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2011.05.04 Wed
いつもと変わらない日曜日。
G.Wの日曜日も鯛車、鯛車、鯛車でした(笑)
いつも通り午前中は、修復、巨大鯛車づくりが行われましたが
修復の方はG.Wということもあり1人しか来られませんでした。
1人で頑張っていただいた徳吉さん有り難うございます!
おかげさまでほぼ修復作業は終わりました。
巨大鯛車は来週ロウ付けということもあり、黙々と作業が行われました。
尻尾のてっぺんは180cm以上ある川端さんが 脚立にのってやっと届く高さです。 いよいよ来週は模様付け!楽しみですね。 |
来年はここで花見ができそうですね! |
蔵は鯛車の材料を保管する貴重な施設でもあります。 親戚の大工さんにはいつも教室で使う 鯛車の台座をお願いしています。 |
本日紹介するのは、今巻で色々なお店でカリーナ (やきそばにカレーをかけたもの) が復刻しましたが、今回は駅前のいこい食堂さんに行きました。 ちなみに私はここのかつ丼が大好きです。 |
お昼を食べた後は巻郷土資料館で古くから伝わる 「のぞきからくり」を見学しました。 |
「鯛の蔵」では巻で鯛車を作られている方を紹介する予定です。
石田さんは「石田花屋」さんの三代目です。 おじいさんが巻の鯛車作り手の第一人者と言われています。 石田さんはその精神を今に受け継いでいます。 |
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2011.04.27 Wed
夢に近づく。
4月生まれの私にとって
台座の紙を全て剥がして貼り直しています。 柿崎さんは県展で入賞するほどの絵の腕前です。 |
毎週分水から通ってきている小林さんは 2005年から始まった鯛車教室の1期生で 今ではプロジェクトの顔です。 小学校でもおしえてもらってます。 |
茶道をやっている徳吉さんは鯛車づくりでも 丁寧な仕事します。蔵ができたら茶席を 設けてもらおうと密かに企んでいます。 |
中から見ると自然光が和紙を通ってキレイです。 来月の半ばに地元の子どもたちと一緒に色を塗る予定です。 果たして間に合うでしょうか!? |
棚をデザインして作ってくれたのは鯛車復活プロジェクト関東支部!?
の皆川さんです。皆川さんは大学の先輩でもあり、私が鯛車を始める前から
本当に頼れる先輩でいつも迷惑かけてます。今回もありがとうございました。
棚は特注で作ってもらいました。 |
棚の取手は丸でくりぬいてあります。 かわいいですね。 |
土日は会場の浜茶屋でライブがあったのですが、 鯛車のあかりでアーティストが音楽を披露しました。 もちろん初めての試みです。 |
越前浜から蔵に鯛車を運んで来たらこんなことに!! なかなかめでたい感じですね。大集合みたいなね。 |
蔵は昨日看板がつきました。 植栽された芝の緑と蔵の緑がキレイですね。 看板の下のドウダンツツジは季節によって葉の色が 変わるみたいなんです。楽しみですね。 土田さんは蔵の右に桜の木を植えたいと話していました。 それも絶対キレイになりますね! |
夜は看板がライトアップされます。 きっと町のシンボルになりますよ! 構想から1年でここまで来れたのが夢のようです。 ちなみに蔵のオープンは5月14日(土)の夕方を予定しています。 また詳しくはこのブログでお知らせしますね。 |
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2011.04.18 Mon
鯛車の作業はどんどん進んでます!
昨日は鯛車の修復作業が久しぶりに行われました。
鯛車のヒレのろう付けをしています。 先生たちは下書きなしでもスラスラです。 |
またおもしろい道具を見つけました。 円弧を書くビニール製の針金だそうです。 先生たちはよく考えますね。 |
巨大鯛車も遂に和紙が貼られました。 段々完成が見えてきましたね。 |
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2011.03.29 Tue
鯛車修復作業、再開!
おとといの日曜日に久しぶりに鯛車の修復作業を再開しました。
今回は15人近く集まり午前中わいわいとおしゃべりしながら
楽しく作業ができました。
今回はジャンボ鯛車チームも修復作業に加わりました。
ジャンボ鯛車は骨組みまでできたのですが
肝心の和紙が地震の影響もあって届かず、作業は来週からとなりました。
和紙は青森のねぶたで使われている丈夫なものを取り寄せています。
どんな和紙が張れるのか来週が楽しみですね!
だいぶ進んできましたね。この鯛車は痛んだ和紙をはいで 貼り直しています。やはり先生が作っているだけあって 作業スピードが早いです。 |
この鯛車は頭のてっぺんだけはいで貼り直しました。 台の後ろに書かれているイラストが みんなはJALのマークじゃないかと言っていましたが 違いますよね!?鯛車とJALのコラボレーション!? |
ジャンボ鯛車の色合いを試しています。 上の写真は雨が降っても絵の具がにじまないように 絵の具に特殊なコーティングを施しました。 |
ろうそくとニスの透明感を比べています。 ろうそくは絵の具をはじきますが、 ニスははじかず吸収してしまうことがわかりました。 |
鯛車ではヒレを固定する際に細かく編んで使っているそうです。 西片さんにお話を聞いたところ大凧一枚に使う麻のヒモは 100万円以上もするそうです。しかも3年ほどしか持たないとのこと。 知らなかった。。。 |
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2011.03.09 Wed
巨大鯛車の形が見えてきました!!
先週に引き続き巨大鯛車をみんなで進めました。
そして今回は遂に形が見えてきたのです。
3回目にしてもうここまでできました。
みんなもう一台くらい作れるんじゃないか
なんて話しもしてましたよ(笑)
竹をさいてパーツごとに組み立てます。 |
作っている時にメンバーの1人がこう言いました。
「普段の仕事は決まりきったことをしているけど
鯛車づくりは作る過程で色々な発想が生まれてくる。
そこがおもしろい」
深いですね!鯛車を通じて学ぶことが山ほどあります。
来週も楽しみです。
別会場では修復作業もどんどん進んでいました。
痛みのひどい鯛車は和紙を全て剥がして貼り直していきます。 ただ、竹組みがしっかりしているので問題ありません。 上の鯛車はこのメンバーの1台目で思い入れが強いと 話しをしてくれました。 |
この鯛車は頭の所だけ破れていたので そこだけ貼り直します。 なかなか技術のいる作業です。 |
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2011.02.28 Mon
「鯛車の修復作業」&「巨大鯛車づくりpart.2」
昨日は町のコミュニティーセンターで
鯛車の修復作業をメンバーで行いました。
2009年の「水と土の芸術祭」で100台の鯛車をみんなで作ったのですが
様々なイベントで展示されたり、引っ張られたりしたため
和紙が切れたり、色があせたりしたものが数多くありました。
今は巻文化会館のロビーに飾ってあるのですが
人目につくところだし、壊れたままだと鯛車も可哀想なので
教室のないオフシーズンのうちに
修理しようということになりました。
鯛車は骨組みが竹でしっかりできているので、
和紙を剥がして新しく貼り直せばまた復活します。
昔はお盆のお墓参りに向かう道が
今のようにきれいに舗装してなくて、
砂利道などが多かったらしく
夜ろうそくの灯りをつけた鯛車が倒れて燃えることが
よくあったそうです。
ただ、壊れたからそれで終わりではなくて
家に持って帰ってまた張り替えて作り直すということが
行われて、その繰り返しで今の時代にも残ってきたものだと思います。
その精神を受け継ぐためにも私たちにとって
修復作業はとても大切なことです。
自分で作った鯛車は自分で修理するのが決まりです。 |
鯛車も修理してもらってなんだかうれしそうですね。 |
竹が固いため火であぶってみましたが、、、 きれいに曲がりません。 |
パーツごとに木枠に竹ひごを刺していきます。 |