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ガルベストン旅日記⑩

Taiguruma Workshop in Galveston 2017 -vo.10-

いよいよガルベストン教室も最終日。今回の教室は本当は4日間なのに誤って、3日間と手違いで募集がかかってしまったためほとんどの人が4日目が来れなくて焦りました。ただ、巻の教室の先生が編み出した技を取り入れたり自分たちがヒレなどをホームステイ先で深夜に作ったりしてなんとかカバーしてみんなが完成までたどり着くことができたんです(やればできるのか笑)それにしても通常は1日6時間を4回なわけで、6時間足りないとわかったときは間に合うか相当不安でしたよ。

それでは最終日観ていきましょう。

これは何をやっているかというと、鯛車に描く模様をスケッチしていますね。

そして部屋にロウの煙が充満しないように扉を開けてロウ塗りのスタートです。
色を塗って完成したのがこちら!(色ぬり時間ギリギリで写真撮れませんでした汗)

みんななんとか完成しましたね!上のベルギーからの留学生も可愛い鯛車完成させました。1年後、ベルギーに持って帰ってくれたらベルギーに鯛車初上陸ですね笑

そして今回は時間なくて先に帰ってしまった人もいたので、鯛車が少ない数の記念撮影になってしまいましたが、おかげさまでガルベストンで5回目の鯛車教室も無事に成し遂げることができました!

そして今回も開催場所であるガルベストンアートリーグを提供してくれたビリーはなんと4回目の参加でした。オレンジ、パープル、グリーンは毎年2月にガルベストンで開催されるマルディグラ(仮面をつけて練り歩くお祭り)にちなんで付けられた色で、今回はオーソドックスな赤にしてくれました!また来年も参加してほしいです!

そしてここからは少し旅のダイジェストで。今年も様々な方が私たちの滞在中に会いに来てくれました。ご飯をご馳走してくれたり、お土産をもらったり。毎年この時期に必ず会う親戚のような感じですよね。妻と娘は2年ぶりのガルベストンだったので、みんなこの2年間の娘の成長ぶりには驚いてましたね。

そしてもちろんこの時期に恒例の皆川さんの誕生日会。今回はガルベストンのスチュアートさんのご自宅で開催されました!嬉しそうですね笑

そして最後に今回ホームステイをさせてもらったシドニーに夜中にこっそりつくった鯛車をプレゼントして終わりました。写真に写っているザモラには前日に必ず花束も添えるんだぞとアドバイスもらったので、準備万端なおかげで大成功!とても喜んでくれました。

そして最後は昨年4月に新潟へ来てくれたジョーとも一緒に記念撮影。なんとこの3人、今年の6月あたりに新潟へ来てくれることになったんですよ!また新潟で会えると思うと今からすごく楽しみです!

今回の旅では初めて3週間近くもいたせいか、すごく長く感じましたし初めての展覧会、教室などとても内容の濃いものばかりでした。全て完走できたのはいつもガルベストンで協力してくれるメンバー、そして知り合ったばかりなのに私たちをずっと昔からの友達のように接してくれる現地の人たちのおかげですね。そんなガルベストンの人たちが私たちは大好きで、また来年もこの町に戻ってきたいと思えるんですよね。そして今回は妻娘がいたことで、私は自分の家にいるような安心感もありましたし、ひたすら鯛車をつくってくれた妻がいなかったら展覧会は成り立たなかったわけで本当に感謝しています。そんな妻がずっと行きたいと言っていたガルベストンのメキシコ湾沿いに立つ遊園地も最終日に滑り込みでいくことができました。ガルベストンは本当に美しい町。巻の人たちもいつかこの町にたくさん連れていけたらなと、この美しい海ではしゃぐ娘をみて思いました。10回連続で書いてきましたが、読んでくれたみなさまありがとうございました!!

おわり。

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