはこちらをご覧下さい↓

前回の修復作業の最後に
11月に竹細工の職人さんのところへ見学へ行った
長嶋さんが毎日コツコツと修行を積んだ
竹ひごづくりをみんなに披露しました。

竹ひごづくり見学の様子↓
https://taiguruma.com/blog/2011/11/blog-post_15-4

それでは
長嶋さんの修行の成果はいかに!?

まずは竹の真上にナタを置き、
トンカチではたきます。

1月に巻で切った練習用の竹を使いました↓
        https://taiguruma.com/blog/2012/01/blog-pos-53           まだ水を含んでいるのでスパッと切れます。

長嶋さん、すごいです、すごいですよ!
ナタで均等に割いていけば
どんどん竹ひごに近づいていきます。

きれいで細い竹ひごの完成です。
いつか竹ひごの教室を開いていただきたいですね。
ありがとうございました。

修復作業はみんな紙貼りがラストスパートです。
今日は今まで紹介していない先生方の
紹介もして行きましょう!

料理人の加藤さんです!
加藤さんは4年前にmixiで知り合ってから
教室に参加して先生となりました。
柿崎さんは油絵が県展に入賞するほどの腕前。
いつ見ても仕事が丁寧で確実!
姉妹で参加されて2人とも先生なんですよ。

一期生の向井さんはもう7年ものお付き合いです。
毎年、小学校の教室にも参加してもらってます。
子どもに教えるのがピカイチなんです!
中澤さんは今年先生デビューの予定です。
4回の教室参加を得て技術は抜群です!
中澤さんも絵を描いているだけあって
細かい作業が得意なんです。
以前にも紹介した徳吉さんは巻の町なかで
鯛車を展示している時に出会いました。
熱心にカメラで鯛車を追っている姿を見て
きっと鯛車を作ってもらえるなと確信してたんですよ!
相田さんも今年先生をお願い予定です。
相田さんの特技は、、、
これです!紙粘土で作る人形の達人でした!
かなりリアルです。一体が指1本ほどの大きさです。

とても良い雰囲気が出てますよね。
この空気感がたまりません。
そして、なんと鯛車を引く風景もこれから
再現してくれるそうです!!お楽しみに。
プロジェクトの先生は
みんなそれぞれの個性を持っています。
その一人一人の個性が鯛車にも
よく現れている気がします。

プロジェクトにはまだまだおもしろい先生たちが
たくさんいます。
これからも少しづつ紹介していけたらと
思いますのでお楽しみに!

表参道、鯛車教室の詳細について。

表参道、鯛車教室の詳細が決まりましたので
お知らせします。

■日時:5月12日(土)・5月13日(日)・5月19日(土)・5月20日(日)
午前10時30分~午後5時30分の計4回コース
■場所:表参道・新潟館 ネスパス 3F
■定員:20名(先着順にて締め切り)
■参加費:9,000円(ライト付き・50cmの小さいサイズです)
お昼は各自ご持参下さい。
ネスパス1Fでお弁当販売、また地下にはレストランもあります。
(ちなみに毎回みんなでレストランのランチしてました)

※6月22日(金)の表参道キャンドルナイト2012に
完成した鯛車をみんなで引っ張ります。
昨年の様子はこちらから↓
https://taiguruma.com/blog/2011/06/blog-post_22-7

興味のある方こちらにメールください↓
taiguruma@nagaoka-id.ac.jp

お待ちしております!!

3月11日。

もう震災から1年がたちました。
本当に時が経つのは早いものです。
被害に遭われた方々へ
深くお見舞い申し上げます。

今日は雲がほとんどない良い天気でした。
昨年の今日はどんな天気だったでしょうか。

震災が起こってから自分の中で変わったことがありました。

それはとても些細なことなのですが、

妻と会話しながら食事をしているとき、

ペットの犬が自分の足下で丸くなって寝ていたとき、
朝、近所の人と挨拶を交わすとき。
そんなとき、今までは何とも思っていなかったのに
少しでも「幸せだなぁ」って感じられることが増えました。

年末大きな事故に遭い、なおさら感じるようになったのかもしれません。
あたりまえのことがあたりまえにできる喜び。
まわりにはいつも愛する家族がいて
喧嘩しても怒っても、楽しくて笑っても
1人じゃなくて一緒に同じ想いを共感してくれる人がいるのが
どんなに幸せなことかなのか、
3.11の震災で気づかせていただきました。

今日は午前中にいつもの鯛車修復を行い、
午後のちょうど地震の起こった14時46分は
家族と一緒にいたいと思い、妻を連れて実家に向かいました。
みんなで黙祷しようと思ったのですが、
母は図書館に出かけていて父が一人で昼寝をしていました。
そんなウトウトしている父の姿を見て、改めて幸せを感じつつ
テレビをつけ黙祷をしました。
黙祷の1分間はとても静かで色々なことを考えました。
今自分にできることは何なのか、と。

鯛車復活プロジェクトでは今年の7月に、
昨年被災して新潟に避難された方々を対象に
鯛車の色塗りワークショップを予定しております。
鯛車は贈答用などお祝いごとにも使われていましたが
主にお盆時期に霊をなぐさめる役目として受け継がれてきた郷土玩具です。
色塗りのワークショップでは参加者から鯛車に想いを入れていただき、
その鯛車に復興としてのあかりを灯すことで
少しでも参加者の方の心を安らげたらと思っています。
そして毎年7月末に新潟古町で行われる「千灯祭り」にも
完成した鯛車を引っ張りたいと思います。
また近々、皆さんにこの場でお知らせしますね。

少し話は戻りますが、
今日の午前はいつも通り鯛車の修復作業をしました。
先週に引き続き、たくさんのメンバーが集まりました。
最後にメンバーの良い笑顔をたくさん紹介して
終わりたいと思います。

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