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鯛車 in ガルベストン Part.4

ガルベストン誕生日大作戦のはじまりです!
それではその場所に行ってみましょう。

そこはハンバーガーのレストラン。
デビィにアメリカで何が一番食べたいと聞かれた私は、

アメリカ=ハンバーガー。
ハンバーガー=マクドナルド。

「マクドナルド!!」と答えました。
そしたらマックなんて行かない方がいい、
もっと美味しいハンバーガーを食べさせてくれるから
と言われ連れてきてもらったところが
ここ「Spot」というレストランでした。

まずレジに並びます。
メニューがたくさんあってよくわからなかったので
スタンダードなハンバーガーを注文しました。

定員さんはとてもフレンドリー。

そして出てきたのはパンと肉だけ。
そうなんです。ここは野菜とソースはセルフサービスで
入れ放題なんです。野菜にキノコなど、10種類はありましたね。
ここは自分だけのオリジナルハンバーガーが作れるんですね。
しかもマックの二倍以上は余裕でありましたね。
味も今まで食べたどのハンバーガーよりも美味しかったです。
さすがテキサス!!
すいません。本題はこれからでしたね。
ハンバーガーの話しで夢中になってしまいました。
ハンバーガーを食べ終わった頃、
私たちのまわりのお客さんもみんなが
ハッピーバースデイを急に歌い出し、
登場したのがこれです。
花火付きのケーキです。日本でも見たことはありましたが
火花がでかい、でかい!!

皆川さんの大好きなチョコケーキです。
しかも両サイドには鯛車が!!
となりのテーブルに座っていた
レディたちの祝福に皆川さんもご満悦!!
一緒に祝ってくれました。

鯛車チームのビバリーからは
特大ワインのプレゼント。
こんな大きなワインも初めてみました!!

そしてすごいのがここです。
レストランの帰りにレストラン入り口に立っている
電光看板を見ると、、、
看板に皆川さんの名前が!!

もうやることがテキサスサイズですね!!
デビィの旦那さんのジョン(私達が泊まらせてもらっているホテルの社長です)

がレストランのオーナーと知り合いでサプライズを
お願いしてくれたそうです。
皆川さんもきっと思い出に残る誕生日になったことでしょう。
皆川さん、改めておめでとうございました!
そして翌日、鯛車教室3日目になりました。
みんな紙貼りが終わり、ロウ塗りに入ります。
この帽子をかぶったマーシャは毎日一番にきて
もくもくと作業をする頑張りやさんです。
ロウ塗りが終ったレスリーは紫色と黄色を塗り出しました。
いったいこれは??
そしてなんとタミィはブルーを塗っています。
しかも台座には「サム」と日本語で自分の子どもの名前を書きました。

教室をしているとホテルのスタッフの人が
観にきてくれました。
映画に出てくる女優さんみたいな人ですね。
みんなで記念撮影。

今日はお客さんがたくさんきます。
デビィの友達のローザはコロンビア出身。
アメリカからこの町へ移ってきたそうです。
とても鯛車を気に入ってくれて、ビューティフルを連発!

今日のランチはローザが教室みんなへご馳走してくれました。
なんて良い人、良い国なんだ(笑)

小山さんも嬉しそう!!
同じ会場内で小学校の生徒が作った鯛車の
仕上げをしているデビィの娘、アシュリー。

そのアシュリーは警察官!!
かっこいいですね。私達はアメリカのどこにいても安心です。
夜はファーストフードのタコベルという
トルティーヤ専門店に行きました。

かわいいポップな看板。
ガルベストンは海を挟んですぐ下はメキシコなので
こんなお店もあるんですね。
アメリカでは給食でメキシコ料理がでるほど
定着しているそうですよ。
なんだか毎日食べてばっかりです。
しかも全てがビッグサイズ。
これは本当に帰る頃には
別人になっていそうで怖いですね。。。
つづく

鯛車 in ガルベストン Part.3

今日から朝が早い。

8時には会場入りして生徒さんたちを待ちました。
時差ぼけもようやく慣れて、朝はLINEをつかって家族と普通に会話できる。
時差が15時間もあるので自宅は夜なんですね。
それにしてもすごい時代になりましたね。
アメリカにいても普通に近くで会話しているように
声が聞こえる。しかもインターネット電話だから無料。
とても便利ですね。
そんなことを考えていると生徒さんが集まってきました。

鯛車も少し眠たそうzzz

生徒のテリサは朝いつも釣りに行ってから
教室にきます。なんと釣ったばかりのヒラメを
見せてくれました。
そのテリサが自分の名前を書き出しました。
初めてなのに私の字より上手かも。。。

仲良し夫婦のリム(左)とジップ(右)はベトナム系で
日本のモノが大好き。
日本のコレクションが自宅に山ほどあるそうです。

今日は巻メンバーのドックが観にきてくれました。
ドックの右にいる女性、レスリーは
学校の美術の先生で鯛車教室の4日間は学校をお休みしているそう。

今日はみんな和紙はりまで進みました。
思ったより早い!
やはり自分で作りたいと思って応募してきただけあって
とても一生懸命にやってますね。
完成が楽しみです。
午後は地元の小学校を訪問しました。
今日は学校の文化祭のようです。
そこで驚いたのが、夕方の18時くらいから
文化祭がスタートしたことです。
日本では夕方から夜にかけて文化祭をしかも
平日に行うなんてありえないですよね。
ここも文化の違いなんでしょうか。
学校に入ると子どもたちの作品が飾ってあります。
そしてガラスケースに鯛車が!!
鯛車の歴史やプロジェクトの説明までありました。

ブラックライトに照らされている!?

しかもイルカのイラスト入りです。
カタチが独特だけど完成度が高いですね。
なぜこの学校に鯛車があるかというと
6月にガルベストンの6名が巻に来て
帰りに25台分の材料を持って帰りました。
そして11月までにそれぞれの学校の授業の中で小学生から高校生までが
鯛車づくりをしたんですよ。
高校生が台座から骨組みをつくり、小学生が色塗りを担当しました。
1校で2台の鯛車をつくり、1台は巻の伝統的な鯛車を、
もう1台は学校のスクールカラーで色を塗りました。
他にもペーパークラフトの鯛車づくりを行ったり、6千人の子どもたちが
何かしらの方法で鯛車づくりに関わったようです。
巻でも全ての学校でできたらいいのに。
この勢いは本家がすぐに追い抜かれそうです。。。

体育館では鯛車が波の中にいました!
小学校の校長先生と一緒に記念撮影。

まだ制作途中の鯛車もあり、週末のキャンドルイベントに
間に合うように頑張って作っていました。
一体どんなイベントになるのかはお楽しみに!
ガルベストンの子どもたちとたくさん交流してあっという間に夜になりました。
そしてこの日はまだまだ終わりません。
ちょうどこの日が一緒にガルベストンに行った皆川さんの誕生日。
夜の食事の時にでも何かできないかと
朝の教室の時にデビィにこっそり話しをしておきました。
するとデビィにはある作戦が!!
私もどんなことが起るのか聴かされてません。
果たしてその結末はいかに。
そこにはテキサスなだけにびっくりな仕掛けが待っていました。
つづく

鯛車 in ガルベストン Part.2

そして2日目。

いよいよ教室の日となりました。
初日は飛行機の移動のせいもあり、クタクタでしたが
今日は晴天の中すがすがしい朝を迎えられました♪

ホテルから教室の会場へ向う途中で
普通にリスが走ってました。
野生のリスだそうです。これがアメリカか!?
ホテルの敷地内にある会場は窓がたくさんあり
とても開放的で良い感じ。

そして、遂に海外での鯛車教室が第一回目の開催です!!

ですが、始めはあまり人がいない!?
と思ったら
時間がたつにつれて増えてきました。
時間の感覚が日本と違うのかもしれませんね。
これからまだまだカルチャーショックは続きます。

まず巻と同じように鯛車の歴史を話します。
もちろん小山さんの通訳付きで!
そして竹組からスタート。
アメリカの人たちは床に座ることが
滅多にないため、床に座りキリで土台に穴を空けるのが
すごく大変そうでした。
巻に来てくれた2人が来てくれました。
ザモラ(左)と高校の美術教師ビバリー(右)です。
ビバリーは6月に巻で鯛車を憶えてから
アメリカに帰ってきてすでに17台も作ったようです!

そしてまた不思議な光景が!!
なんとザモラが朝ご飯をみんなに買ってきました。
しかもこれは毎日続きます。
なんとみんなはドーナツやマフィン、リンゴなどを食べながら
作業を進めて行きます。しかもみんなごく当たり前にですよ。
みんな朝ご飯は家で食べてきてないんですかね。。。
しかも朝からすごい量。でも美味しい!!
ミスタードーナツ以外のドーナツを食べたのは初めてかも。
アメリカ教室は、少し不思議な感じでスタートしたのです。
ドーナツを食べながらでもみんな作業は集中しています。
こちらは音楽の先生ロデリック。
アニメ好きで鼻歌を歌いながら鯛車をつくります。

1日目は無事に終了しました。ペースはかなり良い感じです。
前に並んでいるのはガルベストンの子どもたちが作った鯛車。
カラフルなものもあるけれどそれぞれの学校の校章の色なんですよ。
なるほど!これからみんなとどんなことが起るのか明日から楽しみ!

教室の後に、ガルベストンのオペラハウスで
ちょうど日本人ピアニストのGOTO MAIさんが
登場するということで行ってみることに。
ガルベストンの町中にオペラハウスはありました。
歴史があり建物も素敵です。
1894年からあるんですね。

内装もシャンデリアや家具などの装飾が
素敵です。こんなところ初めてです。

感動!!!!
入ってびっくり。
オペラハウスってこういうところを言うのですね。
まったく音楽には無知でお恥ずかしいのですが。
両サイドに部屋のようなものがあって中央に劇団の奏者が演奏してました。
始まる前の音合わせのようです。
なぜか劇団からの招待ということで
真ん中の一番良い席で聴かせていただきました。
GOTO MAIさんのピアノとオーケストラの音色がすごく良かったです!
その後近くのレストランへ夕食に。地元では有名なようです。
名前は「ガンボーバー」
これが看板メニューのガンボースープといって
魚介がたくさん入ったカレーのような味で
こちらの地元料理です。
ごはんも少し浮いてました。
巻にきたメンバーと家族でいただきました!
とても美味しかったです。
しかもここで初めてお会いした現地の人にご馳走になりました!
息子さんの彼女が新潟に住んでいて親日家のようです。
それでも初めて会った人にごちそうしてくれるなんてすごいことですよね!

帰りにスーパーに寄ってもらい
これからの朝ご飯を買ってホテルに戻りました。

とても濃すぎる1日でした。
つづく

鯛車 in ガルベストン Part.1

みなさん、お久しぶりです。
先月約2週間のガルベストンでの鯛車教室&イベントを終えて無事に帰国しました。
本当に素晴らしい旅でした。
自分がアメリカの地にいたのが今では本当に夢のように思います。

それで内容があまりにも濃すぎて一度では伝え切れないので
数回に分けて紹介できたらと思います。
これから長くなりますが、どうかお付き合いくださいね。

それではまず初日から!!

もしかしたら最後の晩餐になるのでは!と思い
成田空港で出発前に蕎麦とカツ丼を食べました(笑)

降り立ったのがNASAで有名なヒューストン空港。
成田からの直行便で13時間くらいかかりました。
ちなみに時差は15時間で、着いたとたん眠気が。。
もちろん巻から鯛車も一緒に連れてきましたよ!

そしてヒューストンから車で約2時間でガルベストンへ。
ここで補足ですが、
ガルベストンは新潟市との姉妹都市で再来年50周年を迎えます。
2008年のハリケーンで町が大きな被害を受けてしまい、
鯛車を使って復興のあかりを灯したい!ということと、
ガルベストンに住んでいる人たちとのつながりを鯛車を通じて
もっと増やしたい!ということで
私たち鯛車復活プロジェクトが選ばれました。
今回はプロジェクトから私、皆川さん、市役所で国際課の小山さんの
3名で行きました。ちなみに小山さんが通訳でひと安心!!
今年の6月にはガルベストンから新潟の巻へ6名が
鯛車を習いに来日しました。
そのときの様子はこちら↓
それではガルベストンがどんな町か少し紹介しますね。
ガルベストンはヒューストンから車で2時間ほどの
ところにある港町です。
テキサス州の中にあるんですよ。
町はハリケーンの影響でまだ復旧していない
お店が多くあるものの、古い建築物もたくさんあり
とても素敵な町。
そして滞在先のホテルはまさかのこのグレード!
しかも一人一部屋!!!
鯛車が小さく見えます。
ホテルからの眺めも素敵です。
名前はムーディーガーデンズです。

このホテル、
ヒューストンに住んでいる人たちが休暇を利用して訪れるようです。
6月に巻にきたデビィがホテルの社長夫人だったので
今回の私たちの滞在先に提供してくれました。
本当に感謝しています。ありがとうございました。
着いてからホテルの最上階で私たちのウエルカムパーティーを
してもらいました。
アメリカ版鯛車もお出迎え。
そして巻にきた5人との再会です。
左からザモラ、マッケイ、ビバリー、ドック
青い法被をきたのがデビィですね。
そして初日からテキサスの洗礼を
受けることに!!
特大サイズのステーキにジャガイモです。
これは帰国する頃にはいったいどれくらい太るのか。。。

そんなこんなで鯛車との旅一日目は終了です。
いよいよ明日の朝から鯛車教室の開始です!!
どんなメンバーが集まったのか楽しみですね。

つづく

鯛車教室がいよいよ海外へ!

題名の通り、鯛車教室は今年11月に
新潟市の姉妹都市、ガルベストンで開催されることとなりました!
まさかの展開ですね。びっくりです!

2年後、新潟市とガルベストンは姉妹都市になって50周年を迎えます。
そこで50台の鯛車を作って日本でいうアメリカのお盆、ハロウィンで
披露する予定です。まずは1年目、50台に向けてできるだけたくさんの
鯛車を現地の人たちと一緒に作りたいと思います。

ガルベストンとはアメリカテキサス州にある海沿いの町です。
メキシコ湾沿いにあってヒューストンにも近いようです。

歴史的な建造物がたくさん残っていて
それを目当てに多くの観光客が訪れます。

11月のガルベストンでの教室に先駆けまして、先週土曜から
ガルベストンの方、6名が巻に滞在して鯛車を作っています。

その様子を今回は少し紹介したいと思います。

この日はガルベストンのみなさんと初対面で
クロスパル新潟で交流会を行いました。
リーダーのダンカンさんは学校の先生で音楽をおしえています。
ダンカンさんがガルベストンについて説明してくれました。
初日は新潟駅前に宿泊し、いよいよ翌日日曜から鯛車づくりに
チャレンジです。
巻駅に到着した御一行。
巻駅に外人さんがいるの初めて見ました!

ちょうど先週から巻の教室が始まったので
この日だけは巻の人たちと一緒に鯛車の骨組みを作りました。
今回は巻教室の生徒さんとガルベストンチーム、
そしておしえる先生、通訳の方
合わせて50人もの人数で鯛車教室を行ったんですよ!

夜は巻の妙光寺の参堂をお借りして
歓迎パーティーを開催しました。
お寺に並ぶ鯛車、やっぱり合いますね!
浴衣を着た子どもたちが引っぱりました。

そして、翌日からもガルベストンチームは鯛車づくりに励みます。
私は会社で参加できなかったので平日がお休みのメンバーにお願いしました。
芸術関係の先生が3人もいて、
来年の授業で鯛車づくりをやりたいと言ってましたよ!

驚いたことにみんなとても器用で
あっという間に仕上げました。
日本人よりうまい!?
この方は美術の先生。やはり個性が出てかわいいですね!
波のところの船も良いデザイン!

私が参加する前に終わってしまいましたね(笑)
ガルベストンのみなさんは、鯛車を作るために巻へ来られただけあって
鯛車に関する熱意はものすごいものを感じました!

そしてとても熱心に勉強していて、鯛車づくりをマスターしたいという気持ちが
すごくよく伝わってくるんです。
11月の現地での鯛車づくりはきっと協力な助っ人になってくれること
間違い無しです!
今日はこれから完成した鯛車を持って新潟市長を表敬するそうです。
喜んでくれるといいですね!
ガルベストンは2008年に起きたハリケーンで多くの被害が出ました。
私たちができることは現地で鯛車を一緒に作り、
復興のあかりを灯すことです。
これからも新潟とガルベストンの関係がずっと続くように
鯛車を通した交流を続けていけたらと思っています。
そして、このガルベストンのみなさんが作った鯛車
6月15日(土)の巻祭りで13時より、まちなか交流施設「囲炉裏」前を巻の鯛車商店街を通って練り歩きます。
小学生と一緒に鯛車の大行列を考えています。
ぜひ、ガルベストンのみなさんへご声援よろしくお願いします!

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