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鯛車がテレビ出演します!

近々の話しですいません。。。
鯛車復活プロジェクトの長嶋先生が
テレビ出演されます。
このブログにもちょくちょく登場していた方ですね。

今週17日の金曜日夕方3:50からの
BSNテレビ「金曜パラダイス」という番組です。
17日から巻夏祭りということもあり
18・19日の子供山車でお披露目される4mの鯛車の紹介と
鯛車制作教室の内容が放送される予定です。
長嶋先生がわかりやすく説明してくれました。

お仕事の方、お祭りに行けない方
はぜひ録画して見て下さいね!!
また、お祭りで実際に4m鯛車を見られる方
長嶋先生を探してみてください。

左が教室で指導している長嶋先生。

4m鯛車の色塗りをしています。
この辺の説明がテレビで放送されます。

長嶋先生は小学校にも鯛車をおしえに行ってもらってます。
我がプロジェクトにはかかせない人です!

子どもたちが巨大鯛車の絵付けをしました!

14日(土)に巨大鯛車の色付けを地元の子どもたちと一緒に行いました。
そもそもこの4mの巨大鯛車は来月18日の巻祭りでお披露目される予定で
巻の3区の子ども山車としてパレードに登場します。
今回の色塗りに参加したのはもちろん3区の子どもたちです。
自分たちで塗った鯛車がお祭りで引っぱれるなんてうらやましいですね。

私も鯛車と初めて出会ったのはこの巻のお祭りだったんです。
小学校の低学年の時に大きな鯛車をみんなで引っぱった記憶が
ずっと頭の中に残っていて、大学の卒業制作で作ったことが
鯛車の活動を始めたきっかけです。
小さい時の記憶って大人になっても憶えてるもので、
それだけ鯛車はインパクトがあったんですね。

子どもたちの色を塗っている顔を見ていたら
この鯛車に挑戦して本当に良かったと思いました。

今回は保護者の方も参加したのですが
我慢できず娘から筆を取り上げて
塗っていました。
親子で楽しんでもらえて良かったです。
だいぶ進みましたね!

子どもたちにとって少しでも思い出に残ればうれしいですね。
来月、6月18,19日に巻祭りでぜひ子どもたちの勇姿をご覧下さい!

翌日の日曜日はプロジェクトのメンバーで子どもたちの色塗りの仕上げを
行いました。ここからはプロの仕事です。
みんな子どもたちの豪快な塗り方に驚いていましたね。
これはぼかし作業をしています。
キレイにグラデーションをつけるには
まず水塗りをしてその後に色を上から下に流していきます。
見学に来られた三条の小山さんにも仕上げを
手伝っていただきました。有り難うございました。

グラデーションがキレイに決まり、後はヒレとヒモを付けて完成です。

とうとうここまで来ましたね。
みんなが口を揃えて言っていたのは
完成したら気が抜けてしまい寂しいということでした。
完成まで持っていくプロセスがおもしろくて
やりがいがあるということでした。
みんな職人気質なんですね。
みんながいるおかげで鯛車の技術はどんどん進歩しています。
みんなに感謝です。
来週から私は表参道での教室が始まり不在になってしまいますが、
後はみんなにお任せして安心して旅立てそうです。
6月18日、完成した世界一大きい鯛車!ぜひお楽しみに!

二つとも完成間近です!!

土曜と日曜はまたまた鯛車三昧でした!!
鯛車マニアな私にとってはとても幸せなことです。
今日は午前中、巨大鯛車の絵付けが行われました。
小さい鯛車と違ってサイズが大きいため、
模様はロウの代わりにラッカーを使って
透明効果を出しました。

目玉を入れると命が吹き込まれる感じがします。

模様を描いているのと同時進行で
尻尾の紙貼りも行われています。
みんなのチームワークが抜群ですね!!

完成が見えてきました。このスケール感どうですか!?
来週はいよいよ子どもたちと一緒に赤色を塗ります。

帰りに来月から始まる鯛車教室の台を
大工さんから受け取ってきました。

今回の鯛車教室は、25名の申し込みがありました。
ありがとうございました。教室の写真は今後ブログで
紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!
昨日と今日は「鯛の蔵」のオープニングの準備も
平行して進めました。

草木染めの暖簾がつきました!

久しぶりのトンカチ作業。
なかなか苦戦しました。。。
パネルも良い感じにつきました!
右が巻の6人の鯛車達人の紹介パネルです。
下に達人たちの鯛車がそれぞれ並ぶ予定です。

二階のレイアウトです。
プロジェクトのみんなで作った鯛車と
プロジェクトの活動紹介パネルが並びます。

鹿児島の鯛車です。
「鯛の蔵」では全国各地の鯛車もこれから紹介していきたいです。
マニアにはたまらないはず!

鯛車のオリジナルストラップです。
かっこいい仕上がりでGOOD!

「鯛の蔵」は5月14日(土)18時オープンです。
写真で見るより実際の方がもっと良いですよ。
興味のある方、ぜひ覗いてみてくださいね♪

いつもと変わらない日曜日。

G.Wの日曜日も鯛車、鯛車、鯛車でした(笑)

いつも通り午前中は、修復、巨大鯛車づくりが行われましたが
修復の方はG.Wということもあり1人しか来られませんでした。
1人で頑張っていただいた徳吉さん有り難うございます!
おかげさまでほぼ修復作業は終わりました。

巨大鯛車は来週ロウ付けということもあり、黙々と作業が行われました。

尻尾のてっぺんは180cm以上ある川端さんが
脚立にのってやっと届く高さです。
いよいよ来週は模様付け!楽しみですね。
鯛の蔵のまわりには花と更に桜の木が植えられました。
桜は巻の商工会さんが植えてくださいました。
ご協力ありがとうございます。

来年はここで花見ができそうですね!

蔵の中では道具入れを作ってもらおうと親戚の大工さんを呼んで
寸法を計ってもらいました。
蔵は鯛車の材料を保管する貴重な施設でもあります。
親戚の大工さんにはいつも教室で使う
鯛車の台座をお願いしています。

午後から鯛の蔵に展示するパネル用の取材に行くことになりました。
・・・とその前に腹ごしらえしないと↓
本日紹介するのは、今巻で色々なお店でカリーナ
(やきそばにカレーをかけたもの)
が復刻しましたが、今回は駅前のいこい食堂さんに行きました。
ちなみに私はここのかつ丼が大好きです。

お昼を食べた後は巻郷土資料館で古くから伝わる
「のぞきからくり」を見学しました。

これからが本番です。
「鯛の蔵」では巻で鯛車を作られている方を紹介する予定です。
午後からはそのための取材に行きました。

内山さんは巻で看板屋さんをしていて
鯛の蔵の看板も設置してもらいました。
内山さんの鯛車に込めた想いは素晴らしいです。
石田さんは「石田花屋」さんの三代目です。
おじいさんが巻の鯛車作り手の第一人者と言われています。
石田さんはその精神を今に受け継いでいます。

他にも巻の達人たち4人をピックアップしています。
みんなそれぞれ鯛車に対する想いは強く、ここまで巻に鯛車が伝わってきたのは
この方たちがいなければ語れません。
1人1人の想いを大切にしたい。
「鯛の蔵」では6人の想いと一緒にそれぞれが作られた
鯛車も一緒に展示させていただき、こだわりや特徴の違いを紹介します。
今大急ぎで準備をしています。
オープン間近! もう少しお待ちください!

夢に近づく。

4月生まれの私にとって

だんだんと桜が散っていくのは寂しいものです。
鯉のぼりもぽつぽつ発見できるようになりましたね。
4月はあっという間だったような気がします。
日曜は修復作業、ジャンボ鯛車、鯛の蔵、浜メグリと
なかなかのハードスケジュールでした。
どれも少しづつしか顔を出せませんでしたが
みんな順調に進んでます。
それでは一つづつ紹介していきますね。
まずは朝九時半から始まった修復作業です。
今日はメンバー紹介も一緒にどうぞ。
台座の紙を全て剥がして貼り直しています。
柿崎さんは県展で入賞するほどの絵の腕前です。

毎週分水から通ってきている小林さんは
2005年から始まった鯛車教室の1期生で
今ではプロジェクトの顔です。
小学校でもおしえてもらってます。
茶道をやっている徳吉さんは鯛車づくりでも
丁寧な仕事します。蔵ができたら茶席を
設けてもらおうと密かに企んでいます。

同じ時間帯に別会場で行われている巨大鯛車チームの進行は

どんなでしょうか!?
いつも思いますが大きすぎて写真の画面に入りません。
中から見ると自然光が和紙を通ってキレイです。
来月の半ばに地元の子どもたちと一緒に色を塗る予定です。
果たして間に合うでしょうか!?

またまた同じ時間に来月オープン予定の「鯛の蔵」では棚の設置が行われました。
棚をデザインして作ってくれたのは鯛車復活プロジェクト関東支部!?
の皆川さんです。皆川さんは大学の先輩でもあり、私が鯛車を始める前から
巻に関わってこられました。普段は埼玉で内装のお仕事をされているのですが、
ちょくちょく巻に帰ってきていただいてイベントなどを一緒に行っています。
本当に頼れる先輩でいつも迷惑かけてます。今回もありがとうございました。
棚は特注で作ってもらいました。

棚の取手は丸でくりぬいてあります。
かわいいですね。

デザインも木のあたたかさと白色が蔵の雰囲気にマッチしてます。
しかもとてもシンプル。さすが皆川さん!!

夕方から越前浜で行われていた「浜メグリ」のライブ会場へ行き、

展示をしていた鯛車の撤収に行ってきました。
土日は会場の浜茶屋でライブがあったのですが、
鯛車のあかりでアーティストが音楽を披露しました。
もちろん初めての試みです。

越前浜から蔵に鯛車を運んで来たらこんなことに!!
なかなかめでたい感じですね。大集合みたいなね。
蔵は昨日看板がつきました。
植栽された芝の緑と蔵の緑がキレイですね。
看板の下のドウダンツツジは季節によって葉の色が
変わるみたいなんです。楽しみですね。
土田さんは蔵の右に桜の木を植えたいと話していました。
それも絶対キレイになりますね!
夜は看板がライトアップされます。
きっと町のシンボルになりますよ!
構想から1年でここまで来れたのが夢のようです。
ちなみに蔵のオープンは5月14日(土)の夕方を予定しています。
また詳しくはこのブログでお知らせしますね。
様々なできごとを通して少しづつですが夢に近づいています。
夢は巻の町中を鯛のあかりで真っ赤に染めること。
関わってもらっている全ての人たちがいて成り立っています。
みんなの想いはどこかで必ずつながっているはずです。
そして鯛車が昔お盆の時期に町中に溢れて、
親子で引っぱったり、作ったりしたように
あたたかいくらしが巻で取り戻せたらいいなと思います。
夢を見るのはいくらでもできていいですね!

鯛車の作業はどんどん進んでます!

昨日は鯛車の修復作業が久しぶりに行われました。

巨大鯛車チームも着々と完成に向けて進んでいます。
様子をちょっと覗いてみると・・・

鯛車のヒレのろう付けをしています。
先生たちは下書きなしでもスラスラです。

またおもしろい道具を見つけました。
円弧を書くビニール製の針金だそうです。
先生たちはよく考えますね。

巨大鯛車も遂に和紙が貼られました。
段々完成が見えてきましたね。

和紙も一枚一枚が大きいですね。
これは型紙から和紙を切り抜いています。
鯛車の紙張りは和紙を一枚一枚分けて貼っていきます。
まるで洋服を作るみたいな作業なんです。
おとといの土曜日は越前浜で以前お知らせしたイベントが
行われました。当日は風が強かったせいで外に出して引っぱることは
できませんでしたがたくさんの人に参加していただき、
有り難うございました。DAIDOCOさんのお料理も美味しかったぁ!
ミニチュア鯛車を作るワークショップです。

鯛車のインスタレーションです。浜茶屋はとても不思議な空間です。

日曜日は巨大鯛車づくり!

日曜日は修復の会場が急きょ使えなくなったので
巨大鯛車づくりの作業のみ行いました。
今回は骨組みの最終段階まできました。

なんと鯛に食べられています!!
180cm近い川端さんがすっぽりと入ってます。
通常の設計図通りに作ると竹の本数が少なく
強度が足りないので力のかかる箇所をこまめに
調べながら竹を追加していきます。

今回のピックアップ道具!は長嶋さんの
小型のこぎりです。こんなに小さいのに
切れ味抜群です。竹もこの通り真っ二つです。

来週はいよいよ和紙張りに入ります。ここからが勝負どころですね!
メンバーのみなさん、次回の日曜日の修復は予定通り9時半より
コミュニティセンターで行います。巨大鯛車チームのみなさんは

通常通りいつもの場所で行います。宜しくお願いします!
日記はまだまだ終わりません。。
午後からは我が新潟が誇るサッカーチーム「アルビレックス新潟」の
練習試合を見にホームグラウンドの東北電力ビッグスワンへ行ってきました。
私はアルビのサポーターとしてホームはほとんど観戦に行っています。
震災の影響もありホーム開幕戦が延期になったのもありますが
練習試合を異例のビッグスワンでしかも無料で行われました。
なんて良いチームなんだ!試合はザスパ草津に負けてしまいましたが
とても充実した一日を送らせていただきました。
練習試合なのに観客も応援もものすごかったです。
相手チームは相当やりづらかったと思います。

巨大鯛車の形が見えてきました!!

先週に引き続き巨大鯛車をみんなで進めました。
そして今回は遂に形が見えてきたのです。
3回目にしてもうここまでできました。
みんなもう一台くらい作れるんじゃないか
なんて話しもしてましたよ(笑)

竹をさいてパーツごとに組み立てます。

そして竹を仮止めしてできたのがコレです!
尻尾まで2mくらいあるので台車に乗せたらねぷたみたいに大きくなりそうです。
私はこの鯛車の紙を貼る前の姿が大好きです。
竹の緑色と竹のしなり具合がとても美しいです。
尾の角度をみんなで時間をかけてこだわりました。
作っている時にメンバーの1人がこう言いました。
「普段の仕事は決まりきったことをしているけど
鯛車づくりは作る過程で色々な発想が生まれてくる。
そこがおもしろい」
深いですね!鯛車を通じて学ぶことが山ほどあります。
来週も楽しみです。

別会場では修復作業もどんどん進んでいました。

痛みのひどい鯛車は和紙を全て剥がして貼り直していきます。
ただ、竹組みがしっかりしているので問題ありません。
上の鯛車はこのメンバーの1台目で思い入れが強いと
話しをしてくれました。
この鯛車は頭の所だけ破れていたので
そこだけ貼り直します。
なかなか技術のいる作業です。

中には始めから作った方が早いのではないか
という鯛車もありますが、できるだけ直せるものは直します。
今年のお盆は生まれ変わった鯛車がたくさん町を走りそうですね。

「鯛車の修復作業」&「巨大鯛車づくりpart.2」

昨日は町のコミュニティーセンターで
鯛車の修復作業をメンバーで行いました。
2009年の「水と土の芸術祭」で100台の鯛車をみんなで作ったのですが
様々なイベントで展示されたり、引っ張られたりしたため
和紙が切れたり、色があせたりしたものが数多くありました。
今は巻文化会館のロビーに飾ってあるのですが
人目につくところだし、壊れたままだと鯛車も可哀想なので
教室のないオフシーズンのうちに
修理しようということになりました。

鯛車は骨組みが竹でしっかりできているので、
和紙を剥がして新しく貼り直せばまた復活します。
昔はお盆のお墓参りに向かう道が
今のようにきれいに舗装してなくて、
砂利道などが多かったらしく
夜ろうそくの灯りをつけた鯛車が倒れて燃えることが
よくあったそうです。
ただ、壊れたからそれで終わりではなくて
家に持って帰ってまた張り替えて作り直すということが
行われて、その繰り返しで今の時代にも残ってきたものだと思います。
その精神を受け継ぐためにも私たちにとって
修復作業はとても大切なことです。

自分で作った鯛車は自分で修理するのが決まりです。

鯛車も修理してもらってなんだかうれしそうですね。

昨日は修復作業と同時に巨大鯛車の制作も行われました。
前回に引き続き、竹との格闘です。

前回作った竹ひごをパーツごとに切っていきます。
竹が固いため火であぶってみましたが、、、
きれいに曲がりません。
パーツごとに木枠に竹ひごを刺していきます。

上の写真は竹がきれいにカーブを描いていますが、

ただ曲げるだけではここまできれいに曲がらないんです。
試行錯誤の結果ある方法を見つけました。
ヒントは上の写真の中にあります!
来週はいよいよ鯛車の形が見えてくると思います。
次回もお楽しみに〜

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