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家族といるような時間。

この前の日曜日は、巻教室の2回目が行なわれました。

私は東京に出張だったので先生たちにお任せしたのですが、
写真係の石田くんから送られてきた写真を1枚1枚観て、
もうこの場に自分がいなくても大丈夫なんだな、と改めて思いました。
少し寂しいような、でも安心感からかホッとするような
そんな気持ちになりましたよ。
今日は写真をみて率直に思ったことを書きたいと思います。
よく家族みたいな会社とか、アットホームという言葉が出ますが、
私たちのプロジェクトは本当に家族みたいな感じなんです。
家族でも、妻や母、子どもの
本当に全てを知ってるわけじゃないですよね。
例え嫌なところがあっても気を使ったりもしますし、
嬉しいことがあったら一緒に笑い合ったりしますよね。
鯛車の参加者は先生、生徒のそれぞれが趣味も家族構成も
違って働いている人もいれば、定年している人もいますし、
長男であったり、末っ子だったり様々です。
でも鯛車教室の行なわれる日曜日の9時〜12時の中では
みんなの気持ちがひとつになっている瞬間です。
自分の中では家族で食卓を囲んでいるような時間と一緒です。
ご飯を食べながら、その日の出来事を話し合うような
そんな時間と似ています。
教室内でも鯛車をつくっているのは間違いないのですが、
日常会話が自然と飛び交います。
おそらく鯛車をつくっていることで気持ちが緩むんだと思います。
参加者の年齢も様々なのですが、みんな普通に会話できます。
鯛車という共通点があるから壁がなくなるんですね。
だからその時間はものすごくホッとする時間です。
会社で疲れて帰って来たけど、家族でご飯を食べると
ホッとする、疲れが癒されるそんな感じです。
とても居心地がいいのです。
巻の教室の参加者は、リピーターがかなりの割合います。
リピーターが増えて来たのは先生たちの教え方がよかった、
もっと鯛車をつくりたいという気持ちももちろんですが、
またこの教室で同じ時間を過ごしたいことも大きいのかなと思います。
今までそんなこと当たり前だとか思っていましたが、
最近、取材を様々なライターさんから受けますが、
ライターさんたちは私たちのような団体をよく取材しているからか
私たちの活動をみて、決まっていつも教室を継続できていることがすごい!とか
雰囲気が良い!と言ってくれます。とても嬉しいです。
この10年はただ、過ぎて来た10年ではなくて
先生たち、教室に参加してくれた生徒さんたちと
作り上げて来た10年なんだなと思うととても感慨深いです。
今日は前振りで終わりそうです(汗)
おとといの教室については写真を観ていただけたら
すべて感じてもらえると思います。
教室に参加したいけど、思い留まっている方、
ぜひ秋の教室に参加してもらいたいです。
きっと家族といるような時間を過ごせますから。

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