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2011.11.15 Tue
職人の技。
先週土曜日にプロジェクトの長嶋先生と二人で
いつも鯛車の竹ひごを作ってもらっている職人さんのお宅へ
竹ひご作りの修行へ行ってきました。
職人の貴重な技をおしえてもらえるということで
お礼は鯛車しかないと思い、作ってもっていくことにしました。
初めてお会いした6年前、
いつか自分の納得した鯛車が作れるようになったら
プレゼントしたいと思っていたんです。
遂にその時が来たんですね。
しかし、先週は会社が大忙し!!
毎日少しづつ作るはずだったのですが全く作れず
金曜は久しぶりに徹夜をしてしまいました。
若い時と違って体力がない分、ヘトヘトです。
このヘトヘト具合で果たして竹ひご作りを
習得することができるのでしょうか。。。
すごく喜んでいただきました。 |
翌朝9時から竹職人の伊藤さんのお宅でレッスンは始まりました。
伊藤さんは三条で竹の製品を作っています。
竹カゴ、ザル、凧に使う竹ひごなど様々なものを手がけます。
戦後輸入品が増え、まわりに多くいた竹細工職人はどんどん
辞めていったそうですが伊藤さんだけはひたすら
この道を突き進んできました。
私は今まで伊藤さんが作った作品を見てきましたが、
どんな小さなものでも仕事の質は変わりません。
竹ひご1本とって見ても指に竹が刺さらないようにケバをとっています。
そんな伊藤さんの丁寧な仕事ぶりに心を打たれた人たちが
私たちのように竹ひご作りを教わりに来ているそうです。
今月切った竹で 山から数人でトラックを使い、運んだそうです。 |
まず竹を上から割っていきます。 |
伊藤さん仕様の鉈。 歯がすり減っているところから 相当使い込んだことがわかります。 |
なんと鉈をもう1本の指に向かって動かしているではありませんか!! そんなことしたら血だらけになるのでは!? |
案の定、私の指はすっぱり切れてしまいました。
職人の技を1日で習得できるはずがありません。
伊藤さんが今まで言葉で竹ひご作りを語らなかったのが
ようやくわかりました。まさかの手順ですもん。
これは経験してみないとわかりません。
伊藤さんの鉈と竹がふれあう音が一定で、ものすごいスピードで
竹ひごが出来上がっていきます。
流石です。私たちも目の前でひたすら割きました。
指がボロボロになりましたが、手順だけは憶えることができました。
あとは練習あるのみ!
あとは練習あるのみ!
次回来る時は少しでも上達してきたいと思います。
伊藤さん、お忙しいところありがとうございました。
伊藤さん、お忙しいところありがとうございました。
今回の修行の経緯は、いつまでも伊藤さんの力に頼らないようにと
決めたことです。竹が豊富にある巻の町でも必ず竹ひごは作れるはず。
本当は巻に帰ってすぐにでもプロジェクトのみんなに
本当は巻に帰ってすぐにでもプロジェクトのみんなに
竹ひご作りを伝えたかったのですが、この手順だけおしえても
みんなが病院送りになるだけです。。。
翌日から長嶋さんと各自で少しづつ竹ひご作りを始めました。
翌日から長嶋さんと各自で少しづつ竹ひご作りを始めました。
練習して、みんなにおしえられるようになったら
竹ひごのワークショップをしたいですね。
竹ひごのワークショップをしたいですね。
その夜は会社の元同僚の結婚パーティーに
出席してきました。
やっぱり結婚って良いですね!
とても楽しいひとときでした。 二人ともお幸せに☆ |