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いつもと変わらない日曜日。

G.Wの日曜日も鯛車、鯛車、鯛車でした(笑)

いつも通り午前中は、修復、巨大鯛車づくりが行われましたが
修復の方はG.Wということもあり1人しか来られませんでした。
1人で頑張っていただいた徳吉さん有り難うございます!
おかげさまでほぼ修復作業は終わりました。

巨大鯛車は来週ロウ付けということもあり、黙々と作業が行われました。

尻尾のてっぺんは180cm以上ある川端さんが
脚立にのってやっと届く高さです。
いよいよ来週は模様付け!楽しみですね。
鯛の蔵のまわりには花と更に桜の木が植えられました。
桜は巻の商工会さんが植えてくださいました。
ご協力ありがとうございます。

来年はここで花見ができそうですね!

蔵の中では道具入れを作ってもらおうと親戚の大工さんを呼んで
寸法を計ってもらいました。
蔵は鯛車の材料を保管する貴重な施設でもあります。
親戚の大工さんにはいつも教室で使う
鯛車の台座をお願いしています。

午後から鯛の蔵に展示するパネル用の取材に行くことになりました。
・・・とその前に腹ごしらえしないと↓
本日紹介するのは、今巻で色々なお店でカリーナ
(やきそばにカレーをかけたもの)
が復刻しましたが、今回は駅前のいこい食堂さんに行きました。
ちなみに私はここのかつ丼が大好きです。

お昼を食べた後は巻郷土資料館で古くから伝わる
「のぞきからくり」を見学しました。

これからが本番です。
「鯛の蔵」では巻で鯛車を作られている方を紹介する予定です。
午後からはそのための取材に行きました。

内山さんは巻で看板屋さんをしていて
鯛の蔵の看板も設置してもらいました。
内山さんの鯛車に込めた想いは素晴らしいです。
石田さんは「石田花屋」さんの三代目です。
おじいさんが巻の鯛車作り手の第一人者と言われています。
石田さんはその精神を今に受け継いでいます。

他にも巻の達人たち4人をピックアップしています。
みんなそれぞれ鯛車に対する想いは強く、ここまで巻に鯛車が伝わってきたのは
この方たちがいなければ語れません。
1人1人の想いを大切にしたい。
「鯛の蔵」では6人の想いと一緒にそれぞれが作られた
鯛車も一緒に展示させていただき、こだわりや特徴の違いを紹介します。
今大急ぎで準備をしています。
オープン間近! もう少しお待ちください!

夢に近づく。

4月生まれの私にとって

だんだんと桜が散っていくのは寂しいものです。
鯉のぼりもぽつぽつ発見できるようになりましたね。
4月はあっという間だったような気がします。
日曜は修復作業、ジャンボ鯛車、鯛の蔵、浜メグリと
なかなかのハードスケジュールでした。
どれも少しづつしか顔を出せませんでしたが
みんな順調に進んでます。
それでは一つづつ紹介していきますね。
まずは朝九時半から始まった修復作業です。
今日はメンバー紹介も一緒にどうぞ。
台座の紙を全て剥がして貼り直しています。
柿崎さんは県展で入賞するほどの絵の腕前です。

毎週分水から通ってきている小林さんは
2005年から始まった鯛車教室の1期生で
今ではプロジェクトの顔です。
小学校でもおしえてもらってます。
茶道をやっている徳吉さんは鯛車づくりでも
丁寧な仕事します。蔵ができたら茶席を
設けてもらおうと密かに企んでいます。

同じ時間帯に別会場で行われている巨大鯛車チームの進行は

どんなでしょうか!?
いつも思いますが大きすぎて写真の画面に入りません。
中から見ると自然光が和紙を通ってキレイです。
来月の半ばに地元の子どもたちと一緒に色を塗る予定です。
果たして間に合うでしょうか!?

またまた同じ時間に来月オープン予定の「鯛の蔵」では棚の設置が行われました。
棚をデザインして作ってくれたのは鯛車復活プロジェクト関東支部!?
の皆川さんです。皆川さんは大学の先輩でもあり、私が鯛車を始める前から
巻に関わってこられました。普段は埼玉で内装のお仕事をされているのですが、
ちょくちょく巻に帰ってきていただいてイベントなどを一緒に行っています。
本当に頼れる先輩でいつも迷惑かけてます。今回もありがとうございました。
棚は特注で作ってもらいました。

棚の取手は丸でくりぬいてあります。
かわいいですね。

デザインも木のあたたかさと白色が蔵の雰囲気にマッチしてます。
しかもとてもシンプル。さすが皆川さん!!

夕方から越前浜で行われていた「浜メグリ」のライブ会場へ行き、

展示をしていた鯛車の撤収に行ってきました。
土日は会場の浜茶屋でライブがあったのですが、
鯛車のあかりでアーティストが音楽を披露しました。
もちろん初めての試みです。

越前浜から蔵に鯛車を運んで来たらこんなことに!!
なかなかめでたい感じですね。大集合みたいなね。
蔵は昨日看板がつきました。
植栽された芝の緑と蔵の緑がキレイですね。
看板の下のドウダンツツジは季節によって葉の色が
変わるみたいなんです。楽しみですね。
土田さんは蔵の右に桜の木を植えたいと話していました。
それも絶対キレイになりますね!
夜は看板がライトアップされます。
きっと町のシンボルになりますよ!
構想から1年でここまで来れたのが夢のようです。
ちなみに蔵のオープンは5月14日(土)の夕方を予定しています。
また詳しくはこのブログでお知らせしますね。
様々なできごとを通して少しづつですが夢に近づいています。
夢は巻の町中を鯛のあかりで真っ赤に染めること。
関わってもらっている全ての人たちがいて成り立っています。
みんなの想いはどこかで必ずつながっているはずです。
そして鯛車が昔お盆の時期に町中に溢れて、
親子で引っぱったり、作ったりしたように
あたたかいくらしが巻で取り戻せたらいいなと思います。
夢を見るのはいくらでもできていいですね!

鯛車の作業はどんどん進んでます!

昨日は鯛車の修復作業が久しぶりに行われました。

巨大鯛車チームも着々と完成に向けて進んでいます。
様子をちょっと覗いてみると・・・

鯛車のヒレのろう付けをしています。
先生たちは下書きなしでもスラスラです。

またおもしろい道具を見つけました。
円弧を書くビニール製の針金だそうです。
先生たちはよく考えますね。

巨大鯛車も遂に和紙が貼られました。
段々完成が見えてきましたね。

和紙も一枚一枚が大きいですね。
これは型紙から和紙を切り抜いています。
鯛車の紙張りは和紙を一枚一枚分けて貼っていきます。
まるで洋服を作るみたいな作業なんです。
おとといの土曜日は越前浜で以前お知らせしたイベントが
行われました。当日は風が強かったせいで外に出して引っぱることは
できませんでしたがたくさんの人に参加していただき、
有り難うございました。DAIDOCOさんのお料理も美味しかったぁ!
ミニチュア鯛車を作るワークショップです。

鯛車のインスタレーションです。浜茶屋はとても不思議な空間です。

鯛車修復作業、再開!

おとといの日曜日に久しぶりに鯛車の修復作業を再開しました。
今回は15人近く集まり午前中わいわいとおしゃべりしながら
楽しく作業ができました。

今回はジャンボ鯛車チームも修復作業に加わりました。
ジャンボ鯛車は骨組みまでできたのですが
肝心の和紙が地震の影響もあって届かず、作業は来週からとなりました。
和紙は青森のねぶたで使われている丈夫なものを取り寄せています。
どんな和紙が張れるのか来週が楽しみですね!

だいぶ進んできましたね。この鯛車は痛んだ和紙をはいで
貼り直しています。やはり先生が作っているだけあって
作業スピードが早いです。

この鯛車は頭のてっぺんだけはいで貼り直しました。
台の後ろに書かれているイラストが
みんなはJALのマークじゃないかと言っていましたが
違いますよね!?鯛車とJALのコラボレーション!?

ジャンボ鯛車の色合いを試しています。
上の写真は雨が降っても絵の具がにじまないように
絵の具に特殊なコーティングを施しました。

ろうそくとニスの透明感を比べています。
ろうそくは絵の具をはじきますが、
ニスははじかず吸収してしまうことがわかりました。

鯛車のメンバーには素晴らしい技術を持った人がたくさんいます。
みんな鯛車用の工具箱を毎回持ってきます。
その中には鯛車を作るために探してきた様々な道具が入っています。
私はみんなの道具箱をみるのが大好きなんです。
今日は少しだけ紹介したいと思います。

これは竹と竹をはさむ道具です。
プラスチック製なのですがものすごく強力です。

メンバーの西片さんは鯛車以外にも白根の凧を
作っています。この麻の縄は凧をあげる際に引っぱる
ヒモらしいです。ものすごく丈夫です。

鯛車ではヒレを固定する際に細かく編んで使っているそうです。
西片さんにお話を聞いたところ大凧一枚に使う麻のヒモは
100万円以上もするそうです。しかも3年ほどしか持たないとのこと。
知らなかった。。。
道具で鯛車は決まるとみんなが言っていました。
他にもおもしろい道具は山ほどありますのでまた今度紹介します。
来週の日曜の修復作業は場所の関係でお休みになります。
修復作業はまた再来週に再開します。

巨大鯛車の形が見えてきました!!

先週に引き続き巨大鯛車をみんなで進めました。
そして今回は遂に形が見えてきたのです。
3回目にしてもうここまでできました。
みんなもう一台くらい作れるんじゃないか
なんて話しもしてましたよ(笑)

竹をさいてパーツごとに組み立てます。

そして竹を仮止めしてできたのがコレです!
尻尾まで2mくらいあるので台車に乗せたらねぷたみたいに大きくなりそうです。
私はこの鯛車の紙を貼る前の姿が大好きです。
竹の緑色と竹のしなり具合がとても美しいです。
尾の角度をみんなで時間をかけてこだわりました。
作っている時にメンバーの1人がこう言いました。
「普段の仕事は決まりきったことをしているけど
鯛車づくりは作る過程で色々な発想が生まれてくる。
そこがおもしろい」
深いですね!鯛車を通じて学ぶことが山ほどあります。
来週も楽しみです。

別会場では修復作業もどんどん進んでいました。

痛みのひどい鯛車は和紙を全て剥がして貼り直していきます。
ただ、竹組みがしっかりしているので問題ありません。
上の鯛車はこのメンバーの1台目で思い入れが強いと
話しをしてくれました。
この鯛車は頭の所だけ破れていたので
そこだけ貼り直します。
なかなか技術のいる作業です。

中には始めから作った方が早いのではないか
という鯛車もありますが、できるだけ直せるものは直します。
今年のお盆は生まれ変わった鯛車がたくさん町を走りそうですね。

「鯛車の修復作業」&「巨大鯛車づくりpart.2」

昨日は町のコミュニティーセンターで
鯛車の修復作業をメンバーで行いました。
2009年の「水と土の芸術祭」で100台の鯛車をみんなで作ったのですが
様々なイベントで展示されたり、引っ張られたりしたため
和紙が切れたり、色があせたりしたものが数多くありました。
今は巻文化会館のロビーに飾ってあるのですが
人目につくところだし、壊れたままだと鯛車も可哀想なので
教室のないオフシーズンのうちに
修理しようということになりました。

鯛車は骨組みが竹でしっかりできているので、
和紙を剥がして新しく貼り直せばまた復活します。
昔はお盆のお墓参りに向かう道が
今のようにきれいに舗装してなくて、
砂利道などが多かったらしく
夜ろうそくの灯りをつけた鯛車が倒れて燃えることが
よくあったそうです。
ただ、壊れたからそれで終わりではなくて
家に持って帰ってまた張り替えて作り直すということが
行われて、その繰り返しで今の時代にも残ってきたものだと思います。
その精神を受け継ぐためにも私たちにとって
修復作業はとても大切なことです。

自分で作った鯛車は自分で修理するのが決まりです。

鯛車も修理してもらってなんだかうれしそうですね。

昨日は修復作業と同時に巨大鯛車の制作も行われました。
前回に引き続き、竹との格闘です。

前回作った竹ひごをパーツごとに切っていきます。
竹が固いため火であぶってみましたが、、、
きれいに曲がりません。
パーツごとに木枠に竹ひごを刺していきます。

上の写真は竹がきれいにカーブを描いていますが、

ただ曲げるだけではここまできれいに曲がらないんです。
試行錯誤の結果ある方法を見つけました。
ヒントは上の写真の中にあります!
来週はいよいよ鯛車の形が見えてくると思います。
次回もお楽しみに〜

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