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2014.12.27 Sat
「奇跡の再会」
メインイベントが不発に終わったものの、
まだまだガルベストンでは濃い内容が続きました。
今回の私たちのガルベストンでの歓迎会はなんとこの中で
行われたんですよ。
列車の中が会場です!
これは鉄道博物館といって、ガルベストンで昔走っていた
汽車を展示しているのですが
この中を貸し切りにして食事会を開く事ができるんです。
この車両はもともと食事ができる部屋として使われていたので
雰囲気は抜群!
私たちのためにたくさんの人たちが駆けつけてくれました!
中には以前に新潟に来たことのある人もけっこういましたね。
昨年の教室に参加したリムとジップも駆けつけてくれました!
1年ぶりの再会に話しが弾みます。
そしてもうひとつ、すごい再会がありました。
この日は、今年巻に来てくれたベッツの家に
夕食を招待されて行くことになったのですが、
さすがに手ぶらでいくのもどうだろうと
途中で引き返して、スーパーへお花を買いに行きました。
そしたらスーパーのお花売り場で後ろから
「Sensei! Sensei!」と片言の日本語で話しかけられました。
振り返ると昨年の教室に参加したテリサが抱きついてきました笑
とても広い町なのに、こんなところで会えるなんて
奇跡じゃないですか!?
そして招待されたベッツのお宅へ。
ベッツが今回の教室で作った鯛車(名前はドーラ)が玄関でお出迎え!
ベッツの家はそれはそれは素敵な空間で、
選ばれたアンティークの家具も、飾られた絵画の数々、
柱の作りの細かさなどなど
私の理想のドンピシャな家がそこにはありました。
もともとベッツはヒューストンのモダンな家に住んでいて
この家に引っ越す事になり、アンティーク家具を一から集めたそうです。
こんな生活を海外で送ることができたら素敵ですね!
こちらも今回の教室参加者のビリーです。
ビリーにもお昼をご馳走になったり
本当にお世話になりました。ビリーが日本酒を用意してくれたので
まさかのアメリカで月桂冠!!
2人の手作り料理はすごく美味しくて、優しい味で
アメリカの家庭料理を存分に堪能でき、
とても楽しいひとときを送ることができました。
2人ともありがとうございました。
また来年、必ず2人に会いに行きますね!
今回の旅で初めて出会った人たちも
昨年からお付き合いのある人たちも
なんだかずっと昔からの知り合いのように感じます。
みんなが本当に親切にしてくれます。
言葉はうまく伝わらなくて生活環境も全然違うけれども
鯛車が全てを繋いでくれています。
プロジェクトを始めた10年前、鯛車にこんなチカラが
あるとは思いませんでした。
ただ技術を伝えて行くことが大事だとしか
思っていませんでした。
でも大事なのはそこではなくて人が繋がっていって
その繋がっていった人たちが鯛車を広めていってくれる方が
きっと私たちにあっているのかなと、思えるようになりました。
とても受け身で活動にスピード感は無いかもしれないけれど
私たちのスタイルはこのまま身を任せるように
ゆっくり進んでいけたらと思います。
遠まわりかもしれないけれど着実に。
こんな私たちですが、どうかこれからも宜しくお願いします!