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巨大鯛車の形が見えてきました!!

先週に引き続き巨大鯛車をみんなで進めました。
そして今回は遂に形が見えてきたのです。
3回目にしてもうここまでできました。
みんなもう一台くらい作れるんじゃないか
なんて話しもしてましたよ(笑)

竹をさいてパーツごとに組み立てます。

そして竹を仮止めしてできたのがコレです!
尻尾まで2mくらいあるので台車に乗せたらねぷたみたいに大きくなりそうです。
私はこの鯛車の紙を貼る前の姿が大好きです。
竹の緑色と竹のしなり具合がとても美しいです。
尾の角度をみんなで時間をかけてこだわりました。
作っている時にメンバーの1人がこう言いました。
「普段の仕事は決まりきったことをしているけど
鯛車づくりは作る過程で色々な発想が生まれてくる。
そこがおもしろい」
深いですね!鯛車を通じて学ぶことが山ほどあります。
来週も楽しみです。

別会場では修復作業もどんどん進んでいました。

痛みのひどい鯛車は和紙を全て剥がして貼り直していきます。
ただ、竹組みがしっかりしているので問題ありません。
上の鯛車はこのメンバーの1台目で思い入れが強いと
話しをしてくれました。
この鯛車は頭の所だけ破れていたので
そこだけ貼り直します。
なかなか技術のいる作業です。

中には始めから作った方が早いのではないか
という鯛車もありますが、できるだけ直せるものは直します。
今年のお盆は生まれ変わった鯛車がたくさん町を走りそうですね。

小さな工場のお菓子屋さん

日曜日に地元の巻ですごく良い感じのお店を
見つけたので紹介したいと思います。
お店は「たけうち」さんという和菓子屋さんです。

すごくおもしろい場所にあるんです。遠方からですと巻潟東インターを降りて
ずっと真っ直ぐに来ると上の信号につきます。

お店の外観です↑

今月オープンしたばかりのお店で目立たないところにあるんです。
普通では絶対見つけられないところです。
たまたま私の妻が自転車で土手を散歩している時に見つけました。
土手のすぐ脇です。しかもお店は道路側ではなくて土手の方に入り口があります。
ここのご主人はまだ若くて偶然にもこれから向かおうと思っていた
お店から独立したということで何かご縁を感じました。

ここにお店を構えたのはご主人のお父さんの工場が以前からここに
あってちょうど良かったそうです。
外観も内装も工場の雰囲気がほどよく残っていました。
お父さんと一緒に改装したということで手作り感いっぱいの良い感じです。

商品数は6つでお昼なのにもうまんじゅうが少ししか残っていませんでした。
すごい人気ですね。この棚も全て手作りだそうです。

手作りのおしながきもいいですね!

お店の中には作業着のお父さん(おそらく元大工さん??)もいて
ご主人と二人で接客をしてくれました。
まんじゅうを5個しか買っていないのに帰る際にはわざわざ外に出て
私が見えなくなるまで見送りまでしてくれました。
お店もあったかくて二人のお人柄もあったかくて
とても良い時間を過ごさせてもらいました。
みなさん、近くに来られる際にはぜひ行ってみてください!

「鯛車の修復作業」&「巨大鯛車づくりpart.2」

昨日は町のコミュニティーセンターで
鯛車の修復作業をメンバーで行いました。
2009年の「水と土の芸術祭」で100台の鯛車をみんなで作ったのですが
様々なイベントで展示されたり、引っ張られたりしたため
和紙が切れたり、色があせたりしたものが数多くありました。
今は巻文化会館のロビーに飾ってあるのですが
人目につくところだし、壊れたままだと鯛車も可哀想なので
教室のないオフシーズンのうちに
修理しようということになりました。

鯛車は骨組みが竹でしっかりできているので、
和紙を剥がして新しく貼り直せばまた復活します。
昔はお盆のお墓参りに向かう道が
今のようにきれいに舗装してなくて、
砂利道などが多かったらしく
夜ろうそくの灯りをつけた鯛車が倒れて燃えることが
よくあったそうです。
ただ、壊れたからそれで終わりではなくて
家に持って帰ってまた張り替えて作り直すということが
行われて、その繰り返しで今の時代にも残ってきたものだと思います。
その精神を受け継ぐためにも私たちにとって
修復作業はとても大切なことです。

自分で作った鯛車は自分で修理するのが決まりです。

鯛車も修理してもらってなんだかうれしそうですね。

昨日は修復作業と同時に巨大鯛車の制作も行われました。
前回に引き続き、竹との格闘です。

前回作った竹ひごをパーツごとに切っていきます。
竹が固いため火であぶってみましたが、、、
きれいに曲がりません。
パーツごとに木枠に竹ひごを刺していきます。

上の写真は竹がきれいにカーブを描いていますが、

ただ曲げるだけではここまできれいに曲がらないんです。
試行錯誤の結果ある方法を見つけました。
ヒントは上の写真の中にあります!
来週はいよいよ鯛車の形が見えてくると思います。
次回もお楽しみに〜

表参道で教室教室が開催決定!!

今年もご好評につき東京での鯛車教室が決定しました。
場所は表参道ヒルズ隣りにある「表参道・新潟館ネスパス」です。
ネスパスは新潟のアンテナショップで、
新潟の名産品を数多く置いてあるお店です。
地下には新潟の食材を使ったレストランもあり
毎日多くのお客さんで賑わっています。

表参道での鯛車教室は今年で3回目となりますが立地が良いですよね!
お洒落な若者、セレブな奥様たちがいつもいっぱいです。
鯛車に関わらなければ私はここへ来ることなかったと思いますね。

一番はなんと言っても教室に参加してくれる人たちがおもしろい!
おととし、お寿司屋さんの方が参加して完成した鯛車を
お店の入り口に飾っていたら、それを見た方から連絡がきて
昨年の教室に参加してくれたんです。
他にも今は東京暮らしで昔巻に住んでいて鯛車を引っ張った
思い出のある人や新潟出身の若者まで。
今年もどんな人たちが集まるのか今から楽しみです。
きっとかわいい鯛車がたくさん誕生することでしょう!

参加者は若者からお年寄りまでさまざま

それでは教室の日程おしらせします↓

日時/2011年5月21日(土)・22日(日)・28日(土)・29日(日)

 AM10:30〜PM5:30(お昼1時間休憩あり)

場所/表参道・新潟館ネスパス3F(表参道ヒルズ隣り)

定員/20名(原則として4日間全て参加できる方)

参加費/9,000円
(材料費・講習費など全てを含みます。照明器具付き)

締切/5月10日(火) ※連絡先 03-5771-7711(佐藤まで)

※6月17日(金)に表参道で行われるキャンドルナイト2011で
  鯛車をみんなで引っ張りたいと思います。

※教室について質問のある方は下記までメールください。
   taiguruma@nagaoka-id.ac.jp

たくさんのご応募お待ちしております♪

巨大鯛車づくりに挑む!

先週の日曜日からプロジェクトでは巨大鯛車の制作に入りました。
なんと約3m70cmの巨大鯛車に挑戦です!!

これは2005年に3mの鯛車を
修復しているところです。

 

 
なんとこれ↑より大きくなるなんて驚きです。
いったいどんなものができるか今からワクワクしますね。
 
 
まずは鯛車の骨組みになる竹ひご作りです。
竹は4mの長さの竹を間瀬からトラックで運びました。
こんな大きな竹ひごづくりはみんな初めてです。
抱えるだけでもなかなか重いんです。
 
 
 
竹割りはこの秘密の道具!?を使います。
これを竹に当ててトンカチではたいて・・・

 

 
 
みんなで引っ張ると・・・

 

こんなキレイに竹が割れました。
最後に節をナタで削れば竹ひごの完成です。

 

 
初日は何日もかかると思っていた竹ひごづくりが
みんなで知恵を出し合い進めた結果、あっという間に終わりました。
みんなプロフェッショナルですね!
 
次回はこの竹ひごで鯛車の原型になる骨組みを作ります。
次回もお楽しみに〜

ブログ立ち上げました。

みなさんはじめまして。
初めてブログを立ち上げました。
ここでは鯛車復活プロジェクトの活動内容やイベント情報、
代表である野口の日々感じたことなどを
書いていきたいと思います。
文章はあまり得意な方ではないのでご了承ください。

鯛車のHPもありますのでぜひチェックしてみて下さい↓
http://www.taiguruma.com/


 


 


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