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パリからナントへ!!

Taiguruma Workshop in Nantes 2018(part 1)

昨年末のパリでのワークショップが決まった際に新潟市からそのままナントまで行ってワークショップをできないかという依頼がありました。
なかなか行けるチャンスなんてないのですごく嬉しかったです。
ナント市は私たちが毎年行っているガルベストンと同じ、新潟市の姉妹都市で今年でちょうど10周年となります。フランスの西部、ロワール川河畔に位置する都市なだけあってとても新潟に近いイメージですね。

ただ、けっこうな弾丸日程でした。ご覧ください!


前日のパリでのワークショップの余韻の残ったまま翌朝、フランスの高速鉄道「TGV」に乗ってフランス西部のナントを目指しました。


中はこんな感じですね。けっこうゆったりした空間です。


パリの都会らしさはすぐになくなり、畑が広がってどこかに近い感じ。そうです、私の地元の町を思い出しましたね。


そして到着しました!古い建物と流れる川が美しい町ナントです。フランス西部のヴェネツィアと呼ばれているみたいですよ。


そしてここからがタイトでした!2時間後にはワークショップ開始です(汗)事前に日本から送っていた大きいサイズの鯛車10台を取り出すところからスタートです。


もちろん展示もしっかりやりましたよ!国内ではいつもパネルをつくって持っていくのですが、荷物になりそうなので垂れ幕にプリントしたのを持ってきました。パリからナントまでそのまま持ってこれて楽チンでした。


会場となったエルドル館は日本庭園もあって、そこで働くスタッフさんも日本語ペラペラの方も多くとても活動がしやすい場所でした。


そしてワークショップのスタートです!パリと同じように鯛車の台座に絵を描いてランタンにします。


姉妹都市なだけあって日本人の方もけっこういらっしゃいましたね。事前にワークショップを聞きつけて遠くからきてくれた方もいて、とても盛り上がりました!


波模様が良い感じに描けてますね!そして完成が、、、


こちらです!日本から届いた鯛車に自分で描いた波模様を巻きつけて鯛車を引くワークショップをしました。


大人も子どもも楽しめたワークショップになりましたよ!この日はこんな感じで終わりましたね。

翌日は副市長へ鯛車を届けに、お城へ行くことになったんです。

こちらは次回へ続きます。

東京教室まもなくです!

Taiguruma Workshop in Nishieifuku,Tokyo 2019

先日ニューストピックスでもご案内させていただきましたが、
鯛車東京教室が5/18〜はじまります。
詳しくはこちら↓
https://taiguruma.com/nishieifuku/nishieifuku20190327

東京での教室は年に1回になりますので、新潟へは行けないけど都内でなら!
というみなさん、ぜひご参加くださいね。
会場もすごく素敵なところですよ。みなさんのご参加お待ちしております!

参加申し込みはこちらより↓
taiguruma@gmail.com

鯛車ワークショップ in パリ(Part 5)

Taiguruma Workshop in Paris 2018 (part 5)

ワークショップ2日目。パリでのワークショップはこれが最終日になります。この日もおもしろい1日になりました。


ワークショップ会場の日本文化会館の中です。ガラス張りで正面にセーヌ川、右手にエッフェル塔が見えます。実は前日、完成した鯛車で外を練り歩いたのですが、半数が参加できませんでした。ですのでこの日は風も強かったですし、完成後は廊下を引くことに変更しました。ただ中と言ってもこのロケーションですし、絵にならないわけがありませんね(笑)


ワークショップ会場に展示された鯛車。今回はしっかりフランス語訳して持ってきましたよ!これで作られる過程がわかりやすいですね。


そして始まりました!シンプルな波模様もまた良い感じ。


そして今回のイベント進行役の方。私たちはフランス語を話せないので通訳のお手伝いをしていただけました。まだ大学生で実は燕三条に住んでいたことがあり何かご縁を感じました!


そしてこちらが今回の旅の救世主、会場で日本語をおしえる仕事をしている近藤さんと、パートナーのマチューさんです。近藤さんが空港で没収された鯛車の電球ソケットを近くのホームセンターで購入し、科学の先生であるマチューさんが組み立ててくれました。フランスの電球ソケットは日本で手に入るものとは違って組み立て式です。手に入れるだけでも難しいのに、さらに組み立てられる人がちょうどいるなんて奇跡です!ワークショップまで参加いただけるなんて嬉しい限りです!


そして今回は鯛車の台座に貼り付ける和紙のデザインをしたのですが、引き終わったら丸めてランタンとしてもお使いいただけます。これには子どもたちも大喜び!


そしてこれは、何をやっているかというと今回は鯛車20台を持って行ったので1家族1台、好きな鯛車がもらえます。もちろんその中にはスイカ車も。昔、スイカ車が鯛車の代わりにお金のないうちの子どもに買い与えられた話もさせてもらいました。


そしてスイカ車が欲しい人ー!と声をかけるとたくさんの子どもが手をあげてくれましたね!やはり日本でもフランスでも昔と違ってスイカ車は大人気です!


そして完成した鯛車をみんなで引っ張ります。会場から廊下を出て、外が見えるガラス張りのところへ出発!


大人も子どもも鯛車引くのは楽しいですよね!


ん??ほっかむり!これは巻の西方先生がつくった変わり種鯛車です。パリでも日本でも手ぬぐいかぶってますね(笑)


そしてみんなで記念撮影!この二日間、初めてのことだらけでしたが参加したみんなが喜んでくれて本当に良かったです!
今まで県外とかでも4日間かけてつくる教室しかやってこなかったので、今回のパリでのワークショップがきっかけで可能性が拡がりました!これでどこの国でもできそうですね!


そしてパリ最終日のこの日は、近藤さんの行きつけのレストランに連れて行ってもらいました。


日本人のシェフの方がいて全員に一皿ずつサービスしてもらいました!本当に美味しかったです!


そして生まれて初めてのフォアグラに挑戦。量があまりにも多すぎて残してしまいましたが、すごく美味しかったです!しかもこのレストラン美味しいのにとてもリーズナブル。またパリに来たら行きたいお店のひとつです。


最後にみんなで記念撮影。この直前に私がトイレに閉じ込められるというハプニングもありましたが(汗)
とても良い時間を過ごさせていただけました。


そしてこの日の帰りには路面電車のトラムにも初挑戦。とても素敵な最後の夜になりました。最後までお付き合いいただいたお二人には本当に感謝しています。また絶対お二人に会いに来たいです!

いつも思うのですが、この活動をしているとどこに行っても必ず私たちを助けてくれる人たちがいます。さらに国が違えばなおさら私たちだけでは解決できないことがあって、それを助けてくれる人がいます。海外のワークショップではそういう人たちと出会えることが、醍醐味のひとつでもありますね。いつも助けてもらってばかりではなくて、日本に来られたら恩返ししたいですし、これからも長くお付き合いできたら嬉しいです!

と、終わりみたいな感じですがまだまだ旅が終わりません。翌日の早朝にはパリを経ち新潟市の姉妹都市ナントへ向かいます。ナントでのワークショップもお楽しみに!!

鯛車ワークショップ in パリ(Part 4)

Taiguruma Workshop in Paris 2018 (part 4)

ワークショップ1日目の後、パリに来たらどうしてもやりたいことがありました。それはパリの名所に行って鯛車を撮影することでした。一緒に行ったみんなにも了解をいただき、鯛車を抱えてパリの地下鉄に乗ることに。その一部始終をご覧ください!


鯛車を4人で5台持って地下鉄に乗ります。事前に用意した100円ショップの袋に入れて。


はじめは良かったのですが、乗り換えていくうちに帰宅ラッシュと重なり混んでくるメトロ。みんな鯛車を守るのに必死でしたね(汗)これは人の波に埋もれる西さん。パリの地下鉄には鉄柱が立っていてこれをみんなで掴む形式でしたね。


そしてまずは凱旋門に向かいました。あと半月遅かったら大規模なデモが起こりこんな近くまで行けなかったと思います。


持ってきたLED電球をつけて撮影。車が少ない瞬間を狙いました。でも怪しまれると悪いのでこの間数分です。見事なチームプレイです!


そしてノートルダム寺院に向かったのですが、ちょうどプロジェクションマッピングを行う日で、建物に近づけず断念。これはセーヌ川沿いのポンヌフという橋で撮りました。


やはりライトアップしたパリの街並み、そして街の光がセーヌ川に反射する光景は美しいです。しかもそこに鯛車!まわりで写真を撮っていた方に撮らせてほしいと言われたので一緒に撮影してましたね!


そして今回、私が一番行きたかったルーブルへ。8年前は1台しか連れて行けなかったのですが、今回はみんなのおかげで5台も連れていけました。


渾身の一枚です!ルーブル美術館のピラミッドの真ん中が光っていますが、ちょうどジャポニスムのイベントで日本人アーティストが作品を展示していて光っていたんです。これがちょうど良い具合に光って綺麗でしたね。実はこの日ルーブル美術館が定休日だったので中には入れなかったのですが、休みだったのでそんなに人もいなくて最高の環境でした。


そしてライトアップされた街を見ながら帰りました。夜のパリも本当は出歩くのはよくないかもしれませんが、本当に美しいですね。


そして夕食は昨日私たちが行ったホテルの近くのカジュアルレストランへ。これはカルボナーラです。日本語ペラペラの店員さんにみんなを紹介したかったのですが、私たちが到着する10分前くらいに帰ってしまったようです。残念。でもみんなで打ち上げもできて良かったです!

翌日はワークショップ2日目。なかなかパリではタイトなスケジュールで動いてますが、せっかくパリに来たんだからやりたいことは全てやり切りたい!と思って動いてました。

つづく。

鯛車ワークショップ in パリ(Part 3)

Taiguruma Workshop in Paris 2018 (part 3)

この日はパリでのワークショップ当日。
前日に材料などの準備はしていたので、この日は会場設営からになります。まずはホテルから会場に向かいます。


エッフェル塔が見えてくると自然とテンションが上がります。


午前中準備をして午後からワークショップになります。私たちは白根の大凧チームと同じ部屋だったので一緒に会場づくりをしました。とても大きな大凧。これはフランスの方は喜びますね。


午前中の準備を終えてお昼ごはん。パリの日本文化会館の1階にはおにぎりとお味噌汁が食べれるコーナーがあります。ただし、おにぎりが一個700円くらい、、、


おにぎりと味噌汁の中にうどんが入ったカップうどんを食べました。普通に美味しかったのですが、これで1,000円以上はきついですね。。。でもすごく混んでいて日本食がパリで人気があるというのがよくわかります。


そして午後からワークショップがはじまりました!あらかじめ募集していた定員はあっという間に埋まったようです。嬉しいですね!


まず新潟市役所の若手職員からなるチームKOMUのメンバーにつくっていただいた鯛車ムービーを参加者に見てもらいました。フランス語の字幕をつけていただき、私たちプロジェクトの説明をしっかり参加者に伝えることができました。本当に感謝しています!


今回のワークショップは鯛車の台座に自分の好きな模様を描いてもらい、それを事前に用意した鯛車に貼り付けてパリの街を練り歩くというワークショップです。しかもそのまま鯛車ごと参加者にプレゼントされるというスペシャルな企画です!


今回様々な材料を用意したのですが、中でも一番人気は柴犬のシールでした笑 どうやらパリの人たちには柴犬が人気だそうですよ。鯛車の目玉も良いですね!


こちらは親子での参加。スマートフォンで日本のものを調べながら描いてました。とてもカラフルなデザインですね。


そして完成した子どもたちの作品です。ピカチューやリラックマなど日本のキャラクターはパリでも大人気なようです。


それでは完成したデザインを鯛車の台座に貼り付けて、鯛車を引っ張ることにしましょう。


会場を出て近くのセーヌ川沿いを歩きます。鯛車を引いてセーヌ川を歩くなんて今まで想像したこともありませんでした笑


鯛車とエッフェル塔。しかも鯛車をパリの子どもたちが引いている。どこに行っても鯛車と子どもたちの絵は嬉しいですね。この活動やっていて本当によかったです!


最後にみんなで記念撮影をしました。みんなに喜んでいただけてよかったです!そしてこの日はまだまだ終わりません。これはまた明日にしますね。お楽しみに!

鯛車ワークショップ in パリ(Part 2)

Taiguruma Workshop in Paris 2018 (part 2)

パリの2日目。この日からワークショップの準備に入ります。


その前にホテルの前にこんな看板が!

女性たちにとって憧れのサロンドショコラの会場がなんとホテルの目の前でした!とは言っても私たちが帰国する日から開催でした(泣)


そして会場にバスで向かいます。イベントの会場となる「パリ日本文化会館」はなんとエッフェル塔のすぐ近くでした。一等地なんですね!

そして中に入るとこんなパネルもありましたね。


これが今回のジャポニスムのメインビジュアルです。鯛車も目立つところに!嬉しいですね。


日本の様々な県から14の団体が参加します。

新潟県はその中でも一番多い4団体が参加!私たちの他に古町芸妓、白根の大凧、アニメが参加。日本の地域の伝統文化がパリに紹介され、様々な催し物が行われます。そんな中、鯛車も選んでもらい光栄ですよね。


そしていよいよ無事に到着した鯛車を箱から出します。この中に20台の鯛車が入ってます。隣の大量のエビアンも気になりますが。


中はこの通り。一回パリの空港で開けられたため少し雑な感じ。。。


会館のスタッフの方も手伝ってくれてみんな故障もなく無事に届けられました。ソケットを抜かれた以外とくに問題はありませんでした。


女性陣は翌日に使うペーパークラフトの見本づくりに没頭中。


会館の方から見たことのないレモン味のエビアンもらいました。甘さ控えめですごく美味しかったです!

そんなこんなで初日は半日で終了。そして午後から今回唯一の自由時間でした。半日だけでしたが、とても貴重な時間でしたよ。私と妻は2人でパリ市内を散策へ。


妻がどうしても行きたいと言っていたラ・デュレというマカロンのお店に行きました。東京にもあるみたいですが、すごく美味しかったです!


そして私が今回行きたかったポンピドゥーセンター(国立近代美術館)へ。


目的は大好きな日本を代表する建築家、安藤忠雄さんの展覧会。こちらもジャポニスムの特別展です。


これは安藤さんのサイン。模型のひとつひとつに手書きのイラストが書いてあったのでプレゼンでもあったのかもしれないですね。


私は安藤さんを知ってから建築分野が好きになりました。私にとってすごく影響を与えた尊敬する建築家の1人です。海外での安藤人気はものすごくて平日の昼間なのにものすごい人でした。

そして帰りに夕食を食べようとしたのですが、どこのホテルも敷居が高く、ホテルの近くの食堂的な地元の人が入るようなレストランに入りました。そしたらなんと店員さんが日本語ペラペラ。日本に住んでいたこともあり、奥様も日本の方でした。おかげさまでフランス語の難しいメニューも全て紹介してくれて食べたいものをたくさん食べれたし、そして安い。チップもいらないよと言われました。パリにいるのにとても安心して2人で夕食を食べれるなんて夢のような時間でした。


パスタ、野菜とお肉の煮込み料理。他にもたくさん食べました。とても美味しかったです!


店員のももちゃん(そう呼んでくれと言われました笑)とお店の前で。

半日でしたがたっぷり充電もできて、楽しいひとときでした。明日はいよいよワークショップ本番です!!

つづく。

鯛車ワークショップ in パリ(Part 1)

Taiguruma Workshop in Paris 2018 (part 1)

だいぶご無沙汰しております。。。(遅くなりましたが)今年も宜しくお願いします!!
最後に更新したのは9月だったんですね。10月から2ヶ月間でフランス、アメリカ、そして地元巻の鯛車教室と怒涛の日々でした。プロジェクトを始めてからこんなに忙しい時期はおそらくなかったかと思います。ですが、非常に濃い体験をさせていただきました。久しぶりの投稿ですが、しっかり記録してきましたのでこれから長くなりますが、お付き合いくださいね。

まずは10月に行ったパリとナントでの活動についてです。前にもお知らせしましたが、日本がフランスのパリで様々な文化を紹介する「ジャポニスム」というイベントに参加させていただきました。
その足で新潟市と姉妹都市提携を結んでいるナント市に行きました。ナントの話はまた後日に。

私が初めてパリに行ったのは2006年。あの頃はまだ鯛車の活動を初めて間もない頃でしたが、次は絶対に鯛車を連れて行く!と意気込み4年後の2010年の新婚旅行で妻の反対を押し切り持って行ったんですね。鯛車をフランス在住の方に届けるはずだったのですが、ちょうど仕事でポルトガルに行ってしまい、日本に鯛車を持って帰ってきましたっけ笑 でも初めて鯛車がヨーロッパに行きルーブルの前で写真撮影もできた記念の年になりました。


これが2010年にルーブル美術館の前で撮った鯛車の写真です。

さらに野望ができて、いつかたくさんの鯛車を連れていきたいという夢がこんなに早く叶うとは!あれから8年が経ちましたが、プロジェクトのメンバーのみんなの協力もあって20台の鯛車をパリに連れて行けることができました。

ただ、残念なことに私の娘をパリに連れていけないことに。だいぶ粘ったのですが、受け入れ先のところから子どもの付き添いは例え自費だったとしても認められませんでした。国の代表としていくわけですし確かにテロなどの危険もありましたから、いろんなことを想定されてのことだと思います。このパリの企画は妻が話を持ってきたものですし、楽しみにしていた妻をまさか置いて行くことはできませんでした。そこで仕方なく実家と義理の妹の家に娘を預けることにしました。初日は泣いて電話してきましたが、あとはもう慣れたようで楽しくやっていたようです。一週間本当によく頑張った。こんなところで娘の成長を感じることにもなりました。

そして悲劇はさらに続きます。。。日本から発送した鯛車20台がパリの空港で止められてしまいました。なぜかというと鯛車の中に入れていた電球ソケットがフランス国内で持ち込む許可が取られていない、家電扱いになってしまったんです。毎年アメリカには普通に持っていけたので完全に油断していました。梱包していた鯛車の中を開けられ、電球ソケットは全て没収されてしまいました。

そんなときに救世主が!!!!
ガルベストン委員会の方からパリ在住のお友達を紹介してもらったんです。しかも今回イベントをする会場で働いている方だったんです。メールでやりとりをして鯛車に入れる電球ソケットをパリで用意してもらうことになりました。この方がいなかったら今回のプロジェクトは達成できなかったです。本当に感謝しております。

前段が長くなりましたが、なんとかパリへ出発することに。新潟から新幹線で成田へ向かいそこからまずはフィンランドで乗り継ぐことになりました。


フィンランド空港はムーミンやマリメッコのお店がありましたね。飛行機の外から見ると10月なのに雪が積もってました。


そして無事にパリのホテルに到着。ここホテルのロビーなんですよ。街の中にいるような不思議なつくりでした。今回のメンバーは私、妻、皆川さん、そして鯛車東京支部の西さんです笑

今回のパリでのイベントは、2年前に西さんと一緒に新虎の鯛車ワークショップで考えたものをヒントにしました。今回は西さんの力がかなり大きかったように思います。

そして着いたばかりで外に出る気力もなかったのでホテルのレストランで食事をして翌日に備えました。翌日からパリでの活動がスタートします。

つづく。

「鯛の宵de酔の宵」2018報告。

Taiguruma event of the fall is reported.

「鯛の宵de酔の宵」無事に終わりました!
今年は酔の宵というイベントと合体してから3年目。今回から運営側から離れ、鯛車の貸し出しメインでイベントをやらせていただきました。(当日いつもとやっているは同じなんですけどね…汗)一緒に活動してきた中吉川APはアパートの中にロケットストーブ(後ほど紹介しますね!)の管理を中心にしたので、今回はメイン会場である中吉川の蔵は昨年からイベントに出てもらっている新大のみなさんにお願いしました。あとはほぼ昨年と同じでしょうか。
今回も撮影は現在鯛の蔵で写真展が好評開催中の石田くんにお願いしました。それでは様子を見ていきましょう!


今年は60台貸し出し用意しました!


プロジェクトメンバー(背の高い男性陣笑)の奮闘中の図!


そして割引チケット今年もすぐに完売しました!120人以上いたってことですよね汗


そしていよいよ始まりました!あいかわらず西方さんの凧行灯(凧の和紙を再利用してつくった行灯)が大活躍!右上のアパートの壁に投影した市役所チーム作成の映像も素晴らしかったです!


蔵の中では新大生がプロデュースした音楽イベントが開催されました。(貸し出し時間とかぶったため観れませんでした泣)


鯛車の貸し出し絶好調。なんと今年は150人が借りました。これは過去最大!!


プロジェクトのメンバーも大忙し!!今年は休憩する時間もありませんでしたね。


鯛の宵限定の貸し出した方に記念撮影をプレゼント!


こちらは参加店の「はますし」さん。この日は家族総出でお手伝いだったんですね。


このチラシがなんとワンコイン!!一度でも食べてみたいです泣


こちらは料亭「三笠屋」さんのかにめし弁当。これもワンコインだなんて素晴らしい!即完売したとのこと。


あちらこちらに鯛車が!


こちらはスナックですね。ここでもワンコインメニューを楽しむお客さん。


お酒の会場も賑わってましたね。


スタンプを集めて抽選会場へ。豪華景品がいっぱい。鯛車は最後の方に当たったようですよ。


そしてこちらがさきほど紹介したロケットストーブです。5年前に鯛車長野教室で知り合った小池さんに何度も足を運んでつくっていただきました。この日が完成発表会。サプライズで小池さんが奥様と一緒にかけつけてくれました!


もちろん煙突もありますよ!冬になってストーブを使うのが今から楽しみです!これをきっかけに長野の人たちがたくさん観にきてくれたら嬉しいですね♪

今年もイベントはいろんなことがありましたが、なんとか無事に終わりました。もともと東浦通りに光をあてて、ここにお店を出す人たちが自主的にイベントができるようになってほしいという願いから始めた鯛の宵はいつのまにか町を巻き込んでの大きなイベントになりました。最初の頃と趣旨が変わってはいますが、たくさんの人たちが夜鯛車片手に様々な通りを歩いて楽しむ姿はいつ観ても嬉しいものです。きっと昔は日常的にこんな風景が観られたんだろうなと想像してしまいます。
お店は儲かっているのか、このイベントをやることでどういう効果が得られるのか、いろんな声はあります。すべての声には応えることはできないと思いますが、一人一人が自分の役割をきちんと持ってイベントに向かう気持ちが大事なのかなと思います。口だけではなんとでも言えます。でも実際にこのイベントをやろうという人たちが動かなければイベントは成り立ちません。だから参加してくれたお店の人たち、スタッフの人たちに感謝したいです。ありがとうございました!

写真展「巻のまち歩き」をレポート!

Town walk photographic exhibition of Maki,Niigata,Japan

8月13日のお盆から始まった鯛車復活プロジェクトで記録写真を担当している石田くんの写真展「巻のまち歩き」。毎週日曜日に好評開催中です。今回はこの写真展をレポートしたいと思います。

まずは石田くんがどんな人間かというと、控えめな超真面目人間です!
年齢的にギリギリかぶらなかったのですが、彼は私と同じ大学、学部でした。私は卒業制作で鯛車を選んだのですが、彼は巻の角海浜という町を題材として選びました。同じ町のものを選んだ時点で何か同じ匂いを感じました。ですがその石田くん、卒業してもしばらく鯛車復活プロジェクトには入ってこなかったんです。何かイベントがあるたびに遠くからこっそり見ていたそうです笑
これも石田くんらしい。

そんな石田くんの強みはやはり写真の中に写る独特の世界観だと思います。決してインスタ映えする明るくて綺麗な写真ではありません。私は写真に関してはど素人なので技術がどうとかはよくわかりませんが、石田くんの写真を見るとその1枚からいろいろな事を想像してしまいます。これはなんでなのかなと思ったら、やはり石田くん自体がなんどもその撮影場所に足を運んで人物だったら、その人たちとゆっくり関係を築く事からはじめ、風景だったら季節ごとに同じ場所になんども時間を変えて行くからこの世界観は生まれるだと思います。そしてこの前こんな話も聞きました。ある家族が毎年海水浴に行くのですが、その度に石田くんに写真を依頼してくるようなんです。これは究極の家族写真ですね。

そんな石田くんの写真展「巻のまち歩き」は毎週日曜日10時〜16時、鯛の蔵2階で開催しています。その他の時間も石田くんの都合がついたら開けてくれるかもしれません。何かありましたらご連絡ください。今朝、FMポートの朝の番組、モーニングゲートに出演したようです。(彼はあまり宣伝してませんでしたので代わりに宣伝します!09:20 マリーズセレクションに出ています!)今日のタイムフリーで聞いてみてくださいね。

そして石田くんに写真を撮ってもらえるチャンスが近々あります!先日こちらのニューストピックスで宣伝した「鯛の宵de酔の宵」の鯛車ブースで記念撮影と、鯛の宵の全体撮影の係になっているので、もし運がよければ石田くんに撮ってもらえるかもしれません!ぜひ石田くんに会いに鯛の宵へお越しくださいね!

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